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2-24 テロが始まっちゃいましたよ

~~~ ラプラス城:敷地内の外れ ~~~~~~~~~

-- 戦闘ロボ出撃5分前 --


♪バリバリバリ (銃声)


ミューミューは走る。走り続ける。

一般人に被害が出ないように、

そして敵軍からの攻撃を少しでも避けるために

出来るだけ献花台から離れようとしていた。


ミュー>>ネロ!わたしの身体は大丈夫かしら?

ネロ >>弾が約100発ほど当たっておりまして、

    現在ライフは2つ減って8であります。

    正常な状態であると言えます。

ミュー>>分かったわ。


ミュー(とにかく時間を稼がなきゃ。)


~~~ 献花台付近 ~~~~~~~~~

♪バリバリバリ (銃声)


3人の軍人がミューミューを食い止めようと

足腰を重点に銃弾を撃ち込んでいる。

そこへライト隊長が姿勢を低くして姿を現す。

ミューミューの方からは、こちらへ

乱射している状況で、兵士達は全身を隠せる

ほどの盾を使って身を守っていた。


ライト「何をしている。

    3人もいて、なぜ少女1人を倒せない。」

警備1「すみません。すばしっこくて

    なかなか当たらないです。」


警備2「適当に撃ってる割には

    いい所に当ててくる。」

ライト「バカな事を言ってるな。」


ライトは、一歩引いて数秒間、少女と

わが兵の動きを観察する。

すると、ある事実に気づく。

少女は進行方向の先しか見ていない。

なのに、振り向くことはせず、見ないまま

銃口をこちらへ向けて適当に乱射してる。


だが、よくよく見ると適格なところへ

撃ち込んでいることが分かる。

それも正確に。

というのも、兵士が盾から顔を出そうとする

瞬間に盾の顔がある付近へ弾を当てるのだ。

なのでなかなか顔を出せない状況でいる。


そもそも、なぜ盾で身を隠しているのに

顔を出そうするのが分かるのだ?

ライトは困惑する。

更には、見ている先の地面とかに弾を当てて、

攻撃をちゅうちょさせてもいる。

タイミングを見計らって盾から顔を出し、

こちらから反撃すると、顔面の真横、

すれすれに弾を撃って来る。

わざと外しているかとしか思えない。


これを3人同時に相手してるのかと想像すると

あの少女は化け物ということになる。

ライトは考える。


ライト(遊んでるのか?目的はなんだ。

    化け物と思い込んでるだけか?)


警備1「隊長危険です。」


ライトは立ち上がり、少女の前へと身を

さらけ出す。

身体の横を何発もの銃弾が通り抜けていく。

全てがスレスレで当たらない。


警備1「どういうことですか?」

ライト「どうやら我々を殺す気はないらしい。

    続けてろ!

    レイモン殿に報告する。」


ライトは、監視塔のレイモン所長と会話をし


戦闘ロボを出撃することに。


~~~ ラプラス城敷地の外れ ~~~~~~~~~


ミューミューが逃げ回っていると、

参列者の列が騒がしいことに気づく。

どうやら奇襲部隊が動き出したようだ。


ミュー(失敗だわ。

    私が動くのがちょっと遅かった。)


ミューミューは奇襲攻撃を自分1人だけで

やろうとしていたのだ。

作戦開始を早めれば、本体の部隊が

参加できないだろう踏んでいた。

実際は間に合わなかったようだ。


ミュー>>ネロ?奇襲部隊を助ける方法はない?

ネロ >>このまま戦闘に参加し、死なずに

    勝利するしか手がありません。


ミュー>>でも銃撃戦は始まってないよ。

    このまま参列者と共に門の外に

    でれば、戦闘する意味がないから

    おとなしく捕まるんじゃないかな。

ネロ >>参列者を盾にした時点で、彼らは

    捕まった後、死刑になるのは確実です。


ミュー(そうなんだ。困ったどうしよう。)


ミュー>>このまま銃撃線が始まったら

    全員助かる可能性ある?

ネロ >>全員助かる確率は1%

    全員死亡する確率は95%

    ちなみに、ミュー様が助かる

    確率は99%となります。


ミュー>>わたしは死んでもいいんです。

    一人でも多く助かる方法を考えて!

ネロ >>かしこまりました。


敵兵が発砲している中。

銃を手に持たず、身をさらけ出した

人物が現れた。


ミュー>>あの人、危ないよ。

    何してるのかしら?

ネロ >>どうやら、こちら側に殺害する

    意思がないことを悟られたようです。

ミュー>>えぇ。

    この後どうなっちゃうんだろう。


ミュー>>敵兵は、広場の方へ集合している?

ネロ >>いえ、今のところ持ち場を離れる

    気配はありません。


ミュー>>大丈夫かな?

    こんな走り回ってて集まると思う?

ネロ >>半数以上の兵がこの広場におります。

    ミュー様の役目は、突入部隊が城に

    入る間、ここの兵を留めておければ

    いいだけです。

    ですので、できる限り城には

    近づかないようにしてください。


ミュー>>私が城に近づくと、周囲を固められて

    突入部隊の突破が難しくなるからね?

ネロ >>はい、その通りです。


ミュー>>私がこのまま1人で城に入った方が

    いいよね?ダメ?

ネロ >>銃を所持しているため単独で入れる

    可能性は70%です。


ミュー>>意外と成功率低くない?

ネロ >>300名の兵からいっせいに

    銃弾を受けながら進むことになりますので。

    ちなみに、敵兵の壁ができるものと

    予想されます。

    最低200名ほどは殺害しないと

    中へは入れないでしょう。


♪ゴゴゴゴ


ミュー>>もしかして、レグ?

ネロ >>はい。200体の出撃です。

    全てレッドであります。


レグとは、戦闘ロボの名称である。

レグには大きくフェリックス家のレッドと

ソフィア家のブルーの2種類存在する。

ミューミューはフェリックス家の家系で、

サララはソフィア家の家系である。


ミュー>>ラッキー!

    フェリックス家のロボなら

    命令できるでしょ?

ネロ >>監視塔の権限の方が強いです。

    ですが、タグから直接命令できる

    500m以内のレグなら

    制御を奪うことは可能です。


ミュー>>そうなの?全部は無理なのね。

ネロ >>はい。


ミュー>>なら、一番近いところに行きましょう。

ネロ >>正面のブロックなら間に合います。


ミュー>>1カ所でも仲間にできれば、

    一緒に移動して、200体全てを

    仲間にすることはできるでしょ?

ネロ >>可能です。


ミュー(レグを全て仲間にできれば

    全員助けられるかも。)

    


~~~ サイ国検問所 ~~~~~~~~~

サモス「ニュースが出た。作戦開始だ。」


サララ「じゃあ、私はミューミューを

    呼んでくるね。」

サモス「急いでください。」

サララ「了解!」


小型ミサイルが3発、発射される。

と同時、ウイング2体と突入隊を乗せた

トラックが走りだす。


サララは、トラックが走りかけたところで

車の背面に捕まった。


サモス「サラ様!」


サララはサモスに笑顔で、手を振り

バイバイとジェスチャーしながら車と

共に走り去った。


ウイング2体を先頭に排他区域にでる。

ウイングの後ろをトラックが付いて行く。


♪バー――ン


ミサイルが3発とも、マス国の壁に激突し

粉々に吹き飛ぶ。


車が余裕で通り抜けできるほどの

大きな穴が開いた。


だが、行く手に瓦礫があり、ウイングでも

そのまま通り抜けるのは難しい。


2体のウイングは、壁に到達すると

腕を使って瓦礫を払いのける。

通り抜ける道を作りながらゆっくりと進む。

車はウイングの後を付いて行くだけだ。


サララ>>ミューミュー生きてる?

ミュー>>ちゃんと生きてますよ。


サララ>>状況はどう?

ミュー>>レッドレグが出た。

    そっちも出るかも気を付けて。

サララ>>じゃあこっちはブルーだね。

時代小説「バンパイア風雷は名医としてひっそり暮らしたい」

も同時進行で執筆を開始しました。

こちらも読んで頂けると嬉しいです。

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