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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
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過去 -4-

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 お城のきらびやかな灯りから逃れて、お姫様は裏庭の隅で独り、泣いていました。お城の中では舞踏会が盛大に催されています。しかしそれは、人々が踊りを楽しむための場所ではありませんでした。そこにあるのは、誰かが誰かをだまし、陥れ、あるいは貶め、あざ笑う悪意ばかりでした。心優しいお姫様は、たとえそれが自分に向けられたものでなくても、お城に渦巻くむき出しの悪意に怯え、深く傷付いていました。美しいお城の灯りは、人々の影を濃く、はっきりと映し出していました。


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