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過去 -27-
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何を?
壁の向こうの誰かは、どうやら城壁に体当たりをしているようでした。壁が揺れ、砂埃がパラパラと降ってきます。しかし、頑丈な石壁は崩れるどころか、欠けることすらありませんでした。それでも、壁の向こうの誰かは体当たりを止めません。
やめて、無茶だわ!
そんなことができるはずもない!
石の壁に体をぶつけ続けて、平気な人間などいません。お姫様は壁の向こうの誰かが傷付くことを怖れて叫びました。それでもなお、壁の向こうの誰かは体当たりを止めませんでした。
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