表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/103

2ー11 平穏な日々を送る予定だったのに

~~~ ルジェル軍事基地:地下1階 ~~~~~~

突然2階で大爆発が発生した。

壁にひびが入ったものの、天井が崩壊しなくてよかった

と安堵する。


サララ「ビックリした。」(>_< )

ミュー「何が起きたの?」(?‥)


出口の隙間から水が流れ込んで来た。

2人は足元を確認する。


ミュー「ここを早く出ましょ。」

サララ「そうね。」


出口のドアは変形している。


ミュー「開かなそう。」

サララ「確かに。これはそう簡単に開かないわね。」


サララは思いっきり蹴りを入れる。

ドアが吹き飛ぶ。

と同時に大量の水が部屋の中へ流れ込んで来た。

一気に水位は膝までに達する。


廊下に出るとメチャクチャだった。

どこが通路で、どこか部屋だったから分からないほどだ。


ミュー「真上で爆発しなくてよかったね。」

サララ「運いいわ。私達。」


ミュー「ここ居る時点で運が悪いと思うけど。」(^^;)

サララ「そう、だね。」


♪ドンドン、ドンドン。


ミュー「兵士さん、大丈夫かな?

    ちょうど出て行った時だったけど。」( ‥)

サララ「見渡しても怪我人が居ないから大丈夫じゃん。

    ここを早く出たいところだけど、

    ぱっと見、階段が塞がってて逃げ道なさそう。」(^^ )


ミュー「楽しそうね。」( --)

サララ「映画のようなシチュエーションじゃない?」(^0^ )


♪ドンドン、ドンドン。


サララ「この音、何?」

ミュー「隣の部屋だ。扉が開かないんだわ。」


ミュー「助けましょう。」

サララ「この水位だと。力入れて蹴ることができない。」


ミュー「私は隣の人を助けるからサララは逃げ道を探して。」

サララ「OK。」


あちこちの天井からシャワーのように水が降り注ぐ。

水位は止まる気配を見せない。

お腹のところに達した。


ミューミューは救助するため自分達が居た部屋へと戻る。

隣の部屋と接している壁を眺め対策を考える。

ひびが入っている箇所を見つけ、手のひらを隙間に入れる。

そして、壁を掴んで引き抜く。


♪ゴロゴロゴロ。(壁の一部が崩れる)


直径80cmほどのいびつな穴が開いた。

ミューミューは正面の人と目が合う。


ミュー「助けに来ました。」

サモス「すまない。」


ミュー「怪我している人はいますか?」

サモス「こちらは4人いる。全員無事だ。」

ミュー「急いでここから出てください。」


なかなか進めないが、ゆっくりと歩き廊下へと出る。

水位は胸の所に達している。

サララがいないと思ったら、天井から顔を出した。


サララ「1階へ出る通路を確保したけど、

    結構アクロバティックなことをする必要がある。」


サララは全員の体格を確認する。


サララ「ちょっと無理そうかな。」

ミュー「上の兵士さんと協力して大きな穴をあけてくれる?」


サララ>>BE爆弾を使えば簡単に開けられるよ。

ミュー>>負傷者が巻き添いになるわ。

    あと、私達が爆弾持っていること知られたら捕まる。


サララ「兵士さん、私の言葉を聞いてくれるかな?」

部下A「私が同行して話を付けます。」

サモス「頼む。」


サララは手を差し伸べ、部下Aを引き上げる。

サララと部下Aは上へと登って行った。


地下に残っているのは、ミューミュー、総長、サモス、

部下Bの4人だ。

水位は首まで達している。


ミュー「みなさん。壁に捕まってて下さい。

    私は、この水をどこかに流せないか調べてきます。」

サモス「申し訳ない。頼む。」


ミューミューは水中へと潜って行く。


ミュー>>ネロ?この水をどこかに流すことはできない?

ネロ >>斜め前にハッチがあるのがわかりますか?


ミュー>>どれ?

ネロ >>これです。


ミューミューの視覚にハッチの場所を示す。


ミュー>>これね。開ければいいの?

ネロ >>はい。


力が入れられず開けられない。

止めている呼吸も限界が来て一旦水面へと戻る。

大きく息をし、元の場所へと戻る。

再度ハッチを開けるようとするが開かない。


ネロ >>ロックが掛かってますね。

ミュー>>水中では難しいわ。


ミュー>>他の場所はないの?

ネロ >>ここを開けるのが一番効率が良いのですが。

    銃があれば開けられます。

ミュー>>分かった。


3人のところへミューミューは顔を出す。


ミュー「はぁ、はぁ。すみません。はぁ。

    真下のハッチを開けたいので、

    銃を貸して頂けませんか?」(>_< )

サモス「それはできない相談だ。」 (#--)


天井までの高さは3m。水位は既に2mまで達している。

まだ余裕があるとは言え、脱出ルートが確保できない今、

安心はできない。

兵士たち3人は壁に捕まって浮いてる状況だ。


ミュー「なぜです?

    早くしないと私達生き埋めになりますよ。」

サモス「なぜ?

    こちらが聞きたい。

    小娘がなぜ銃の扱いを知ってる?

    助けてもらったことには感謝する。

    だが、貴様はまだ信用できん。」


部下B「代わりに私がやります。」

ミュー「そうね。お願いします。」


部下Bは腰から銃を取り出し、その場で

ミューミューと共に顔を水の中へと入れる。


ミューミューが水中で、当てる場所を指さす。

部下Bは的を確認し、銃弾を3発放つが1つも当たらない。

2人は顔を出す。


ミュー「近づないとダメそうね。」

部下B「分かった。」


部下Bが潜ろうとするか身体が沈んで行かない。


水位は2m50cm。そろそろヤバイ状況だ。

サララからの通信が入る。


サララ>>まだ大丈夫?

ミュー>>もうそろそろヤバイ。


サララ>>階段の瓦礫を吹き飛ばすから離れて!

ミュー>>よかった。何とかなりそうなのね。


同時にサモスへも部下Aから連絡が入る。

タグをマイク変わりとして部下Aと会話する。


サモス「わかった。

    安全な場所まで移動したら連絡する。」

モカリス「どうした?」


サモス「1階にいる部下から連絡が入りました。

    階段の瓦礫を爆破で取り除くそうです。

    急いで、ここを離れましょう。」


壁つたいに移動するものの、なかなか進まない。

水位もやばい。


モカリス「お嬢さん、私のこれを使ってくれ。」


モカリスはミューミューに自身の銃を差し出す。


サモス「総長殿、よろしいのですか?」

モカリス「かまわん。」


サモスは自分の銃を取り出しミューミューへ銃口を向ける。


サモス「変なまねをしたら容赦なく撃つ。」(#--)

モカリス「サモス。しまいなさい。

     我々を殺す気があるなら、

     彼女は我々を見捨てたはずじゃ。」


サモスは銃を下ろす。


ミュー「お借りします。」(^_^ )


ミューミューは銃を受け取り、水中へと潜って行く。

30秒ほどで少女は戻って来た。


ミュー「もうだ丈夫です。」


目に見えて水位は下がってはいないが、

確かに上昇は止まったように思える。


ミュー「お返しします。」


ミューミューは銃を差し出す。

ゆっくりではあるが水位は下がっている。

全員、安全な位置まで移動し完了した。


サモス「こちらの準備は整った。始めてくれ!」


再びサモスは、部下Aと連絡を取る。


♪ドーン。(爆発)


兵士「総長。ご無事ですか?」


階段からある兵士が顔を出す。


モカリス「全員無事だ。」


サララがロープを持ってミューミューの

ところへと泳いで来る。

ミューミューはありがとうとアイコンタクトする。

そして、壁の出っ張りにロープを縛る。


サララ「これ(ロープ)をつたって

    階段のころまで行って下さい。」(^_^ )

サモス「すまない。」( ..)


ミュー「お先にどうぞ。私達は泳いで行きます。

    何かありましたらお助けしますので。」(^_^ )

サモス「お言葉に甘えさせていただく。

    さ、総長殿進んでください。」


総長、部下B、サモスの順でロープをつたって進む。

ミューミューとサララは立ち泳ぎしながら、

軍人たちと並走する。


~~~ ルジェル軍事基地:1階 ~~~~~~

全員無事1階へと出ることが出来た。

だが安心はできない。

ミューミューとサララは、タグを使って状況を

把握していたものの、いざ現場を見て、

爆発の大きさを改めて実感した。

1階フロアはメチャクチャな状態で、

死者や怪我人が大勢いる。


軍兵 「サモス殿。

    ユリウス将官の部隊が到着しました。」

サモス「応援に来たか。」


♪ドーーン。(爆発)

♪バリバリバリ。(銃)


サモス「何事だ?」( --)

軍兵 「応援部隊が一斉攻撃を開始しました!」(>_< )

モカリス「クーデータか!?」("o_o)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ