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私はなんて、滑稽なのでしょう。

作者: 璃紗

神様…なんて、私は滑稽なのでしょう。

1人で帰ってくるはずもない友だちを待ち、

そのくせ、今、付き合っている友だちを嫌い、

すべて金だと、なくなってから実感し、

親には、嫌われる日々で。


――あぁ、私はなんて、滑稽なのでしょう。


帰ってくるはずもない友だち――

ねぇ、私、信じてたよ。

後悔どころじゃないよね。

すべてを委ねた私をあんな裏切りするなんて。

裏切りが大嫌いなことを知っているくせに。

許さないけど、大好きだよ。

――矛盾だらけな私。


今、付き合っている友だちを嫌い――

部活仲間で忠1から仲良し。

だったはず。

だけど、いつからか、私はあなたの性格が

うざかった。

成績が悪いくせに、

ヘラヘラしてて。

親から成績、成績って言われ続けてきた私に

受け入れられるわけないじゃん。

その馬鹿さがむかつく。

――人のせいにする私。


すべて金だと、なくなってから実感し――

今まで金じゃないと気持ちだと思っていた。

でも、所詮そんなのきれいごとに過ぎなかった。

金がなければ、何にもできなくね?

――家庭崩壊直前の家族。


親には嫌われる日々で――

お姉ちゃんのことは嫌いだから。

ママだけが私の実母だった。

ママのことを支えてきたつもりが

迷惑だったのかな?

ごめんなさい。

いい子になるから許して?

――自己嫌悪に陥る私。


滑稽な私。

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