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冬ロケット

作者: 秋葉竹




輝く雲の清しさに

ひとはポカンとみあげてる、

はるかに広がる蒼穹が

この地が星だと告げている。


烏も飛ばない冬の街。


ましろな雪はまだ残る、

歩道のはしや屋根のうえ、

悲しみよりも清らかに


風がかよわく吹くだけで

積もった雪は宙に舞う

きらめきだけが目に映る

死にゆく雪がそっと舞う


なにも云わない世界の影が

雪の在処ありかとなる真昼

神の住処すみかを問う真昼

空を流れる美しい雲。



夢、懐かしい、懐かしい

すべてが其処そこに還るのか


輝く雲の清しさに

ひとはポカンとみあげてる、

はるかに広がる蒼穹が

この地が星だと告げている。


烏も飛ばない冬の街。

ロケットだけが目に映る。






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― 新着の感想 ―
冬のしんと澄んだ空と雲をポカンとみつめてみたくなり 今日はよく空を見上げました。 懐かしいと思う心は雪をみている 故郷の雪とも思えたりしました。 >はるかに広がる蒼穹が この地が星だと告げている。…
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