2-31 管理室へ
~~~ ラプラス城:7階 管理室 ~~~~~~~~~
フリード「アリーシャが生きていたとはな。
まんまと踊らされたわい。」( ^^)
助手1 「なんだか楽しそうですね。」
フリード「ああ。そうかもな。」
フリード(となるとナーシャも生きているってことか?
今は考えるな。
まづはアリーシャからだ。
向こうから来てくれるのだ!
好都合だ。今度こそ殺す。)
フリード「グレーレグを全体投入せよ。」
助手1 「了解。1万体を出撃指示しまいた。」
フリード(さぁ、面白くなって来た。
アリーシャ!グレーレグ相手にどう出るかな?
ナーシャを呼んで来い!
2人まとめて死んでもらう。)
~~~ ラプラス城:2階 監視塔 ~~~~~~~~~
サララを先頭に5名の突入隊は銃を構え、
2階通路を走る。
サララ>>管理室から私達の居場所って見えてるの?
ポポ >>いえ、ここにいる6名の個人情報をロック
しましたので確認できないはずです。
サララ>>でも部屋の扉を開けたらバレるでしょ?
ポポ >>監視データは500m以内であれば改ざん可能です。
隔壁や部屋の開け閉めだけでは気が付かれない
でしょう。
ですが隔壁によってレグの進行を止めたり
した場合は、レグの挙動から我々の存在が
把握されるおそれはあります。
サララ>>なるほどね。
サララ「全員聞いて?
私達の居場所が特定されないようにしてるから
私から500m以上離れないで!」
全員 「了解。」
高さ3m、横10mもあるスライド式の
大きな扉の前でサララは何も言わずに立ち止まる。
その動きに合わせ、メンバーはサララを包囲する
ようにして敵からの攻撃に備え銃を構える。
サララが壁のスイッチに触れるとその大きな扉が開いた。
サララ「これに乗って行きましょ。」
扉の奥は倉庫となっていて、50体のウイングが
格納されていた。
突入隊のメンバーが1人1体のウイングへと乗り込む。
サララは1人だけウイングの足につかまり
どうやら遠隔操作する方針のようだ。
そして、準備か終わるとサララを先頭に6体のウイングが
勢いよく倉庫から飛び出して行く。
ラプラス城は、城と言っても2500m四方の広さと
800mもの高さがある巨大建造物だ。
手軽に城内を歩き回れるようなところではない。
だからサララはウイングを使ったのである。
ポポ >>サララ様。1万体のレグが城内に放たれました。
新型のようで制御を奪うことの出来ないタイプです。
サララ>>私達に向かって来てるの?
ポポ >>現在100体ほどが監視塔を目指して進行中で
ありまして、約1分ほどで鉢合わせする模様。
その他は、城内に分散して配置するよう命令が
出されております。
サララ>>流石に敵のレグに見つかったら私達の
居場所がバレるよね?
ポポ >>その情報は改善できますが、レグの挙動不審
から、我々が特定されることは間違いありません。
サララ>>だよね。
ということは1体でも向こうのレグに
見つかったら逃げ切れないということね。
ポポ >>おそらく。
サララ>>分かったは、出来るだけ見つからないように
管理室へ向かいたいましょう。
ポポお願い。
ポポ >>了解しました。
サララ達は一本道の通路を走行中。
すると進行先の左側面にある扉が開く。
ポポ >>敵レグと遭遇するため。
100m先の倉庫の扉を開けました。
そこへ入ります。
サララ>>任せる。
ウイングはポポが遠隔操作している。
サララは捕まっているだけだ。
サララのウイングが、その中へと入って行くと
続けてメンバーもサララを追いかけ、
ためらわず中へと侵入して行く。
6体のウイングが入りきると倉庫の扉は閉まった。
サララ>>全メンバーに告ぐ。
返答ぜす。黙って私の話を聞いて。
もうすぐ敵レグがここの前を通り抜けます。
私が指示するまで音を立てないように。
もし敵レグに見つかったら1万体と戦う
ことなります。
心の準備をお願いします。
サララの視界左上に半径500m内の周辺マップが
表示された。
これば、ポポがサララの脳へ送り込んだ映像で
サララだけにしか見えてない。
そのマップに敵レグが表示された。
1体のウイングが戦闘を意識し両腕を正面の扉に向け
発砲の準備をした。
続けて4体も同じ行動を取る。
♪ギィィ。
隣り合う、2体のウイングの腕同士がこすれて
大きな音が鳴ってしまった。
全員は無言で唾を飲み込む。
サララ>>ポポ、今の音大丈夫?
ポポ >>わかりません。
サララ(ちょっと!
音出さないでって言ったでしょ。
もう。)(--#)
一本道の通路に100体のレグが密集して
走行してるのがマップ上で確認できる。
ついにレグ集団が、サララのいる扉の前まで来た。
サララ(お願い。止まらないで!)(>_<)
サララはマップを凝視する。呼吸が止まる。
サララの心配とは裏腹にレグ群は通り去って
行ったのである。
サララ(ふぅ。)
だが1体のレグだけがマップ上に取り残されている。
30mくらい通り過ぎたところでなぜか停止したのだ。
サララ(見つかったの?
なんで1体だけ止まるのよ。)
胸の鼓動が高まる。
サララ(もしかして1万と戦うの。)
沈黙が長すぎる。
メンバーたちはなぜ動かないのだ、と状況を掴めてない。
緊張が高まる。
問題のレグは、床を見つめている。
通路に落ちていた小さな金属片を見つけたのだ。
おそらくウイングの一部なのだろう。
それが何かを解析している。
レグは左右を確認するも壁しかなく部屋がないことを
理解する。
その金属片を腹へと格納し、問題なしと判断したのか
目的地へと走行を再開しだした。
サララにはその1体が何で止まって、
何をしてたかまでは分からない。
動き出しマップから消えたことは確認できた。
今度こそ一安心出来たと言える。
サララ>>もう。音を立てないでよ。
犯人 >>すみません。以後気を付けます。
倉庫の扉が開く。
サララ>>行くわよ。付いて来て!
全員 >>了解
先ほどと同じ編成で、サララを先頭に
7階管理室目指して進みだす。




