#1 転生ってこんな感じなんすね
目が覚めると俺は・・・見知らぬところにいた
「ここ何処だよぉぉぉぉぉぉ⁉」
いったんここまでの経緯を整理しろ・・・
俺こと渡辺海翔(16)は日本のとある一軒家でニートしていた。高校に通っていたが自分に合わないと思い中退した。それ以降生活バランスが崩れに崩れ目を瞑りポックリとあの世に現着した・・・と思っていたが周りを見渡せばめまいがるほどの草原が広がっている。
「これ…あれか?異世界転生ってやつっすか?」
・・・まてよ?こういうのって大体転生者にはスキルがあるもんだろニート時代に死ぬほどゲームやら漫画やら読んできたからな・・・なんかゲームみたいにメニュー画面とかあったらいいんだけど・・・
〈ウィーン〉
「ウワッ⁉びっくりした…なんだこの音・・・!?」
画面にはInternetと書かれたSFチックな画面が描かれている
画面には『MAP』、『search』、『info』、『status』の画面がある
「なるほどこれがメニューなのか?…にしてはInternetとは書かないだろうに」
「そしてなんすか?Internetの上に書かれてるLv1って・・・レベルのことか?」
「とりあえずこのMAPってやつ押してみるか・・・」
〈ウィーン〉
「お?画面が変わった・・・」
画面には地図らしきものが映っている
「もしかしてこれマップか?マップだからMPAなのか・・・てことは残りの項目は英語から察するに『検索』、『情報』、『身体能力』、ということか・・とりあえず地図を頼りに近くの町みたいなとこさがしますか…と」
海翔は多分異世界であろう場所に転生した‼果たして目的の街的なとこまで行けるのか⁉
次回‼
【やっぱり異世界っすよね】
設定資料
渡辺海翔(16)
何の特徴も無いただのニート。しいて言えば運がいい
スキル:Internet
海翔のみに見えるネットだが日本のものとは若干違う