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2-34 管理室争奪したけど

~~~ ラプラス城:管理室前 ~~~~~~~~~

サララは3人の兵を連れ、管理室がもう目と鼻の先

というとろこまでに来た。

ついに最終目的地にたどり着いのである。

ここを制圧すれば全て終わる。


だが、サララの前に行く手をはばむ者がいる。

元自分の護衛であるアリーシャ親衛隊だ。

5体のウイングが管理室の前を占拠している。


彼らはフィジ国の軍人であり、

選び抜かれた精鋭揃いである。

サララが城を出来るまで共に行動した仲間でもある。

自分の死と共に、親衛隊は解散したものと

サララは勝手に思い込んでいた。

その彼らが目の前にいる。


サララ「私は、アリーシャである。」 (//∇//)


自分で自分の名前を堂々と叫ぶのは

意外と恥ずかしい。

凛々しく名乗るつもりでいたが、

いざ声を出したらはにかんでしまった。


親衛隊とは言え、フィジ国軍人だ。

フィジ国からすると現在は敵。

果たして彼らの忠義は存続しているのか否か。


♪ウィーン


親衛隊らのウイングのハッチが開く。

操縦席から人が出て来た。

それに合わせサララも彼らへと近づく。

懐かしい顔ぶれにサララは目頭が熱くなる。

そんなに長い間、離れてたわけではないけれど

もの凄く久しぶりに再会した感じがする。


5人共がウイングの横に位置づけ、膝まづいた。

サララは先頭のウィリーの前へと立つ。


ウィリー「アリーシャ殿。ご無事でなにより。

     我々一同、姫様が存命であると

     信じておりました。

     こうしてまたお仕えできること。

     光栄に存じます。」

サララ 「死んだって聞いてるでしょ。

     葬式もしてるし。私、偽者かもよ。」


ウィリー「我々をお試しになるか。

     姫様が身に付けておられる

     タグが何よりもの皇族の証。

     それは誰にでも装着できるような

     代物ではありませぬ。」


そう来たかとサララは納得する。

確かに影武者だったとしたら

このタグを付けることは不可能。

そんなところまで見てたのかと感心する。


サララ 「懐かしいわね。

     私もこうしてみなの

     顔が見れてうれしいわ。」

ウィリー「もったいないお言葉です。」


とりあえず、敵対する気はなさそうだ。

ここまでは皇族に対しての対応といえよう。

忠義があるか否かは別問題。

引き返してくれ突っぱねられ、管理室に

入れさせてくれない可能性はまだ残っている。

ゴクリとつばを飲み込み。

重要な一言を発する。


サララ 「これからも私に仕える気は

     あるのかしら。」

ウィリー「何をおっしゃります。

     我ら一同この身が灰になるまで

     お守りする所存です。」


この言葉を聞けてやっと安心した。

正直、彼らとは戦いたくない。

強敵だというのもあるけれど、何よりも

彼らは肉親に近い存在であったから。


サララ 「それが確認できればいいわ。

     一連の悲しい出来事に

     終止符を打ちます。

     再会の喜びは後にしましょう。」

ウィリー「我々は何をすれば宜しいか。」


サララ 「フリードを殴りに行く。

     ここ(管理室)に誰も近づけ

     ないよう見張ってて。」

ウィリー「かしこまりました。」


親衛隊の5人は、各自のウイングへと乗り込む。

と同時に、サララの後方の3名がウイングから

降り、銃を持ってサララの元へと集結する。


サララ「来なくていいのに!」

兵  「それはいけません。

    我らの役目です。」


サララ「いいけどさ。

    何があっても殺さないでよ。」

全員 「了解。」


3人共、銃を投げ捨て。

サバイバルナイフに持ち変える。


サララ「では行きましょう。」


サララは、管理室の前に立つ。

そして扉を開けると、フリード氏が待ってました

と言うような態度で立っていだ。


フリード「これはこれは姫様。

     まお会いできて光栄です。」

サララ 「あら、残念の間違いじゃないの?」


兵の3人はナイフを握りサララの前と左右に

陣取り戦闘態勢に。

相手は、フリード氏と助手の2名。

計7名がこの部屋にいる。

2人の助手も作業を止め立ち上がる。

フリードを含め3人は武器を所持していない。


フリード「本心ですよ。

     まさかマススフィアから

     逃げきるなんて、驚きを通り越して

     拍手者ですよ。」

サララ 「楽しそうね。」


フリード「ところで何をしにここへ?

     まさか世間話をしに来た

     訳ではないでしょう。」

サララ 「おバカさんには直接言わないと

     分からないようね。

     あなたを一発殴って、

     国際裁判に立たせに来たのよ。」


フリード「はははは。

     なぜ私が捕まらないといけない。

     何をしたと言うのかね。」

サララ 「王家の殺害。

     メーティスの個人使用。

     各国への勝手なエネルギー供給変更。

     そのたもろもろね。」


フリード「全て誤解なのだが。

     弁明のチャンスはあるのかな?」

サララ 「ああ、何も語らなくていいわ。

     どうぜあなた適当なことを言うだけでしょ。

     メーティスに全て記録が残ってるし

     あなたの記憶を採取すれば共犯者も

     分かるので。」


フリード氏が何かのボタンを押した。


フリード「楽しい会話はここまでにしよう。

     アストロ国とサイ国の光供給を

     たった今、停止させました。」

サララ 「あなた一体何がしたいの?

     いかれてるわ。

     そんなことで、私が動揺するとでも思う?」


フリード「この世界がフィジ国だけになれば

     紛争もエネルギー問題も全て解決できる。

     最後にアリーシャ殿に、世界平和になる

     瞬間に立ち会ってもらっただけのこと。」


サララが1歩前へ出ようとすると。

フリード氏は手にしてる起爆装置を見せる。

いったいどこを爆破するきだ。


サララ 「逃げて!」

兵   「我々は姫様の盾です。

     ここを動くことはできません。」


サララはフリード氏に目を向ける。


サララ 「脅してるつもり?」

フリード「どっちだと思います?」


・・・


サララ 「それでどうやって逃げる気?」

フリード「ここに居る人たちは全員バカですね。」


♪バー――ン


管理室内が大爆発を起こした。

フリード氏はサララがこの部屋へ来た時点で、

もう自分の未来はないことを悟る。

最後の悪あがきとして、サララと共に

自爆する道を選んだのだ。


爆風によって管理室の扉も吹き飛ぶ。

それを見た親衛隊のウィリーが

ウイングから急いで降りる。


ウィリー>>私は中の様子を見に置く。

     全員引き続き警護を頼む。

全員  >>了解。


爆発が起こったことは見れば分かる。

問題は中の人達はどうなったか。

いや、姫が無事かどうかだ。


ウィリーは入口から煙で充満する

部屋の中へと侵入する。

周囲に炎が上がって熱い。

本来なら入口から見渡せる部屋

なのだが煙で何も見えない。


サララ「うーー。」 (T_T)


姫の泣き声がする。

ウィリーはひとまづ安堵する。

声の元へと駆け寄る。

サララはしゃがみ込んでいた。

服装を見て大怪我はなそうだ。


ウィリー「姫様、ここから出ましょう。」


この状況で生きてるのは姫以外いない。

そう判断し、ウィリーはサララの腕を引き、

半ば強引に通路へと連れ出す。


サララ「もう。なんでみんなバカなの!」 (T_T)


サララ以外生存者はいない。

そして、最悪な事に管理室は破壊され

メーティスへの制御が不能となってしまった。


~~~ ラプラス城:正面広場 ~~~~~~~~~

サモスは、モカリス総長からの緊急通報を受ける。


サモス「姫殿。大変な自体となりました。」

ミュー「何かあったの?」

サモス「アストロ国とサイ国への光供給が

    途絶えました。」


♪ドーン


頭上で爆発音が鳴る。

その場の全員が上を見上げる。

管理室で爆発が起こったようだ。


ミュー「管理室が爆発したわ。

    もうメーティスを制御できないかも。」

サモス「予備発光に切り替えましたが1時間

    しか持ちません。

    このままだと500万人の死者がでます。」

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