表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一欠片の勇気から始まるうさ耳少女の冒険〜今世こそ勇気を振り絞って友達を作ってみせます!!〜  作者: 氷河の一輪
第0章 受け継がれる一欠片の勇気

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/56

第18話 力を求めて

 題名少し変えました!

 デュランタさんはSSランクだけど、それは魔トレントを従え、【身代わり】スキルでほぼ無限に生き返ることが出来るから。だからその力を封じて戦う模擬戦なら、ランクはSに近くなるはず。それならまだ勝ち目はあるかもしれない。


 にしても、私はどう修行するべきかな? お母さんに火魔法を鍛えなさいって言われたけど、それはお母さんと戦うことを想定しているから。

 魔境の森の木である魔トレントは火で燃えない。その最上位種である魔樹木王(トレントキング)が燃えるはずがない。

 うーん、どうしたもんかな。火魔法を伸ばすか、お母さんの言いつけ(?)を破って火魔法以外の属性を伸ばすか、それとも魔法は一旦無視して肉体を鍛えるか……。


 私は何のために強くなりたかったんだっけ? その目的の最終到達点によって、今後の()()()()が変わってくる。

 なぜ鍛えるのか、それは自分の身を守るため。そしてお母さんが暴走して襲ってきても生き残るため。あわよくば私の力で暴走を止めたい。


――どんな理不尽な力が襲いかかってきても捻じ伏せられる力が欲しい。


 なら、デュレンタさんに勝つため()()のために他の魔法を伸ばしても意味がない。私はもっと先を見据えて力をつけなくてはいけない。負けったって構わない。恥を晒すのと死ぬの、どっちが嫌かって考えたら即答できる。いや、もちろん負けたくないし勝ちたいよ? 『こんな見た目ですけど実は前世で28歳でした⭐︎』とか言いたくないし‼︎ でも、死よりは良いよね?

 だから私は、火魔法を鍛える。どうやって戦うかは……まだ決めていない‼︎ 修行しながら考えればいいよそんなもんは‼︎

 それと身体能力も鍛えなくちゃね。デュレンタさんは木の幹や枝を伸ばして攻撃してくるはず。だからそれを避けるためにも最低限は鍛えないとね。今の私はただの器用貧乏らしいので……。別に根に持っている訳じゃないよ? 事実だし……ね。

 SSランクと聞いて思い出すのは孤高の銀狼王(フェンリル)……ソリテール。彼は強かった。私は人生初の敗北を経験した。彼のリベンジだと思えば良い。そのリベンジ、負けるわけにはいかない。そのとき私は何を思った? スピード、力、魔力量、決め手。全てが彼に届かず負けた。その足りなかったものをこの修行で力をつける。それでも足りないものは他で補う。


 そしたらやっぱり、戦闘系のスキルを手に入れなくちゃなあ。

 私は肉体の戦闘系スキルを持っていない。まあ強いて言うなら【身体強化】を発動できる【無属性魔法】と【体術】スキルなら持っているけど。

 でも私は【剣術】スキルや【短剣術】スキルなどを持っていない。武器を扱う系のスキルがあるのと無いのとじゃ天と地ほどの差がある。

 だから私は絶対にスキルを手に入れないといけない。でもさ〜今までずっと拳鍔を使って戦ってきたのにスキル手に入れられなかったんだよ? もしかして才能ない?

 スキルを手に入れるコツ、お母さんに聞いてみるか。



「ずっと使ってきたのにスキルを手に入れられていないの? それ、使い方が根本的に間違っているからじゃないかしらぁ?」

 oh……。

「武術や爪系の武器を扱うのは専門ではないけれど、スキルを得られる程度の技術なら教えられるわよぉ♡」

「ご指導のほどよろしくお願いしますっ!!」

「分かったわ。まずは座学からまいりましょう♡」

「座学!?」

「正しい知識を持っていたほうがスキルを得られやすく、レベルも上がりやすいからねぇ♡」

 し、知らなかった……。知ってたらもっとスキル得られたかなぁ? ……いや、私には正しい知識をくれる存在が居なかったから、そもそも無理か。



「まず爪の武器について話すわぁ♡」

 そう話すお母さんの顔には眼鏡が……。どこから出てきた?

「爪系の武器とは、身体に直接装備するような武器のことを言うわ。パープが装備している拳鍔も爪系の武器に分類されるわぁ♡」

 へぇ。直接装備するから名前が爪なの? 安直なような分かりづらいような……。

「爪系の武器を装備するからには武術もしっかり学ばないといけないわよ? あくまで武器は補助道具でしかないわ。戦闘中で壊れることもあるし、頼りきらないこと!! 分かった?」

「あいっ!!」

「よろしい、じゃあ特別に……私の花の結晶で武器を作ってあげるわ」

「??」

「私の花は魔力の塊のようなもの。長年枯れずに咲き続けた花は結晶となり、オリハルコンには劣るけれどそれなりの硬さを誇るわ。多分、本人の強さ次第でSSSランクの魔物も粉砕できると思うわぁ♡」

「ひぇぇ……」

 SSSランクの魔物を粉砕できる硬度!? そんな武器あったら最強じゃん。それでもオリハルコンに劣るって、どんだけオリハルコン凄いんだよ……。

「加工は任せて!! とびきり可愛くしてあげるからぁ♡」

「ありがと、お母さん!!」

「ふふ、感謝するのは早いわ。これからみっちりばっちし武術について教えるからねぇ。あ、魔法の修行も怠っちゃだめよぉ?」

 ま、マジですか?

 笑顔が怖い。これ、私休む暇ないかも。



♢♢♢



【名前】パープ(・ステラ) ♀

【種族】兎獣人

【年齢】6

【魔力値】210/210◁10up

【体力値】200/200◁80up

【スキル】

鑑定Lv2 火魔法Lv3◁2up 水魔法Lv1 風魔法Lv2 地魔法Lv3 光魔法Lv2 闇魔法Lv1 無属性魔法Lv2◁1up 体術Lv3◁1up 爪術Lv2◁NEW 暗視Lv1 毒耐性Lv2

【ユニークスキル】

なし

【称号】

??? 転生者 王族 捨て子 神童 狼スレイヤー アムールの主

【総合戦闘力】701◁161up

【ランク】A?

――???のため、ステータスが???



 ふ、ふふ……。この6日間でかなりステータスが上がったぜ。

 この体力値の上がり見てよ? やばいでしょ? これでどれだけお母さんの修行がスパルタだったか分かるよね?

 辛かったけど、確実にためになった。これを土台にして、私はもっと強くなりたい。さすがにアムールの総合戦闘力(930)は超えたいなぁ。一応私はアムールの主(?)だしね。ま、主になっちゃったのも事故っぽい感じあるけど。

 てか主とか関係なしに、アムールは友達だから、負けたくないもん!!


 魔法も自分なりに色々考えてみた。正しい知識がある方がスキルレベル上がりやすいらしいし。

 中・高校で学んだ化学の知識を頑張って思い出しながら魔法を使ったら、一気にレベル3まで上がったよ!!


 まぁ、武術も魔法も良い感じに上がりはしたけど、このままじゃデュランタさんには勝てない。火魔法は最低でもレベル5くらいないと攻撃が通らないし、爪術もレベル4は必要。全てが足りない。どうしたもんか……。

 何か、()()の一撃が必要……。


 こういう時は強い人の戦い方を真似しよう!! 今まで会った中で一番強い人はお母さん。お母さんはどんなふうに戦ってた?

 遠距離で蔦攻撃。蔦で首絞め。蔦で打撃。oh、全部蔦やん。

 いやいや、もっと他の攻撃があった。

 そう、武術の修行のときにお母さんが使っていた()()技。あの技が使えればきっと、勝てる。

 残り1日で使えるようになるかは分からない。もしかしたら体術の修行を続けた方が、勝てる確率が上がるかもしれない。

 それでも私はチャレンジしてみたい。だって出来たらかっこいいから!!



♢♢♢



「それでは、パープVSデュランタ、模擬戦開始っ!!」


 絶対に負けない、負けられないっ!!

 体育祭と文化祭、キツかった〜!! なんと学年リレーに出場して1位とりましたっ!!

 すげーって思ったらブックマークと評価よろしく!! 思わなくてもして欲しいけど!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ