日本の統一に向け
岐阜県防衛戦争から半年が経とうとしいた。東京都と神奈川県の建て直しは藤のおかげで順調に進んでいた。そして雇用促進の一環として東京、神奈川、埼玉県内でも山梨軍の募集をしており10万人以上の募集があった。
山梨県内やその他の統治している地域からも山梨軍の募集をかけ兵数は100万人に達していた。100万人の群を維持する費用の集めるため燃料の輸出を日本国内だけでなく他の国人も行っており国外への貿易にも力を入れていた。そのため山梨県は資金がさらに潤沢になっていた。そしてさまざまな地域への支援も引き続き行われていた。
周辺県の様子では最初宮城県は同盟を組むのに反対していたが山梨県の軍事力や支援する様子を見て同盟を結ぶことになった。そして有事の際はお互いにすぐに協力できる体制も整えていった。これで山梨県は東側の地域での敵対する勢力はいなくなったことになる。
また、その他の地域でもそれぞれの同盟を組む流れになっていった。兵庫県を含む中国地方の各県及び四国四県で同盟を組みその同盟と連合県との間にもあらためて同盟関係が結ばれた。
また。北関東3県内でも同盟が結ばれそこも連合県との間にあらためて同盟も結ばれた。
福井県、石川県、富山県の三県も同盟とまではいかないが互いに協力関係になることを締結し軍事、経済的に協力できる関係となってた。
これらの同盟や各県とも山梨県は山梨個人的にも同盟を結んでいき九州および愛知県、兵庫県以外の近畿地方以外の地域で実質敵対するところは無くなっていた。
それを受けて仁は各県の知事と会議を開きお互い平和条約も結ぶことにした。
これで実質争いが起きる可能性がある県は福岡県と愛知県だけとなった。
日本統一まですぐそことなった。しかし仁は日本が統一した際には自分はトップにならず国民の選挙によってトップを決めると考えていた。民主主義国家としての日本の形を再び取り戻すためにそうすることにした。
その思いで仁は政務に取り掛かっていた。この半年間は愛知県の動きもなく平和な日々が続いていた。仁はその間に山梨軍の強化や周辺県への支援を絶えず続けていた。おかげで山梨県を含む同盟県、連合県のGDPは増加していった。仁の手腕は山梨だけでなく全国から評価されていった。
そうして周辺との信頼関係の回復にもつながった。
そして早苗との関係も良好な関係が続き休みの日はデートを重ねていって仲を深めていった。そして二人で同居することにもなった。山梨県のトップとして、そして早苗の彼氏として仁は充実した日々を送っていた。
そんな順調に月日が流れたある時福岡県が山口県下関市に50万の兵で侵攻したとの情報が入った。そして下関市は一瞬で福岡県に占領されさらに山口県内に侵攻している。
これを受け仁は早苗と話し合いをした。話し合いの途中で山口県及び中国、四国地方の同盟から支援の要請が入った。
「知事。要請が来たのでこちらからも援軍を出しましょう。陸での兵の輸送は遅くなると思いますので新潟県に協力してもらい日本海を使って海から山口県に兵を送りましょう。」
早苗は仁に意見と言った。早苗の言うとおり兵の派遣は仁も考えていた。
「そうなると兵は派遣できて10万人が限界になるな。そしてその兵の指揮はいったん信之大将に任せるとするか。山梨の内政は安定しているから信之大将を向かわせても問題ないと思う。」
仁の考えに早苗も賛同した。早速早苗は軍に命令を出し援軍の用意をさせた。
仁も外務部を通じて新潟県に兵の輸送のけんを問い合わせていた。返信はすぐに返ってきて新潟県は許可をくれた。そうして山口県へ10万人の軍が派遣された。
兵を輸送する船は山口県長門市の港を目指した。山口県に着くまでの間信之は山口県知事と情報を共有し福岡軍の様子を調べていた。
現段階で福岡軍は下関市から宇部市に向かっている。そこで信之は山口軍に長門市に兵を輸送する輸送車を手配しそれを使って山口市中心部へ向かうことにした。そして中国、四国地方同盟軍も派遣されることが決まっているため山梨軍含め総勢30万の軍を集めることができた。
福岡軍は県庁がある山口市に侵攻してくると考えられたので山口市に防衛戦を敷きそこで福岡軍を削る作戦をとることにした。
そして長門市につき兵は山口軍の輸送車で山口市へ向かった。その間福岡軍は宇部市や市の周辺の街を占領していた。
信之はそれに動じないで山口市周辺に軍を展開して守りに徹することにした。
守りを固めているうちに福岡軍が山口市へと侵攻したとの情報が入った。信之は全部隊に戦闘の用意をさせて戦闘の準備を進めていた。
しかし福岡軍の動きは突然止まった。そして全軍撤退していった。信之はその動きを仁に報告した。そして信之自身も福岡の動向に目を向けた。
仁もその報告を受け福岡県の様子を伺っていた。そしてある情報が入ってきた。
福岡県周辺で戦争反対のデモがありそれで暴動が起きているとのことだった。その暴動は規模が大きく福岡県庁にも人が乗り込んでいる状況だった。
そしてその暴動の影響で戦争を継続すると九州の統治ができなくなるとのことだった。
そうしてその後すぐに福岡県から戦争の停止の打診があった。
それを受けて同盟県などは軍を引き上げていった。
仁はほっと一息ついた。どう言う状況であり戦闘が回避されたことは嬉しいことだった。
早苗も同じことを思っていた。戦争はできる限りしたくない。二人の思いが今回は通じたようだった。




