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『今君と話せるのは、僕の周波数を君に合わせてるからで、君からでは無理だ』
はるかは『ラジオみたいね…』そう答えるとデイビスはまた消えていった。
(全くいつも勝手に消えるんだから。なんなの偉そうに。)
デイビスが消えてから、お兄ちゃんが足元に座った。
あ…そこに座るってやっぱりシバサね。
そう、シバサも犬の時代によくそこに座ってたわ、
飼い主の足元というか。人のいるところに来たがるというか…
って何か話しなさないよ!お兄ちゃんは、無言のまま私を見ていたが、しばらくすると無言のまま何処かへ行った。
まぁいいわ。どうせ話せっていっても話なんて通じないし、私はいったい何を期待してるのやら。
私は大学の準備をしながら、麻里子からの誘いのラインをチェックしてた。
麻里子:おっつ~、さっき光と週末の話をしていたんだけど、駅前のラーメン屋さんいくついでに
最近できたジェラートやさんに行く話になったんだけど来る?
はるか:
返信しようとしていたら
シバサが戻って来た。何かな?
って様子を見てみると。どこにおいたかわからなかったブラシを持ってきた。
ありがとう…、(正直探すのめんどいから後回しにしてたのに、でもその手間が省けたか)
いつのまにか頼んでもないけど、ブラシを持ってきてくれた。(かわいいとこは健在なのね)




