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研究成果

今までの経過と今後の方針を報告します

「さてシンジ、今日から2時間に限定してビジネスじゃ」スタージナス

「は、」


「まず初めにアナハイム社との件じゃ」

「は、なんなりと」


「いや、これはこちらからの報告、収支報告書を確認してくれ」


「は、・・・え?なんですかこの数字」びっくりシンジ


「其方の開発したどこでもゲートの収支報告だよ」


「し、しかしこの数字はあまりにもの荒唐無稽、現実離れしてます」


「嘘偽り無い実数じゃ」

「し、しかし・・・」


「そして右端の数字が其方の取り分、と言うか我が社から其方への

研究費だ確認してくれ」スタージナス


「こ、このような巨額ありえません」シンジ


「信じようが信じまいがこれは事実、すでに振り込み済じゃ」


「あ、ありがたきこと、これで我の大願成就に近づきました」シンジ

「だが、其方の夢達成にはまだまだ足りてないのも承知してる」


「しかし、私の想定額の数十倍、あり得ない数字に感謝してます」

「当分この数字は毎年計上される事だろう」スタージナス


「しかし、この額ではまだ不十分、新たなる手が是非とも必要なのだ」


「は、理解してます」シンジ


「アナハイムとの交渉は我がなんとかする、其方は研究だけをして欲しい」


「わかりました。必ずスタージナス様のご期待に添えるよう努力します」


「うむ、頼む、もはやシンジは我が社の全て全社員の命運が掛かってる」

「かしこまりました、お任せ下さい一命を賭して励みます」シンジ


「だが、8時間労働魔法は当分解かぬからな、其方に倒れられたら

我が社存亡の危機になるゆえ。覚悟するように」スタージナス


「はは、最近では短い時間で研究を集中する術を身につけました」シンジ

「そうか、それはよきこと」


「で、新しい研究はあるのか?さすがにどこでもゲートクラスは無理だろうが」


「はは、同時進行でいくつか研究してます、残念ながらまだ完成はしてません」


「うむ、概念だけでもよい」


「は、実はタイムマシンを開発してます」シンジ


「ば、馬鹿なそれは絶対に不可能なはず」スタージナス


「いえ、バーチャルタイムマシンなら可能です」


「バーチャル?なんだそれは」

「は、疑似体験です」


「どういうことだ?」

「は、今全世界には無限とも言えるほどの防犯カメラが稼働してます

その全アーカイブを継ぎ足し、ホストコンピュータで補完し空間再現します」


「なるほど、分かってきた。つまり過去映像の3D体験じゃな」


「御意、しかし全ては事実を元にした映像ですから犯罪捜査とかにも

十分耐えうる信憑性を有します」


「しかし、そんな事が可能なのかという問題と利益に繋がるのかという事

どんなに優れたアイデアでも採算が合わなければ実用化は出来ない」


「当分はアミューズメントパークとかでのアトラクションとして市場調査を

行います。また再現3Dの範囲を狭めれば安く出来ます」シンジ


「うむ、果たしてどのくらいの需要があるのか微妙だが面白い案ではある」

「将来的にはどこでもゲートの追加アプリとして2日前のどこどこに

行ってみるとかも可能になります」


「しかし、行ったところで本人はなにも出来ないのだろ?」

「残念ながらバーチャルですからパラドックスは起こせません」シンジ

「素行調査とか犯罪捜査とかの分野では効果ありそうだな」

「アリバイ工作などは不可能になります」シンジ

「うーむ、商談とかにもつかえるかもしれんな」


「はい、背後関係とかも掴めます」

「プライバシー侵害にならないか?」

「防犯カメラの映像です、街角を歩くのはプライバシー侵害にはなりません」

「たしかに・・・それを言ったら防犯カメラ自身が犯罪だな」スタージナス

「究極を言うと我らの目ですらプライバシー侵害です」シンジ

「うむ」


「結構需要あるかもしれんな・・・」スタージナス


「なんにしてもどこでもゲートみたいな革新性はございません」シンジ


「うむ、たいして利益は見込めないかもな」スタージナス


「次のアイデアです」


「うむ申してみよ」


「おいしいふりかけです」シンジ


「なんだあ?それは」

「は、テイロン産がなぜ美味しいかを以前から研究してました」


「で、なんだふりかけって?」

「は、名前のとおり料理が美味しくなる粒子を直接料理にふりかけるだけで

その料理が美味しくなります」シンジ


「だがそれはうま味調味料といって科学合成された調味料がすでにあるが?」

「いえ、それとは根本的にちがいます。似てるとすればナノポーションです」

「ほう、遺伝子を治して補完するというポーションの事か?」


「御意、料理に振りかけるだけで即座にうま味成分を調査し補完する

粒子です」


「ほう、それはなんちゃってタイムマシンよりも利益が見込めそうだな」


「実は応用が効きまして、自分の好みの味にすることも可能なのです」

「おおっそれは凄いかもしれんな」


「ですが・・・」


「なんじゃ?」

「昨日のここでの料理を食べて勉強不足を痛感しました」

「確かにな、所詮ニセモノはニセモノ、本物は本物って事だわな」スタージナス


「悔しいです、なぜテイロンに叶わないのか・・・」シンジ


「仕方が無い、テイロンは別物なのじゃ、しかしその技術は十分つかえると思う」


「昨日は使って見たのか?」スタージナス

「はい、こそっと自分の皿にふりかけてみました・・」

「で?いかに?」


「信じられない事に味が落ちました」


「ば、馬鹿な・・・」スタージナス

「遺伝子補完技術が逆方向に働いてしまい落胆してます」シンジ


「いや、違うな、もっと別な部分。例えば魔成分を包んでしまったのかも」


「なるほど・・・もっと研究したいところですが」

「昨日も言ったがテイロンのことはもうかまうな、うま味ふりりかけは

別物で考えよ」スタージナス


「そうですね、理屈にかなわない部分も残した方が良いですね」シンジ


「だが、そのうま味ふりかけもナノポーション技術の応用だとしたら

またしてもアナハイムと協議しなくてはならん、宿題を増やしおって・・」


「申し訳御座いません」シンジ


「いや、これは我が社に利益をもたらす技術、我にまかせておけ」スタージナス


「時間じゃ今日はこれで会議は終わり、又明日な」


「了解しました、頭切り替えて一生懸命遊びます」シンジ

「うむ、人間は切り替えが大事。そして遊びも一生懸命やることじゃ」


「うわーメリダ達の水着は眩しすぎる~」びっくりジパン

「なんでしょうテイロンはなにもかも眩しくする魔法がかかってますね」

驚くシンジ


「だからここが人気なのじゃよ」ご満悦のスタージナス


「確かにイーシャ様達も美しい。これは魔法ですね」タラン

「魔法なんかではありません、元が違うのです元が!」怒るイーシャ


「大王とウラアールもつれて来たかったなぁ」ジパン

「そうしたいのだが今回はシンジとのビジネスも兼ねてる次は連れてくる」

スタージナス


スタージナスは思い出す、初めてテイロンを訪れた時を・・


「確かにここに訪れた時になにかがピンと来た。そして無限の可能性も感じた

あれは予感とかではなく確信だったな」思い出すスタージナス


「スタージナス様はもういいと申されましたがなにかの秘密がテイロンに

隠されてるとしか思えません」シンジ


「神秘的ななにかを感じるな」スタージナス


さて2日目の会議


「其方は粒子関係のエキスパートだがそれでもウラシマ効果については

解明できないのか?」スタージナス


「は、なにかが人類の寿命遺伝子を破壊したもようですがその原因が未だに

判明してません」


「その寿命遺伝子とやらを補完、補正できないのか?」

「残念ながら未だに寿命遺伝子がなになのか解明出来てません」


「DNA配列は全て解明できてるはずだが?」スタージナス

「未知のなにかがあるとしか考えられません」シンジ


「つまり破壊されたなにかが分からなければ先に進めないのだな」

「御意・・・すでに人類の英知を越えてるのです」


「で、創造の雲・・・か」スタージナス


「は、AIならばきっとなにかヒントを与えてくれるはずです」シンジ


「その根拠はあるのか?」

「スタージナス様に教えしますが人類が過去に残した記録を手に入れました

それを解明する為に創造の雲の処理能力が必要なのです」


「なぜ過去が必要なのじゃ?」

「今ある人類史は大王が大幅に改竄した歪曲と捏造史、役にたちませぬ」

シンジ


「ばかもの、それは大王が人類の為になると作り出した物、決して人類に

損を与える物ではない」


「はい、それは承知してますがウラシマ効果解明には真実が必要なのです」


「なぜシンジがそれを手に入れた?」

「申し訳ありません以前にもこの件は不問と許可を得ています」

「うむ、そうであったな、では問うまい」


「恐れいります」

「とにかくその過去歴解明がどうしても必要なんだな?」スタージナス


「は、ガンマ線バーストが地球に衝突したときのデータ解析が必要なのです

ですがそれはあくまでも原因究明の消去法のひとつに過ぎないのかもしれません」


「うむ、解明イコールウラシマ効果解決とはならない可能性だな」スタージナス


「は、もしかしてウラシマ効果というのは森羅万象あらゆる神の法則の

複合技なのかもしれません。しかし科学が必ず不思議を暴いて見せます」


「そなたは神は科学と思ってるのか?」

「はい、神は科学で証明できると確信してます」シンジ


「方向性は分かった、我に出来るのは研究の全面サポートのみだ」

スタージナス


「は、必ずご期待に応えて見せます」シンジ


「で、これは我の提案なんだが」スタージナス


「は、なんなりと」


「やはり先端研究にアナハイムは欠かせない、来週の協議でこの件を

ダニア達に打診する予定じゃ」


「しかし、それでは私をかくまったスタージナス様の立場が・・・」

「もちろんシンジの名は伏せる、会社の研究という建前は崩さぬ」


「なるほど、でしらら・・」


「そのためにはアナハイムにも利益がなければ話は進まぬのだ」スタージナス


「当然です、私も今の成果だけで目標が果たせるとは思ってません」


「分かってるのならば話は早い、其方の過労は心配だが働いてもらわなければ

ならないという矛盾がこれからも続く」

「なにもかも自分の責任ですから・・」シンジ


「この先も困難が続くがお互いに覚悟して臨むぞ」スタージナス

「ですから・・・2倍活動法を認めていただければ」シンジ

「それはならんと何度言わす?」スタージナス


「我に言わせれば労働時間、いや研究時間が長ければ成果があがるという

法則は天才には似合わんと思うぞ」スタージナス


「私は天才などではありません。地道な研究の末に結果を出すタイプです」

シンジ


「うーむ、評価というのは内と外で全然違う典型じゃな」スタージナス


「なんと言われ様と私は天才型ではございません」シンジ


「では、もっと部下を信用して使う方法も探すべきでは?」スタージナス


「残念ですが私の計算スピードに皆はついてこれません」シンジ

「ふ、それを天才と世は言うのだがな」スタージナス

「聞けばメリダ達スーパーコンピュータですら煙がでるそうじゃな」


「それはいくらんでも大仰というものです」シンジ


「だが、メリダ達に直接尋ねた事があるがシンジの計算速度についていく

事が出来ないとぼやいていた。信じられないがな」スタージナス


「やはりアンドロイドは人間が作りし物なのです、人間はその計算の有効性を

即座に判断し本能で順番付けしますから」シンジ


「うむ、その件ダニアに進言してみよう」


「いま思いついたのだが・・」スタージナス


「は、なんなりと」

「其方の考え、アルゴリズムを取り入れたアンドロイドというかホストを

作れないのかな?」スタージナス


「はい、それは私も考えましたが開発費用と時間が「無限大」とでました」


「何事もそうじゃが100%を作るのは途方もない事になるが例えば90%で

いいのなら比較的安易なのではないのか?」スタージナス


「おお、その発想はございませんでした・・」


「今の科学ではシンジのオリジナルを人間バンクに保存出来てるのだから

オリジナルをもう一体コピーさせる、しかし、活動はさせずに内容をソックリ

アンドロイドに移植する方法ならばオリジナルに負担を掛けずに複数複製作成も

可能ではないかな?」スタージナス


「なるほど、それならば今活動してる私(コピー体)に影響を与えませんね」


「ダブルコピー体でオリジナルに負荷を与えるよりも現実的じゃろ?」

スタージナス


「御意、それならば2体3体と私のアンドロイドが補佐してくれますね」


「其方は自分が何体もいて不気味とは感じないのか?」


「何をいまさら、私は人間の心などはとっくに捨ててます。」


「で、あったな、ならば尚更アナハイムと仲良くしなければな」スタージナス

「ですね、今スタージナス様のアイデアを具現化出来るのはアナハイムしか

ありません」シンジ




「もーう、とっくにお昼すぎてますよ、約束守ってくださいね」

会議室をノックするイーシャ達


「いかん、うっかりしてた、もうこんな時間・・・確かに時間が短縮されてるのは

本当かもしれんな」スタージナス


「ですよね(^^)絶対に私は神の仕業だと思います2時間がこんなに短いはず

ありませんから」ニッコリ笑うシンジ


ビーチでくつろぐ一同


「しかし、ココのプライベートビーチは天国そのものですね」シンジ


「うむ、これは異世界だという話、もしかしたら本当に天国に移送

されてるのやもしれんな」スタージナス


「え?秘密島って解明されてないのですか?」シンジ


「うむ、テイロン300年の秘密と言う事で詳細は一切不明だし

その件不問と法律で明確化されてる。いくらUSAでも立ち入れない」


「こんな絵に描いたような楽園ってとても現実とは思えませんからね」シンジ

「うむ、現在10程秘密島は営業してるが全く別の場所に転送されるらしい」

「客同士が出会わないのですね」シンジ


「一度馬鹿者が手漕船で果てまで行こうと漕ぎ出したがおかしいことに

数時間漕いだら島がみえたそうじゃ、で、たどり着いたら元の島だったとか」


「おかしいですそんな手漕ぎの船で簡単に一周出来る程狭いとは思えません」

「不思議じゃな、確かに」


「不思議と言えばここは常に雲ひとつ無い晴天しかない」スタージナス

「そして夜は満天の星空しかありませんね」シンジ


「またしても馬鹿者が星の配列を調べたが地球のそれとは全く別だったらしい」

「その内馬鹿者が探査ロケット飛ばしそうですね」シンジ


「ふ、そのような科学は一切持ち込めないルールなのだ」


「そして、またしても馬鹿者が釣り糸垂らして魚釣ろうとしたが一匹も

釣れないそうじゃ網もしかり」スタージナス


「ですが、足元にまで小魚が見えてますが・・今もほら、あそこに」


「絶対に捕まえられないらしい」スタージナス

「だがな市長の話だと漁業権を持つ者には漁し放題だとか」


「不思議ですね・・・」シンジ


「テイロン産の魚貝類は全て秘密島で漁してるとの噂じゃ」

「しかし、漁師の姿などは一度も見ませんが」シンジ

「漁業専用の秘密島があるのだろう、勿論非公開でな」


「きっとどこかの惑星なのでしょう秘密島毎に結界があり

天気も人為的に操作し許可を与えた者のみ漁が出来る仕組みなのでしょうね」


「だから何度も言うが秘密なのじゃ、なにもかもがな」スタージナス

「いまでも下界と完全遮断されるので民間企業が商談目的やあやしい政治家が

密談とかに重宝されてるのだ」スタージナス


「ここから情報が漏れたことは一度も無いと評判ですからね」イーシャ

「観光一流、料理超一流、セキュリティ超超一流・・・流行らない理由がない」


「我が社もかくありたいものですね」シンジ


「うむ、其方のお陰で株価が上昇の一途頼りにしておる」スタージナス


翌日


「さて、会議も残り少ない今日からはアナハイムとの打ち合わせの準備を

行う、今日からは軍団全員が参加する」スタージナス


「は、」


「まずは、シンジの件だが今までの経過を全て包み隠さず話し、その上で

アナハイムとの協力関係を構築しなくてはならないと感じた」スタージナス


「御意、方向転換ですね」シンジ


「やはりシンジの存在を全面に押し出した方が得るものが多いとの判断じゃ

当初と方針が変わってしまったが覚悟してくれ」スタージナス


「わかりました、私の身はスタージナス様に預けています全く問題有りません」


「問題はアナハイムにニセシンジがいまだに在籍してること。これは特別背任罪

として場合によっては刑事告訴もされかねない重大案件じゃ」スタージナス


「ですが、別段アナハイムの情報を他社に売ったりとかのスパイ行為はしてません」


「ウソをつくでない!他社には売ってはないが其方自身の研究に流用してるだろ」

スタージナス


「それが事実ならとてもアナハイムと友好関係など構築できませんね」タラン


「うむ、諜報部員のタランが言うのだから間違いないな」スタージナス

「しかし、私の替え玉はアナハイムに多大な利益を生み出してます」

「確かに詳細を調べてるがアナハイムにとんでもない利益を与えてるのも事実」


「だが、情報を漏洩してる段階で背任罪は免れない」スタージナス

「わかりました、全ては私の責任、20億民救出解決後ならばいかような罪も

甘んじて受け入れる所存です」シンジ


「うむ、その方向で話を進めなければアナハイムは納得しないだろう」タラン

「大王はすでに知ってるが王立魔法院にもシンジの分身がいることをアナハイムに

知らせる必要もある、つまり全てを洗いざらい白状するのが最善手なのだ」

スタージナス


「はい、全てスタージナス様にお任せ致します」シンジ


「提出書の草案は出来てるのだな?」スタージナス


「はい、私が行ったこと全てがデーターで残っています」シンジ


全員にコピーが配られて検討する


「す、凄まじいな・・・犯罪のオンパレード」ジパン

「10回位は首が飛んでますね」イーシャ


「いやいや、私の計算では12回です」シンジ


「こらこら」スタージナス

「うーむ・・・マネーロンダリングと株価操作については参考になるな」

タラン


「駄目ですよ真似しては」キラン

「似た様なことはしてるような・・・」ジパン

「これ!ジパン人聞きの悪い事は言わぬように、我はつねに合法だからな」

スタージナス


「もちろんですとも。資産運用は頭脳戦、ギリギリの攻防なのですから」ヘッテ

「それ、ちっとも庇ってないぞ」スタージナス

「そもそも国家の中枢にいる民間人ってのがあやしさ満点ですからね」イーシャ

「それでは、そなたは完全に国の人間なのになぜここにいるのじゃ?」


「もちろん私達は公私の私、スタージナス様のメイドでもあり側室ですから」


「都合のいい話じゃな」苦笑いのスタージナス


「なによりもスタージナス様は国民に全て還元してますから」ネハ

「ふ、一見国民に尽くす輩こそが一番悪人と相場は決まってるのじゃ」

スタージナス


「それでも我々はスタージナス様について行きます」一同


「と、とにかくシンジの件については我々全員の共通認識項目じゃ。

決めた以上は一枚岩で臨むぞ、異存はないな?」


「あるわけがありません」タラン


こうしてテイロンでの一週間が終了した




テイロンはなにかとキーになってますめ

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