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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
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現在 -18-

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 追っ手たちは、急に森の中が真っ暗になったことに驚き、立ち止まっていました。ついさっきまで、木々の葉の間から太陽の光が射し込んでいたというのに、今は完全な闇に閉ざされています。まるで木の葉がわざと光を遮っているかのようで、昨夜に追っ手たちを襲った急激な眠気と同じような不気味さを感じている者も少なくないようでした。追っ手たちはどうにか松明を点けると、真っ暗な森の中を見渡しました。光が射さなくなった以上、太陽の位置から方角を確認することはできません。追っ手たちは木に傷をつけたり、岩に目印をつけながら、怪物たちを追い込むべく、再び歩き始めました。


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