表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
63/95

現在 -31-

_____________________________________

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 ああ、いったいどうすればいいの?


 怪物は両手で顔を覆い、涙を流すお姫様を見て、思いました。


 たとえ私が兵士たちを蹴散らし、道を作ったとしても、この方が一人で逃げ延びることはできないだろう。


 ならばもはや、道は一つしかありません。お姫様を守りながら兵士たちと戦い、包囲を突破して山へと逃げ延びる。それがどれほど困難だとしても、他に方法が無いのであれば、迷っている暇はありません。

 怪物はお姫様の手を取り、あふれる涙をそっと拭うと、その紅い瞳を見つめて言いました。


 私の傍から決して離れないでください。

 どれほど恐ろしくても、足を止めてはいけません。

 私はこの手を離さない。

 あなたは、私が守ります。


 お姫様は安心したように微笑み、はい、と頷きました。

 そして怪物がお姫様の手を引いて、一歩踏み出そうとした、そのとき。


 いたぞ!


 槍を持った一人の兵士の目が、怪物たちを捉えました。


_____________________________________

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ