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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
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過去 -23-

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 城壁の傍で、今日も怪物はお姫様を待っていました。しかし、普段ならもうとっくに現れても良い時間だというのに、お姫様の声は聞こえてきません。お城の雰囲気も普段と違い、どこかざわついている感じがしました。


 何かあったのだろうか?


 怪物は漠然とした不安を感じ、お城と外を隔てる石の壁に手を触れました。


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