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過去 -11-
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声をかけても返事はありませんでしたが、壁の向こうには確かに人の気配がありました。
怖がらせてしまっただろうか。
声などかけないほうがよかっただろうか。
そんな後悔を感じながら、怪物はじっと、壁の向こうの誰かの返事を待っていました。
どれほどの時間が経った頃でしょうか。怪物の耳に、聞き逃してしまうほど小さくか細い、震える声が届きました。
あなたは、だれ?
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