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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
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過去 -27-

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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 何を?


 壁の向こうの誰かは、どうやら城壁に体当たりをしているようでした。壁が揺れ、砂埃がパラパラと降ってきます。しかし、頑丈な石壁は崩れるどころか、欠けることすらありませんでした。それでも、壁の向こうの誰かは体当たりを止めません。


 やめて、無茶だわ!

 そんなことができるはずもない!


 石の壁に体をぶつけ続けて、平気な人間などいません。お姫様は壁の向こうの誰かが傷付くことを怖れて叫びました。それでもなお、壁の向こうの誰かは体当たりを止めませんでした。


_____________________________________

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


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