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2-18 自宅に戻ってきました【2021年12月4日】

■■■ 2021年12月4日 ■■■■■■■

♪ジリジリジリ・・・


ミュー(んーん。うるさい。)(>_<)


目を開く。

頭の上に手を伸ばし、時計のアラームを止める。


ミュー(私の部屋だ。戻って来れた。

    嬉しい。凄くうれしい。)(9_9)


ミューミューは起き上がり、目覚まし時計の

カレンダーを確認する。


ミュー(そっか、今日は土曜日じゃん。)


ミューミューは布団の中へと戻る。

部屋の天井を見ながら、色々な事を整理する。


時計を確認したら、現実世界では寝てる間の

5時間しか経ってないなかった。

なのに夢の世界では3・4日過ごしてた。

考えると、どちらが本当の世界なのか

分からなくなって来る。


ミュー(今、自分の部屋に居る。良かった。)


もしかしたらもう戻って来れないかも、

と頭を過っていた分、嬉しさも倍増する。

そして、今日は土曜日。

夢の世界が長すぎたのと、

どとうの毎日を過ごしていたから、

正直こちらの世界の昨日のことなど思えていない。

もし、今日が学校だったらと思うとゾッとする。


ミュー(今日って、誰かと約束してたっけ?

    覚えてない。

    アクアミュームに行く日だっけ?)


時計の横に置いてある携帯を取り、

スケジュールを確認する。


ミュー(予定は特に何もなかったか。

    あれ、アクアミュームは?

    来週ね。)


2つの世界を行き来しているので、

予定も前後がメチャクチャになってる。


夢の世界は、ネロが居てくれるから問題ないけど、

こちらの世界はそうもいかない。

極力わすれないよう。

携帯に、予定だけでなく日々の出来事を

メモするようになった。

ネロみたいなタグが現実世界でも発売

されないかなと願う今日この頃である。


念のため、夢の世界もで、どう過ごして来たか

思い出しながら整理することにした。


カイくんを助けるためアストロ国へ行って

しまったということ。

軍事基地に連れられて、軍同士で戦争になったこと。

自分がマス国の王女であることを

打ち明けてしまったこと。

軍がマス国へテロを計画しているということ。

そして、マス国の警備体制および集中管理室への

最短コースを教えた。

といったところだ。


勢いでテロに参加すると言ってしまったが、

冷静になって考えてみるとテロをすること自体が

正義なのか分からなくなってきた。

確かにフィジ国のやっていることは悪魔だ。

だけど、それを武力でねじ伏せることが

正しいこととは思えない。

かといって、対話での解決は難しい。

そして、ミューミュー自信がテロに参加するのも

正しいことなのか迷いを生じている。


居ても立っても居られず、

クラスメイトのマスミンに電話することにした。


♪プルル、プルル、プルル


マスミン>>おはよう。

     朝早くからどうしたの? (^_-)

ミュー >>ごめん、まだ7時だったね。

     何も考えずに電話しちゃった。

     後で掛け直す。 (>_<)


マスミン>>もしかして、例のやつ? (^0^)

ミュー >>そうだけど。うれしそうね。(-_-)


マスミン>>だって楽しみなんだもん。

     相談ごとでしょ?

ミュー >>そうなの。どうしたらいいか

     分からなくなっちゃって。


マスミン>>午後、空いてる?

ミュー >>今日は予定ないけど。


マスミン>>電話だと長くなりそうだから。

     会って話そうよ。

     そのあとカラオケにでも行こう!

ミュー >>カラオケ行きたい。

     発散したい気分だし。


マスミン>>決まりね。

     13時に川崎のいつもの喫茶店で

     待ち合わせしましょう。

ミュー >>改札出て正面のお店ね。


マスミン>>そう、そこ。

ミュー >>うん。分かった。じゃあ1時に。


~~~ 川崎駅ビル:喫茶店 ~~~~~~~

ミューミューが喫茶店に到着すると、

既にマスミンは、ファッション誌を見て

ミューミューが来るのを待っていた。

飲み物がほとんど無くなっていることから

だいぶ前から待っていたと思われる。


ミュー 「なんだ、もうお店に居たのね。」(^^ )

マスミン「ごめん、メールしとくんだった。」( ^^)


ミュー 「全然。気にしないで。」

マスミン「お昼、タイミング逃しちゃって

     30分前に着いたから

     ここで食べてたのよ。」

ミュー 「そうだったんだ。

     私も飲み物買ってくる。」


ミューミューはフルーツティーを購入し

マスミンの隣に座ると、さっそく

夢の出来事を全て語り出した。


マスミン「面白いことになってるね。」

ミュー 「ちっとも面白くないわよ。」


ミュー 「テロに参加した方がいいのか、

     しない方がいいのか。

     テロ自体を中止させた方がいいのか、

     やった方がいいのか。

     分からなくなっちゃって。」

マスミン「確かに難しい問題よね。

     テロは、法を無視して自分たちの

     主張を強行することでしょ。

     そこで出る犠牲者はやむ終えない

     って考え方だもんね。

     普通に考えたら悪よね。


     でも今回のケースは法を先に破っている

     のはフィジ国の方だもんな。

     それを裁く方法がないし、

     話し合いは100%無理。

     困ったわね。」

ミュー 「そうなの。」


マスミン「フィジ国のせいで、サイ国には

     実際亡くなっている人が出ている。

     はやり、フィジ国は裁かれるべきよね。

     その裁き方がテロか。

     それが正義かってところよね。」

ミュー 「決行しても成功するか分からないし。

     多数の犠牲者もでる可能性が高い。

     というか全滅するよ、多分。

マスミン「んーん。そっかぁ。」


マスミン「私の考えはフィジ国とテロは別問題で、

     テロはどんな理由があろうと

     やってはダメだと思う。

     もしかしたら日本にいるからこいう

     考え方なのかも知れないけど。


     フィジ国は対話ではなく、

     制裁を掛けるべきなんだわ。」

ミュー 「なら王女は生きてましたと、

     私が名乗り出ればいいのかなぁ。

     そして、管理室に乗り込んで

     フィジ国のエネルギー供給を

     ストップさせればいいんだわ。

     そうすればテロをする必要もないし。」


マスミン「どうだろう。うまくいくかなぁ。」

ミュー 「どうして?」


マスミン「王女は死んでることになってる。

     多分、名乗り出ても偽者と報道

     されるんじゃない?

     それでエネルギー供給を強行に

     停止させたら流石にアストロ国も

     ミューミューを非難するしかないよ。」

ミュー 「管理室でメーティスを動かしてるから

     本物だって信じるんじゃない?」


マスミン「王女だから制御できるとか

     一般人は知らないから。

     マスコミのデタラメな報道の方を

     信じるんじゃない?」

ミュー 「そしたらそのニュースを書き替えるよ。」


マスミン「それこそ思うつぼよ。

     ミューミューだって永遠に全メディア

     を改ざんし続けられないでしょ。

     最悪、乗っ取られたと言って生声で

     訴える方法に出たら流石の

     ミューミューでも止められないよ。

     あと、フィジ国の全国民が、管理室に

     乗り込んで来たらどうするの?

     ミューミューは殺せるの?」

ミュー 「その時は、城に入れないようにするわ。」


マスミン「本当にできると思う?

     だって何千万人もの人が来るんだよ。

     だれも殺さず、城を守ることなんて

     不可能でしょ。」

ミュー 「本当に全国民が来るかな?」

マスミン「分からない。

     エネルギー供給を止めるのは大げさ

     として、絞ったりしたら、

     フィジ国のどこかに何かしらの

     影響は出る。

     とち狂って暴動になる可能性は

     あるでしょ。」


ミュー 「テロも同じじゃない?

     たとえ成功しても正当化

     されないと思うけど。」

マスミン「そうだね。

     違いは、偽物の王女がやるか

     アストロ人がやるかだね。

     だけど、マスコミが味方してくれる

     でしょうね。」


マスミン「そもそも、ミューミューが単独で

     管理室まで行けるの?」

ミュー 「やってみないと分からない。

     城の周りには500名近くの

     フィジ国軍が見回りしてる。

     流石に人間の目はごまかせないわ。

     見つかったら、管理室が1万体の

     戦闘ロボを使ってくると思う。

     フェリックス側のロボなら

     戦闘を止められるけど。

     ソフィア側なら戦うことになる。」


マスミン「ならサララと2人で乗り込めば、

     両方の戦闘ロボを止められるじゃん。」

ミュー 「そうなんだけど。

     2階の監視室からの攻撃と

     500名の軍の攻撃は止められない。

     城に入るまでが勝負ね。

     まぁ、入ってもサララ親衛隊がいて。

     こちらもフィジ国軍なんだけど、

     ウイングを使って戦ってくる。

     かなり強敵よ。

     見方になってくれるかは5分5分かな。」


マスミン「ミューミューとサララの2人で

     攻めても成功するかは分からないなら。

     もし失敗したら絶対に対策を練る

     だろうから2度目は勝てないね。

     1発勝負だと思った方がいいかも。」

ミュー 「そうだね。

     城の中と外に兵を万単位で配置されたら

     さすがに勝てないかな。」


マスミン「2人が乗り込んで戦闘になったら、

     きっとアストロ国が加勢してくるよ。」

ミュー 「確かに!

     となるとテロで行動を共にした方が

     逆にいいのかな。」


マスミン「とにかく、ミューミューとサララが

     死んだと思い込んでいる今しか

     チャンスはないってことね。」

ミュー 「結局、テロはやる方向で、私達は参加

     すべきって流れになってるのかな。

     テロならば、アストロ国とサイ国の

     マスコミも味方に付いてくれるはず。

     あとは、私かサララのどちらかが

     城の中に侵入できれば勝ちってことね。」


マスミン「テロ自体は反対だけどね。」

ミュー 「結果がフワフワとしてるけど、

     ありがとう。参考になった。」


マスミン「いいの?解決してないけど。」

ミュー 「うん。

     結論がでないということが分かったから。

     相談してよかった。

     いろいろと整理が付いたよ。

     今の話をサララと共有するけど、

     正解がないのなら、成り行きに

     任せようと思ってる。」


マスミン「テロに参加するってことね。

     そっ。ミューミューがそう判断

     したなら、私はそれに賛成するわ。」

ミュー 「マスミンは、テロになってくれた方が

     楽しいからじゃないの?」( --)


マスミン「分かる?」(^^ )


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