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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
怪物
76/95

騎士 -1-

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 空から朱金色の光が降り注ぎ、日没が近いことを告げています。森は戦いの気配が満ちて、ピリピリと肌を刺すほどです。そんな森の中の、少し開けた場所で、一人の騎士が怪物を見つめていました。彼の率いていた警備隊はこの場所で怪物を見つけ、戦いを挑んだのです。そしてたった今、戦いは終わりました。荒い息を吐き、怪物が折れた槍を杖代わりにして、立っています。地面には、怪物に打ちのめされた兵士たちが倒れ、苦しそうなうめき声を上げています。

 騎士は怪物の戦いぶりを、驚嘆をもって眺めていました。すでに体中に傷を負いながら、十人以上の兵士を相手に、臆することなく立ち向かい、勝利したのです。そして何より驚いたことに、怪物は自分を殺そうと向かってきた兵士たちを、誰一人殺してはいませんでした。騎士は、今、目の前にいる、このみにくい怪物の中に、聖なる目的に身を捧げた真の騎士の姿を見ていました。

 騎士は腰の剣をすらりと抜き放ち、ゆっくりと怪物の前に歩みを進めました。


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