2-6 とんでもない事実が判明しました
~~~ フィジ国:タカ地区 ~~~~~~~
ミューミューとサララは、地元の服装に着かえ
休憩する間もなく外へと出る。
マス国の衣類やアクセサリーは、サララが
最後までもったいないと言いながら
泣く泣く処分した。
サララ「さっきのお祭りに戻ろうよ。
クレープような食べ物があった。
食べてみたくない?」( ^_^)
ミュー「食べたいけど。やめとこ。」(^-^;)
サララ「どうしてぇ。」( >_<)
ミュー「私達、顔見られてるし。
戻ったらどうなるか。
途中で美味しそうなお店があったら
そこでお茶しよ。ね。」
サララ「分かりました。」 ( ..)
ミュー「サララ、だんだんキャラ変わってない?」(-- )
サララ「心を開いてるんです。」
ミュー「そうですか。」
一台の車が2人の目の前で停車する。
サララが呼んだタクシーだ。
目指すはテレスが働く職場。
2人が乗り込むと、タクシーは走り出す。
・・・
~~~ タクシー車内 ~~~~~~~~
サララ「なんだ、同い年だったんだね。
ミューミュー、落ち着いてるから
絶対年上だと思ってた。」(^_^ )
ミュー「私もサララがわんぱくだから
年下だと思ってた。」( ^_^)
サララ「いやいや、私はごく一般的なJKですよ。」
サララ「昨日のゾンビメイドさん、見た?」
ミュー「面白いの?映画?」
サララ「えー、知らないの?
全国的に話題になってるのに!
ドラマですよ。ドラマ。
本当に知らいの?聞いたこともない?」
ミュー「ドラマは見ないけど。
そのタイトル、聞いたことないな。」
サララ「来週最終回だから
最後どうなるか語りたかったのに。」
ミュー「ホラーでしょ。怖いのは苦手。」
サララ「ホラーだけど、ロマンスの方が強いのよ。
毎週、胸がキュンとするの。
見てないなんて、もったいなすぎる。
この吐き出したい気持ちを
どこにぶつければいいの。」(>_< )
ミュー「ごめんね。流行とかにうとくて。」
サララ「ミューミューは東京に住んでるんでしょ?」
ミュー「東京じゃないよ。
東京と横浜の間にある川崎ってことに住んでる。
知ってる?川崎。」
サララ「知ってる。知ってる。
武蔵小杉に天空のショッピングモールが
もうすぐオープンするだよね。
東京の大学受験するから、
受かったら一緒に行こうよ。」
ミュー「私、その武蔵小杉に住んでますけど。
ショッピングモールが出来るんだ。
私より詳しいね。どの辺だろう?」
サララ「武蔵小杉っていう駅の上空だって。」
ミュー「知らな~い。いつオープンなの?」
サララ「2026年の3月だったはず。」
ミュー「なんだ5年後か、ずいぶん先の話だね。」
サララ「3カ月後でしょ?」
ミュー「2026年、オープンなんでしょ?」
サララ「間違ってた?1,2,3。
3カ月後。合ってるよ。」
ミュー「えーっと。」?( ..)
サララ「・・・」(‥ )?
ミュー「ちょっと待って!今、西暦何年?」
サララ「2025年に決まってるじゃん。何で?」
ミュー「私は、2021年。」
ミュー「えーーー。」{{("o_o)}}
サララ「えーーー。」
タクシーがゆっくりと停車する。
左手に見える4階建てのビルがテレスの職場だ。
彼は4階で作業中のようである。
ミュー「やだー。
メチャクチャ怖くなってきた。
ホラーよりこっちの方が怖い。」
ミュー「確認だけど、本当に2025年?」
サララ「今年は2025年です。
私の方が聞きたいよ。
2021年は冗談でしょ?」
ミュー「本当だよ。
えー、やだー。怖すぎる。」
ミュー「今の総理大臣だれ?」
サララ「知らな~い。」
ミュー「知らないの?」
サララ「政治には興味がないんです。」
ミュー「とりあえず聞いたところで意味ないか。
未来だもんね。」(o_o")
サララ「ミューミュー動揺しすぎ。
落ち着きなさい。」( -_-)
ミュー「するよ。逆にサララは何で冷静なの?」
サララ「この世界に居るだけで不思議なんだから。
今更、別々の年代から来てても驚かないよ。
むしろ良かったって感じ。」
ミュー「何で?」
サララ「4,5年差だったら会えるなぁ、と思ったから。
ほら100年差だったら
お墓参りすることになるでしょ。」( ^^)
ミュー「私を殺さないで―。」(>_<;)
ミュー「でも、そう言われたらそうね。
動揺している自分がバカ見たい。」
サララ「ミューミュー可愛い。」
ネロ >>武装集団が現れました。
左手のビルの真裏に停車してます。
人数は4名。銃を所有。
サララもポポからの情報で状況を把握する。
ミュー「まさかテレスさんのビルには入らないよね?」
サララ「そのまさか見たい。」
武装集団は、ビルの裏口を出来るだけ
音を立てずに破壊する。
サララ「テレスさんがヤバイ。」
ミュー「助けに行きましょ。」
ビル内にはテレスと警備員の2人かいない。
ということはテレスを狙った犯行か、
盗みに来たか、のどちらかしかない。
サララ「・・・」(^^ )
ミュー「楽しそうね?」( --)
サララ「そんなことありません。」(^^;)
2人は、正門のロックを解除し、堂々と侵入する。
中へ入ると、入口に居るはずの警備員がいない。
不信者を検知し、裏口へ行ったのだろう。
♪パンパン。(銃声)
ミュー「警備員が撃たれた。
足を撃たれた見たい。」
サララ「殺す気はないようね。」
サララはビル内の照明を全て消灯させた。
同時にエレベータ等の機器も動かないようにする。
サララ「これでちょっとは時間が稼げる。」
ミュー「流石!」
ミューミューとサララは、階段を使って
テレスの居る4階まで掛け上げる。
武装集団も、別の階段を使って警戒しながら上へと進む。
ミューミューとサララは、彼らを追い越し
一足先に4階へ到着する。
フロアの照明が全て消えているため、うす暗く
普通の人ならば肉眼で、はっきりとは見えない。
サララ「テレスさん、近いよ。」
だが、ミューミューとサララには、暗視ゴーグルを
着けているかのような風景が見えている。
それは、タグによるものでフロア内に
設置してある各種センサーの情報を元に
脳内の視覚情報に割り込んで映し出しているためだ。
武装集団の方は、暗視ゴーグルを装着しているので、
ちゅうちょなく4階まで到達した。
ミュー「ヤバイ、もう来ちゃった。」
サララ「どうする?倒しちゃう?」
テレス「君たち。」
誰かがミューミューの肩を叩く。
ミュー「きゃっ!」
テレス「静かに!」
テレスは、声を押さえろとジェスチャーする。
ミューミューは手のひらで口を押え、うなずく。
テレス「こっち来て。」
テレスは姿勢を低くすることなく堂々と
ミューミュー達が使った階段を使って下へと降りる。
2人は、黙ってテレスの後を付いて行くのであった。




