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2-33 懐かしい人たちと再会です

~~~ ラプラス城:門付近 ~~~~~~~~~

♪バリバリバリバリバリバリ


グレーレグ20体、対レッドレグ60体の攻撃が続く。


ミュー「怪我人は大丈夫?」

ライト「OKだ」


ライトは怪我人の3人を足元に集め、応急処置をした。


ミューミューとライトは、レッドレグを盾にして

身の安全を確保している。

この戦いはいつ収束するのだろうか。

ライトは思う。今生きてることの方が奇跡だと。


多国籍軍は、国境の壁を盾にし身を潜めて

反撃の機会をうかがっている。

自分らも攻撃に参戦したいのだが、ミューミューと

ライトが敵との間にいるため攻撃できないでいる。


現在の状況は芳しくない。

グレーレグを1体破壊すると、城から1体が補充

されてくる。

そう、どんなに破壊しても敵は常に20体いるのだ。

対する我がレッドレグは数に限りがあるため、

徐々に(むしば)られ60体となった。


ライト「これは時間の問題だな。」

ミュー「正面口を閉めないと。」


ライト「敵の20体を倒さずに捕縛できなのか。」

ミュー「どうやって?相手は撃ってるのよ。

    こちらが撃たなければやられるし、

    逆に反撃したら倒してしまう。」


ライト「そんなことは分かってる。

    隅においやるとかできないのか?」

ミュー「できるかも知れない。

    その時20体が更に追加されるんじゃない?」


ライト「そうなのか?」

ミュー「可能性の話。更に20体増えたら最悪でしょ。」


ミュー>>ネロ、何かいい方法ない?

ネロ >>監視塔から周囲に配置したレグの制御権を

    解除すればミュー様が全て扱えるようになります。

ミュー>>それだわ。ネロ、ありがとう。


ミューミューは突入隊のだれかが居るだろう

監視塔へ通信を試みる。


ミュー>>監視塔、聞こえる?

監視塔>>こちら監視塔。どなたです?


ミュー>>今朝、サイ国まで一緒に同行した

    2人の女子の片方です。

監視塔>>ミュー様ですね。

    外の戦闘見えてます。


ミュー>>お願いがあるのだけれど、グレーレグの

    戦闘を止めることできない?

監視塔>>それが、先ほどから調べているのですが、

    出来るのか、出来ないのか、

    それすら分かりません。


ミュー>>サブモニタ見て?

監視塔>>見てます。


ミュー>>ジョブの一覧をすと何が表示されてる?

監視塔>>一覧出ました。一時停止中のジョブが1件。

    その他は沢山ありますが全て完了となってます。

    その一時停止中ジョブの詳細を見ると、

    見方が分からないのですが、おそらく

    城周辺のレグの配置と制御の関するようです。


ミュー>>凄いわ。そこまで分かれば十分よ。

    グレーレグは監視塔からは止められないわね。

監視塔>>そうなんですね。


ミュー>>一覧にないということは止める権限が

    ないということ。

監視塔>>なるほど。


ミュー>>一時停止中のジョブを依頼破棄して!

    ジョブの取り消しをして、許可すればいいだけ。

監視塔>>実施しました。状態が破棄へと変わってます。

ミュー>>ありがとう。


城の周辺にオブジェとのように置いてあったレッドレグ

とブルーレグ、およそ700体が命が吹き込まれたかの

ように稼働し始める。そしてミューミューのところへと

集結しだす。

そう、ミューミューが制御権を奪い遠隔操作しているのだ。


ライト「大変だ。全てのレグが動きだした。」

ミュー「安心して、全て見方よ。」


ライト「なぜそんなことが言い切れる。

    もしかしてお前が操ってるのか?」


集結した味方レグたちは、グレーレグへ攻撃せずに突進する。


ミュー「正面口を閉めてくる。」

ライト「危ない。止めろ。」


ミューミューはライトの話を聞く前に飛び出して行った。

グレーレグはミューミューの反応に気づき攻撃を加えるも、

集結する味方レグが壁となり彼女まで届かない。


そして、ついにミューミューは正面口を閉めることに成功。

と同時に、グレーレグへ一斉攻撃を命令する。

敵レグ20体全てを破壊し、鎮圧させることに成功した。


この状況を見て、サモス率いる多国籍軍も

城の敷地内へと入りミューミューと合流する。


~~~ ラプラス城:7階 ~~~~~~~~~

サララ達一行は、サララにしか知らない隠し通路を

使って敵レグに遭遇することなく、

7階まで到着することに成功した。

目的地の管理室はもう目の前。


だが問題はここからである。

もう、隠し通路は使えない。

正規の通路を使って、管理室まで行くしかない。


サララ達は、隠し通路の出口におり、

ここを出て通路を直進すればいいだけ。


管理室までの距離は700m。

その間に十字路を2つ通り抜けなければならない。

サララが見えるマップの範囲は500m。


マップを確認すると、進行方向にレグ10体、

後方に10体が配置されている。

通路を出た瞬間に前後から攻撃されることは確実。

応援のレグが呼ばれることを考慮すると、

飛び出したら管理室まで突っ走るしか策はない。

城内には1万体のレグがいるのだ立ち止まれば

そこでゲームオーバーを意味する。


せめて管理室までの状況が把握できれば

なにか対策が打てるのだろうが、

残り200mがどうなっているか分からない状況で

果たして飛び出してもいいものか迷う。

だが、よくよく考えたら、どのような状況だろうと、

ここを出て行くしか選択肢はないのだ。


ここにはサララを含めた5名と5体のウイングがある。

話し合いのもと作戦が決まる。

サララのウイングは後方の攻撃用に使うこととし、

サララ自身は兵4のウイングの足に捕まる。

その前を兵1、兵2,兵3の3体のウイングが

前衛となってサララを守る配置となった。

そして、管理室まで見向きもせずに進むことに。


ついに最終決戦だ。

とにかくサララが管理室にたどり着ければ、

全ての制御権を奪い返すことができる。

そしてこの忌々(いまいま)しい戦いが終結する。

4人の兵は覚悟を決めた。


作戦開始のカウントダウンが始まる。

5、4、3、2、1


隠し通路の扉が開く。

それに反応し、前後のレグ群が動き出す。

ウイングが生きよい良く飛び出すと同時に

双方の攻撃が開始された。


サララが遠隔するウイングは、反対方向へと走り、

後ろから追って来る10体のレグを攻撃する。

後方は、2体のレグを破壊することに成功したらが

ウイングは力尽き戦闘不能となった。


♪ドーーン


サララは後方の遠隔するウイングを自爆させた。

残り8体のレグが戦闘を停止する。

何体破壊出来たかは分からないが

後方からの攻撃を数秒間止めることに成功したといえる。

フォーメーションは、1体、2体、1体の順で進行。

そう、先頭のウイングは。レグ10体の攻撃を

一番浴びながら進んでいるのだ。


サララ>>先頭!危険です。脱出しなさい。

兵1 >>サララ様、希望を託します。


サララ>>脱出しなさい。


兵1 「うわーー!」


前方のレグは6体を戦闘不能にできた。

先頭のウイングは、残り4体へ突っ込む。


その横を残り3体のウイングが通り過ぎる。

4体のレグの内、2体は破損し戦闘不能に、

残り2体のレグは立ち上がる。


♪ドーーン


突っ込んだウイングが自爆した。

サララ(もう、なんでみんな自分勝手なの。)


問題の十字路は2つ通り抜けるも特に敵が隠れて

いることもなく問題なく通り抜けられた。

ラッキーだった。悪いこともあれば良いこともある。


管理室はもう目の前。

サララはマップを見て頭を抱える。

アリーシャ親衛隊が管理室の前で待ち構えていたのだ。

アリーシャ親衛隊ということは、サララの

元護衛官たちである。

果たして、仲間なのか敵なのかは判断付かない。


サララ>>ゆっくり進んで。

兵4 >>ですが。

サララ>>もう大丈夫。安全区域に入ったから。

    ここまで来ればレグ達は攻撃して来ないわ。


確かに後方には応援のレグが200体ほど集まって

いるが、管理室を中心に100m以内に入ってこない。

しかも、攻撃もしてこない。


兵4 >>正面のウイングは攻撃してきませんが。

サララ>>あれは、元私の護衛よ。


兵4 >>では味方なのですね。

サララ>>分からない。確認するから私を前に出して。


兵4 >>危険なのでは?

サララ>>殺すつもりならとっくに撃って来るわ。

兵4 >>了解。


サララが乗るウイングがゆっくりと先頭に出る。


親衛隊との距離20mの所で停止する。

サララはウイングから飛び降り、武器を持たず

手ぶらの状態で前へと歩き10mの距離まで

近づき立ち止まる。

相手方のウイングに乗っているのは、

自分に忠誠を誓った元メンバーであること事は

タグで確認済みだ。

少なくとも乗っているメンバーが変更されて

なかったことにサララは安堵する。

あとは敵対するのか否かだ。


サララ「私はアリーシャ。」

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