表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/103

2ー17 勢いで大変なことを口走っちゃった

~~~ レジノ研究所:会議室 ~~~~~~~~~~~~~

サモス 「時間を割いていただき感謝いたします。

     ラプラス城内部についてお聞きしたく

     お呼びしました。」

モカリス「先にこれだけは言わせていただきたい。

     君達からマス国についての情報を引き

     出したく、ここに閉じ込めて居る訳では

     ないのだということを。

     最優先は君たちの保護。

     それだけは信じて頂きたい。

     なので言いたくなければ答えなくて

     結構ですし、この場が気に入らない

     のであれば出て行って構いません。」(;‥)


サララ 「大人ってずるい。

     そんな言い方されたら出て行き辛いよ。」(-- )

ミュー 「サララ!」(‥;)

モカリス「構いません。彼女の言う通りです。

     ですが、聞いていただきたい。

     我々は国民を守るために必死なのです。」


ミュー 「なら、なぜマス国でテロなんか

     起こそうとしてるのですか?」(-- )

サララ 「ほんと。99%失敗するし。

     おそらく秒で全滅するでしょうね。

     それよりもテロのせいでフィジ国と

     戦争にでもなったらどう責任取るき?」


ミュー 「サララの言う通りだわ。

     戦争になったら多くの国民が犠牲に

     なります。

     話し合いで解決できないのですか?」

サモス 「対話はしている。

     アストロ国、フィジ国、サイ国の3カ国で

     何度も協議を重ねているが平行線だ。」


モカリス「君達はフィジ国を見たのだろう?

     我が国と比較して何か感じないかね。」

ミュー 「アストロ国は街並みしか見てません。

     違いと言われても。」

サララ 「フィジ国はネオンで夜が綺麗ですし

     音楽が流れてて、町全体がにぎやかでした。

     こっちの国は、出歩いてる人は少ないし、

     全体的に暗い印象です。

     あと気温も低い。」


モカリス「なぜ、そんな違いがあると思う?」

ミュー 「それは、フィジ国はハイテクの国だし、

     エンターテイメントを重視してるか

     じゃないですか?」


モカリス「では聞くが、ハイテクと言っても戦後

     新たな技術が生まれた物はほとんどない。

     彼らが使っているのは元々あった技術の

     組み合わせだ。」

サララ 「元々ある技術ならこの国でも

     使えばいいじゃん。」(-。- )


ミュー 「フィジ国が独占してるのですね。

     もしかしてエネルギーも?」(o_o")

モカリス「その通り。」


モカリス「ご存じの通り。メーティスはフィジ国が

     管理・運営している。

     実行支配していると言った方が正しい。

     

     当初は3か国で運営していたのだが、

     メーティスを扱える技術者は

     フィジ国にしかおらず、現状、

     アストロ国とサイ国は管理室に居るだけ

     という状況だった。

     フィジ国に技術提供してくれるよう

     申し出をしたが、国家機密と言うことで

     簡単なことしか教わってない。」


サモス 「去年だ。事件が起こったのが。

     我が国の作業員が、管理室を占拠しよう

     として失敗し、それを理由にアストロ国と

     サイ国は管理室から追い出された。」

サララ 「なんだ、自業自得じゃない。」


ミュー 「もしかして、それってフィジ国の

     仕業ってことですか?」

サモス 「その通り。

     確かに事件を起こしたのは我国の人間だ。

     間違いない。

     だがそいつはフィジ国に買収されたのだ。

     証拠はどこにもないが。」

モカリス「我々はメーティスを扱う技術がない。

     管理室を占拠したところで意味がないのだよ。」

サララ 「なるほどね。

     去年ってことは、国交断絶もそれが原因か。」


サモス 「我が国はフィジ国に依存している。

     貿易も激減して、更に苦しくなったのは

     我が国の方だ。」

サララ 「それ酷くないですか!

     ラウラ技研の人達が勝手なことをしてる

     のは知ってたけど。

     まさかこんなことになってるとは。」(--#)

ミュー 「そうね。これは無視できないわ。」(--#)


ミュー 「エネルギー問題もあると言ってましたが

     この国に第二発光炉があるじゃないですか。

     何が問題なんですか?」

サモス 「我国もフィジ国も発光炉を1基づつ

     所有している。

     だがそれだけでは足りないのだよ。

     サイ国にいたっては発光炉を持ってない。

     3国ともマス国からの供給で成り立って

     いる状況だ。

     分配方法だが、3国の取り決めにより

     人口比例で分配する方式で合意をとった。

     だが、近年フィジ国は人口が増えたとい

     理由で、一昨年、去年と配分比率を

     一方的に伝え、強制変更に踏み切った。

     そして今年も変更すると公表している。」


サララはタグで検索する。


サララ 「2年前でしょ。確かにフィジ国の

     人口増えてるけど、3国共増えてるから

     比率はほとんど変わってないけど。」

サモス 「我々には確認するすべてがないから

     フィジ国の指示に従うしかない。

     サイ国に至っては切実だ。

     エネルギーの利用には、

     ・食品などの工場運行

     ・ステーションや住宅の温度管理

     ・機器類の利用

     と大きく3つある。

     細かいことをいうと沢山あるが、

     微々たるものだから停止させても

     意味がない。

     この3つから絞るとしたら。」


ミュー 「温度管理しかないわ。」

サモス 「その通り。

     そして利用率が一番大きい。

     サイ国では温度管理を停止している。

     となると体温調整はタグ任せになるが

     制御には限度がある。」

サララ 「1日平均4人凍死で亡くなってるね。

     今の話を聞くと、悪魔だわ。」(o_o")

ミュー 「なんて国なの、フィジ国は!

     ステーション内は暖かく。

     みんな薄着だった。

     遊園地とかイベントとかエネルギーを

     無駄遣いしてたわ。」(--#)


ミュー 「私、何も知りませんでした。

     ごめんなさい。」m(_ _)m

モカリス「君達が謝る必要はありません。

     知らなかったのだから。」


ミュー 「知ってなければいけなかったんです。」

モカリス「いや。それは王族に口出しさせぬよう。

     スタートした時点で3ヵ国で任せて

     欲しいと要求した結果が招いたことだ。

     君達に非はない。」


ミュー 「話し合いがダメだからテロを起こそうと

     してるのですね。」(.. )

モカリス「巻き込んでしまい。

     申し訳ない。」m(_ _)m


サララ 「でも、メーティスを制御できないなら

     テロを起こしても意味ないじゃん。」

サモス 「我々は、メーティスのマニュアルと

     ラプラス城の内部情報を入手した。」


ミュー 「もしかしてカイくん?

     カイくんにやらせたのね。」

モカリス「確かに彼も加担していたが、

     彼の役目はデータを持って国境を

     越えるだけの役目だった。

     本人は何のデータを持っていたかは

     知らされていない。」


サモス 「フィジ国に身元がバレてないカイを

     使ったのだが、作戦は失敗した。

     偶然、君達に助けて頂き今に至る。」

サララ 「カイくんが捕まっている時点で

     おかしいとは薄々感じてたけど、

     私達がテロの手助けをしていただなんて。

     ショック。」


モカリス「話は長くなったが、我が国も

     一部の地域で温度管理を止めざる

     終えない状況に来た。

     ご理解していただけただろうか?」


ミュー 「分かりました。

     私もそのテロに参加します。」(--#)

サララ 「じゃあ、私も。」(^^ )


モカリス「それはいけません。

     万が一、亡くなられたら

     大変なことになります。」

ミュー 「王女は死んだの。

     2度死ぬことはありません。」

サララ 「私達は城の中を知り尽くしてるわ。

     ガイドとして居た方がいいと思うけど。

     だいたい、マス国へ侵入した時点で

     確実に全滅するわよ。

     保証してあげる。」


サモス 「その前にいいだろうか?

     今、この場で集中管理室の制御権を

     奪うとか、エネルギー供給の配分を

     変更するなど、できないのだろうか?」

サララ 「残念ながら出来ません。

     出来るなら今話し聞いた時点で、

     フィジ国への供給をストップしてるわよ。」


ミュー 「私達の権限が強いとは言え。

     集中管理室外からの遠隔で操作できる

     ことには限度がありませす。

     更に言うと、全世界の中で

     私とサララの権限は一番強いものです。

     ですが、全権限を所有している訳では

     ないのです。」

モカリス「そうなのですか!」

サララ 「それ教えちゃうんだ。まいっか。

     極端なことを言うと、メーティスを

     停止させることが出来たら大変でしょ。

     まぁ、出来ないんですけどね。

     たとえ、私達が集中管理室に居たとしても

     それはできません。」

ミュー 「集中管理室で出来ることは、

     私達にも操作出来ます。

     ただし、今回の件は集中管理室に

     行く必要があります。」


サモス 「左様ですが、テロを起こさずに済むと

     思ったのだが。」

モカリス「ぜひ協力はしていただきたいが、

     テロの実行には参加さることは

     できません。」


サララ 「なぜです?

     この事態を引き起こしたのは私達の

     責任でもあるんですよ。」

ミュー 「サララ良い事言うわ。

     もう、見て見ぬふりはできません。

     あと皆さんに死んで欲しくありませんし。」


モカリス「分かった。

     この件は、ひとまず保留とさせてくれ。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ