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ふとみるとそこには知らない人?
え、いやでも誰!ビックリしすぎて腰をぬかしかけてうごけないでいると
どうやら心の中に話しかけて来た感じだがその通りだった。話しかけられたのではなく
こちらの疑問を感じる心に入ってきたという、表現が正しい。というかこの人宇宙人?いや違う
天使でもないし…悪魔でも…
(私の名前はデイビス、リーク)
(以下デイビスでもいい)(君たちの語源でいうと霊界の案内人というべきか)
(そこの子はもう人間ではない正しく言うと元の人間ではない)
に心に語ってくる彼の言葉を信じるしかなった。にわかに信じがたいことが起きてるが
信じるしかないと思った。不気味な存在だけどなぜか心を許してしまうなんだか不思議な感じがする…
なんて心の中で呟いても彼の前では無駄だった。すぐに会話が続いた。
(人間よもう彼は人間ではない)
(どういう意味?
(君のその人間は愛犬である)
(愛犬?シバサ?)
(ぞくにいう転生だよ。あなたが以前飼っていた犬があなたの人間に転生した。
(ちょっとまてじゃお兄ちゃん、私のお兄ちゃん流星は何処へいったの?)
(それは私でさえわからない、何せこの地球の死者つまり魂を持つものを全てを私が見ているからね
しいて言うなら行方不明ってところだ)