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王様叱られる

王様の歳は…

「貴方って方はなんで黙っていたんですか?前もって言っていただければ、対応できたものの!!ていうか、そもそも『セキリョク国王室の花を一輪こちらで愛でたく思う』何て書いたんですか!!先程は、挨拶だけですみましたけど、明日からの二国間の国交についての話し合いにも影響してきますよ!!」


宰相のルイに絶賛叱られ中なアルバート42歳です。セキリョク国の王宮から当てがわれた部屋に入った途端ルイの説教、いや有難いお言葉を頂戴いたしております。一応俺、国王なんだが…


「エドワードの姫様綺麗だったから自国にも欲しいなぁーと」


言った直後に盗み見たルイの顔が恐かったこと恐かったこと、あんまり怒ると禿げるぞ、最近気にしてるみたいだからな、今度髪に効く薬でも贈ってやることにしよう。


「アルバート様なぜ書く前に私に相談していただかなかったのでしょうか?さすれば、このような事にはならなかったのですよ。それとも、永年お側にお使えしてきましたが、私が気がつかなかっただけで、そういった趣味がお有りだったのですか?」


「そういった趣味とは?」

「自分の年よりはるかに下のお方がお好きなのかと…」


何をルイは言い出すかと思えば、そんな事ある訳ないだろうに、小さな時から兄弟のように側にいたお前が分からない訳ないだろが、いつも冷静なルイがそれだけ慌ててるってことなんだろう。


「確かに、シェリリィ姫は可愛いが」

「まさかっ「そんなわけないだろう、自分の娘には欲しいがな、うちには息子しか居なくて花がないからな。さて、どうしたものか?」


危うくロリコンにされてしまうとこだった、室内で話を聴いていた近衛のものまで、一瞬だが『まさかっ!!』って顔をしやがったのには焦ったが、それだけシェリリィ王女は可愛かったといことなんだろう。


「アルバート様それですよ。王子様との結婚というのはいかがでしょうか?」

「しかし、シェリリィ王女は8歳というではないか、さすがにまだ社交界デビューもしていないからな。う〜ん」


二人がどうするか話している時にノックの音がして室前を守っていた近衛兵士が入ってきた。


次話では王女様ターンのはず!!

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