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過去の記憶

今から1000年前、この世界クレイナが壊滅の危機に訪れた。

世界の魔力暴走が原因で世界中がその壊滅をただ見るしかない状況だった。

その中で勇者、フェンネルはある決断をする。

「ゼシア、このクレイナを救うためには俺とお前の力が必要だ。」

ゼシアは笑顔で

「フェンネル様のためならいくらでも協力しますよ。」

と言ってきた。

それでもフェンネルは悲しそうな表情で

「クレイナを救うためには魔力暴走で出ている魔力を俺達二人の魔力で沈めないといけない、でもその魔力はあまりにも強大すぎて俺達は少なくとも1000年はこの世にはいられない。」

ゼシアは表情を固めながら

「フェンネル様の記憶はなくなるんですか?」

「そこは大丈夫だ。記憶の保持を合わせて1000年といったところだからな」

そう言うとゼシアは表情を和らげ

「じゃあ大丈夫です!私はいくらでも協力しますよ。!」

そう言うとフェンネルは決心したように

鎖の剣を持って

「1000年後に迎えに来るからね」

と言うとゼシアはにっこりと笑って頷いた

鎖の剣がフェンネルとゼシアの体を縛り魔力を吸い取っていく。

ゼシアは魔力がこの世のものとは思えないほどあるため1000年はここに眠りにつき安定した魔力を供給していくのだ。

フェンネルは今の魔力暴走を止めるため、すべての魔力を一気に使う

フェンネルが消えかけているその時ゼシアが

「1000年後、迎えに来たとき、私と...」

フェンネルはその言葉に驚き最後に

「ああ」

と返事をし、フェンネルは消えた。

ゼシアも深い眠りについた。

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