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黒幕

 福岡軍が山口県から完全に撤退して福岡県は全地域に対して不可侵条約を結んだ。そして山梨県に対しては同盟を結んでほしいとの通達が起きた。

 仁はこの条約を快く受け入れて福岡県に対してもさまざまな支援が始まった。

 こうして日本は愛知県以外山梨県と同盟を結ぶこととなった。仁と早苗はそのことを受けて愛知県との対応をどうするのかを話し合っていた。

「知事。私は愛知県とも戦争をせず同盟を結びそして日本を統一したいです。」

 早苗のいったことは仁も同じことを思っていた。愛知県と戦争をせずどうやって同盟を結ぶか考えていた。


 愛知県は戦争はしないが軍を整えていて戦力も増やしている動きが見えた。いずれ戦争になることは今の段階でもわかっていることだった。

 けれど二人はどうしても戦争はしたくなかった。山梨軍は100万人の兵がいるがその兵をもう戦争に巻き込みたくはなかった。


 二人はいくら考えてもいい案が出てこなかったので気分転換に二人で武田信玄公が祀られている神社に行くことにした。


 二人は神社に行き拝殿の前でお参りをした。そして今の悩みを伝えた。その時二人同時に眩暈がし意識が遠のいた。


 気がついたら何もない空間にいた。そしてその向こうには武田信玄がいた。

「仁、早苗。久しぶりじゃのう。無事に突き合えたのか。それはよかった。」と信玄公は二人に話しかけた。

「その件は本当にありがとうございます。仁さんを転生していただきありがとうございます。」

「いいさよ。何せこの世界でのわしの子孫なんだからそのくらい簡単じゃい。」


 信玄公と早苗の会話を聞いていた仁は色々ツッコミどころがあったが頭の中で理解した。早苗が信玄公の末裔だから信玄公に色々頼めるのも納得した。

 そして仁は信玄公に本題を聞いた。

「信玄公。今山梨は日本を平和にする一歩手前までかかっています。できれば争いをしないで愛知県と同盟を組みたいです。どうしたらよろしいでしょうか。」

 信玄公は仁の話を聞いて少し考えた後解決策を話した。

「愛知県はな。隆が裏で操っててな。そして隆はこの前の一件で死んでいると思ってると思うが実は生きているんじゃぞ。」

 信玄公の言葉に仁と早苗は驚いた。隆は確かに仁が首を刎ねた。それなのになんで生きているのかが理解ができなかった。


 そんな二人の様子を見た信玄公が言葉を続ける。

「この前殺した隆は隆の別の肉体であるんじゃ隆の本当の肉体は富士山の近くにいたんじゃ。しかし山梨を追放されてからは愛知県にいき裏で愛知県知事をコントロールしている。愛知県があんなに軍事力を伸ばしているのは裏で隆が絡んでいるからじゃ。」

 二人はなるほどと納得をした。隆が全ての黒幕。隆を倒さなければならない。そう思った。

「私からもお願いする。隆を倒してほしいのじゃ。奴は日本を恐怖で統治しようとしておる。それは私も望んではいない。隆は名古屋市から出てこないと思うからワシが無理やり山梨に飛ばしてやる。そこで二人で協力して戦ってくれ。厳しい戦いになると思うが二人ならできると信じておる。二人とも生きて幸せになってくれ。」


 信玄公の言葉を二人は噛み締めた。これが本当に最後の戦いになる。二人はそう悟った。


「それじゃあ頼んだ。仁。仁の特力にはワシの力が存分にある。それを存分に使ってくれ。それじゃあもとの世界に戻すぞ。」

 信玄公がそういうと再び意識が遠のく。


 二人が気がついたら神社の拝殿前にいた。早苗と仁はお互いに見つめ合い頷いた。


 その後二人は晩御飯を食べにいつものお店に行っていた。そこで食事をしながら話をしていた。

「仁さん。ついに最後の戦いになりますね。私たち勝てますかね。私正直不安なんです。隆の能力は正直チートすぎてどう勝てばいいのかわからないです。前回は運良く勝てたと思ってます。しかも今回は隆の本体と戦うので前よりも兄弟になっていると思ってます。」

 早苗は不安そうな顔をしていた。仁はそんな早苗を優しく見つめ言葉を発した。

「絶対に大丈夫。大丈夫と思えば何にでもなる。必ず勝て日本の平和。そして二人で幸せを作っていこう。自分に任せて。」

 仁の表情から安心感が伝わってくる。仁なら絶対にやってくれる。それを私が全力でフォローする。そう誓った。


 二人はお店を後にして二人が住んでいる家にいった。いつもは別々の布団に寝ているが今日は一緒の布団で寝ることにした。互いに今日は一緒に寝たい気分だった。

 二人は互いの体温の温かさを感じながら眠りについた。

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