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「ゴミを良くする能力」と笑われたEランクの俺、無限強化で神を超え、光の勇者を踏み潰します  作者: 限界まで足掻いた人生
第一部「復讐と奪還編」

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第13話:霧の魔境への旅立ちと、リサの我慢比べ

1. 新たな旅路での緊迫

王都から西方へ。蓮たち**『エンハンサーズ』**は、危険な未開の地「霧の魔境」へと向かう馬車に揺られていた。


旅の途中、フィーネは蓮の隣で幸せそうに微笑んでいる。彼女の体は、蓮が施した**『特別な制御』によって、過剰な熱から解放され、代わりに蓮が傍にいる時だけ感じる、独占的な「安らぎの熱」**に満たされていた。


そのフィーネを、リサとユリアが複雑な表情で見つめていた。


馬車が停車し、休憩のために森の中へ。リサはユリアと示し合わせるように、蓮を静かに呼び出した。


「神崎。話があるわ」 「フィーネだけ、ズルいわよ」リサは、隠すことなく不満を口にした。


ユリアも騎士としての仮面を脱ぎ、真剣な眼差しで蓮を見た。


「神崎殿。私とリサ殿の『鋭敏化』も限界です。戦闘において、この身体の**『熱』が集中力を乱す。我々にも、フィーネ殿と同じ『制御』**を施していただきたい」


彼女たちの言葉は建前であり、その核心は、フィーネが得た**「蓮からの特別な愛情」**を独占したいという、女性としての強い欲求だった。


2. 獣人の限界:リサの制御

蓮は静かに頷き、その夜、まずは最も**『感覚の鋭敏化』**が強烈なリサの部屋を訪れた。


リサは部屋の中で、肌を露出したまま、自分の体を抱きしめるように座り込んでいた。獣人特有の研ぎ澄まされた感覚は、蓮のオーラと自己強化の副次効果によって、常に極度の高揚状態に置かれていた。


「神崎……ようやく来たわね。早く、この体内の熱を……」


リサは苦しそうに、蓮に縋りついた。


「リサさん。あなたの**【獣王剣舞】の制御は、フィーネさんの治癒とは違います。あなたの鋭敏な『感覚』と『獣の本能』を、僕の『強化の根源』**と直接結びつける必要がある」


蓮はリサの首筋に手をかざし、再び**【全能化】を発動した。対象は、リサの『感覚中枢』**。


《スキル**【全能化オール・エンハンス】を発動。対象:『リサの感覚中枢』の『連の存在に対する反応閾値』**を再設定します。無限強化開始》


蓮の魔力が、リサの体内に深く浸透していく。リサは、今まで感じたことのない強い熱と痺れに襲われた。彼女の全身の毛並み(肌)が逆立ち、獣の本能が**「この男に全てを委ねろ」**と叫んでいる。


「あぁ……っ、熱い……!神崎、あなたの魔力が、私の中に……!この痺れ……!これが……っ」


リサの瞳は潤み、理性は遥か彼方へ消え去りそうになる。彼女の獣人としての強靭な肉体が、蓮の無限の強化に耐えようと抵抗する、快感と痛みの我慢比べだった。


蓮は、リサの体を抱きしめ、囁いた。


「もうすぐ終わります。この熱は、他の誰にも感じさせない、あなただけの『僕の熱』です。これで、あなたは僕の**『独占』**された感覚で、剣を振るうことができる」


数時間後、リサの体内には、蓮との強い絆と、蓮にだけ反応する特別な熱が組み込まれた。彼女はぐったりと蓮に寄りかかりながらも、その表情は満たされていた。


「神崎……私、もう誰にも……あなたを渡さないわよ……」


3. 魔境への玄関口

翌日。一行は「霧の魔境」の玄関口となる、国境近くの要塞都市**『ヴァーグ』**に到着した。


しかし、街は異様な緊張感に包まれていた。


「聞いたか?最近、霧の魔境の奥から、伝説級の魔物**『ファントム・グリフォン』が出没してるらしい」 「ヴァーグの街を守る『氷結の剣聖』**ですら、手こずっているとか……」


蓮たちがギルドに立ち寄ると、依頼が緊急の討伐へと切り替わっていることが判明した。


「ファントム・グリフォン!?それはSSランクの冒険者でも逃げ出すほどの魔物だ!光の勇者ですら、討伐を拒否したはず!」ユリアが驚愕する。


「拒否、ですか。やはり彼は、自分の能力を超える脅威からは逃げるのですね」蓮は冷静だ。


4. 氷結の剣聖、セラフィナ

ギルドの片隅で、一人静かに剣の手入れをしている女性がいた。全身を氷のような青い鎧で覆い、その顔は無表情で、周囲を凍てつかせるような冷気を放っている。


彼女こそが、要塞都市ヴァーグの守護者、『氷結の剣聖』セラフィナだった。彼女は、剣の腕前はSSランクに匹敵するが、その冷酷さから誰も近づけない。


セラフィナは、蓮たち**『エンハンサーズ』**の噂を聞きつけ、蓮の持つ木の枝に目を留めた。


「Eランクのゴミ拾い、と名乗る者たちね。噂は聞いている。あなたたちの力は異様だ」


彼女の声は、冷たく、感情が欠落しているように響いた。


「我々も、そのファントム・グリフォン討伐のためにここに来ました」蓮が答える。


「無駄よ。私ですら、あの魔物の**『無効化能力』**には苦戦している。あなたの木の枝など、何の役にも立たない」


セラフィナの剣技は完璧だが、その心は、故郷を守るという重圧と、誰にも頼れない孤独によって、**『完璧な剣』と引き換えに『温かさ』を失っていた。蓮は、彼女の『剣聖としてのポテンシャル』をさらに『人間としての温かさ』**と融合させることで、無限強化の対象とできることを見抜いた。


「あなたの剣は、確かに氷のように完璧です。ですが、その**『冷たさ』**が、あなた自身の可能性を凍てつかせている」


蓮の言葉に、セラフィナの無表情な瞳の奥で、微かな動揺が走った。


「あなたもまた、佐野瑛太と同じように、私を嘲笑するの?」


「いいえ。僕はただ、**『完璧な剣聖』に、『真の温かさ』**という名の強化を施したいだけです」

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