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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
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現在 -16-

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 お姫様は首飾りを外すと、迷わず妖精に差し出しました。妖精はそれをあっという間にお姫様の手から奪うと、魔法で小さくして腰の皮袋にしまいました。ほっぺたを赤くして、ニコニコしながらポンと皮袋を叩くと、


 これで契約成立だ。

 小賢しい悪知恵でいい気になってるマヌケなやつらに、

 人生は甘くないってことをしっかりと教えてあげるよ。


 そう言って自慢げに胸をそらしました。


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