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騎士と姫君  作者: 曲尾 仁庵
はじまりとおわり
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過去 -12-

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 気付かれなければいい。そう思いながら言った言葉でした。気付かれずに消えてしまえば、誰にも届かなければ、何も変わらずにすむのですから。でも、お姫様は言ってしまいました。気付かれてしまうかもしれない言葉。誰かに届くかもしれない言葉。そして言葉は、冷え冷えとそびえたつ石壁の隙間を抜けて、その向こう側へと届いてしまいました。


 壁の向こうにいる誰かは、こちらにいるのが私だと知って、どう思うだろうか?

 がっかりするだろうか?

 声をかけて損をしたと、忌々しげにこちらを睨むだろうか?


 声を上げてしまったことを強く後悔しながら、お姫様はぎゅっと目をつむり、ますます体を小さく丸めました。


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