表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/103

2-3 決死の大脱出。イリュージョンですよ。

~~~ マス国:ラプラス城地下3階 ~~~~~

棺のような場所から抜け出せたのはよかったが、

周りを渡してもどこにも行き場はない。

依然として閉じ込められているのだ。

だが、先ほどとは違い、膝立ちができる高さがあり、

2畳ほどの空間に居るためか解放感は満載出来た。


状況を整理すると、私達はお城の地下3階に居て、

瓦礫に囲まれて身動きがとれない。

前後左右、しかも上下のどこにも逃げ場所がない。

幸いなことに、等間隔に設置された警告灯が

薄暗いながらも暗闇から免れられている。


サララ「ここ不気味だよね。」

ミュー「ほんと、悪寒が走るよ。」


サララ「どうやってここから出ようか?」

ミュー「私達、倉庫に落ちだんだよね。

    ひたすら上にあがって

    行くしかなくない?」( ‥)


サララ「・・・」(^_^ )

ミュー「なによ!」( --)


サララ「だって、がむしゃらに上に行け!って。」(^_^ )

ミュー「それしかなくない?

    地上までどうなってるか、分からないし。」(#--)


サララ「ごめん。ミューミューの言う通りだね。

    でも、上に行くルートないよ。」


サララ「地上まで400mかぁ。」

ミュー「近いようで遠いね。」


こんな状況下でも、2人は楽観ししていた。

自分達にはタグがある。

このタグさえあれば怖いものもないのだから。


♪ガシャーーン。


ミュー「キャッ!」


2人の真上で、鉄骨が崩れるような音が響き渡る。


サララ「やばくない?」(^_^ )

ミュー「楽しそうね。」( --)


♪ギーーー。


ミュー「これ使おう。」

サララ「その爆弾知ってる。凄いよね。」


ミューミューはBE爆弾をポケットから取り出し

起爆スイッチに指を添える。


ミュー「半径5mより先を吹き飛ばしてくれるから

    避難しなくていいの。

    ここで使うために作られたんじゃない?

    サララにも渡しておく、

    途中危なくなったら使って!」

サララ「ありがとう。もらっていいの?」

ミュー「いいの、いいの。まだ持ってるから。」


ミューミューは、ポケットから3個のBE爆弾を

取り出しサララに手渡す。


♪ガシャーン。ゴーーー―。


上の方で瓦礫が崩れ出し、自分達にせまって

来てるのが音で伝わる。


ネロ >>あと10秒ほどで、上からの瓦礫によって

    ここは押しつぶされます。

ミュー>>分かった。

    BEを爆発させるから地上まで私を運んで!

ネロ >>了解しました。起爆タイミングはおませします。


ミュー「じゃあ、爆破するよ。」

サララ「OK。」

ミュー「一気に1階まで行きましょう。」


♪ドーーン。


BEが爆破し、ミューミューを中心に

半径5m~100mの瓦礫が吹き飛ぶ。

一瞬にして広い空間が生まれた。


2人は立ち上がり、見上げる。


サララ「綺麗」(^^ )

ミュー「死ぬかもなのに、呑気ね。」( ^^)


まるでドーム球場に立ってるような景色だった。

その余韻に浸っている暇はない。

鉄骨類が雨のように降り注いできた。


2人は同時に同じ方向へと走り出す。

重力制御シューズにより、一瞬にして壁面にまで到着。

だが、そこから先は行き場所がない。

どこを見渡しても、扉がなければ、通路もない。

ましてや隠れる隙間もないと来た。

八方塞がりである。


ミュー「やばい。逃げ道がないよ。」( >。<)


壁に向かってジャンプする。

すると、壁面に磁石で吸い付いたようにピタリと

垂直に立ったのだ。

そして、上へと進み出したのだ。


サララ「なるほどね。壁を歩いてけばいいのか。

    忘れてたわ。」(^^ )

ミュー「私たちバカだね。」


だが、安心はできない。

進行方向から鉄骨が落ちて来るのが見える。


2人は、ジャンプして壁から離れると、

落ちて来る鉄骨の合間をすり抜ける。

基本的には、落ちてくる瓦礫を踏み台にして、

ピョンピョンと飛び跳ねながら上へ進んでいく。


時に、サララは瓦礫を左右にかわしながら

鉄骨を掴んで自身を上に持ち上げたりして進んでる。

対するミューミューはというと

鉄骨の側面に着地したり、逆さになったり、

回転したりと、アクロバットな動きで進んで行った。


ミュー「キャーー。」\(>_<)/


実に対照的な2人である。

そんなこんなで、ついに2人は地下1階の

天井までたどり着いた。

天井の反対側が1階となる訳だ。

現在の2人は、天井に逆さまとなって立っている。


ミュー「気持ち悪い。目が回った。」(9_9)

サララ「ミューミューのタグ、結構派手好きだよね。」( ^^)


ミュー「絶対わざとやってるとしか思えない。」(--#)

サララ「んーん。あの状況だもん。

    ああするしかなかったんだよ。」


彼女らは2階から地下へ落ちてきた。

本来ならば、大きな穴が開いてるはずだが。


サララ「出口ないね。」

ミュー「私たちを閉じ込めたんだわ。」


サララ「私たちが死ねば、マザーはフィジ国の

    物になるからね。」


サララ「大丈夫?顔色悪よ。」

ミュー「まだ、気持ち悪い。ちょっと休憩させて。」

サララ「して、して。

    体調が良くなるまでここに居よう。」


2人は座り込む。

といっても、頭を真下にしてコウモリのように天井に

ぶら下がっている状態のままだ。

これは第三者から見れば、上下逆さまに思えるのだが、

特殊なシューズによって重力が反転しているので

彼女らにとっては、天地が逆転してるという感覚はない。

まぁ、風景が逆転して見えると言うのはあるけど。


サララ「栄養剤あるけど、使う?」

ミュー「私、持ってる。でも、それ使って治るの?」


サララ「さぁ。」

ミュー「もう、適当なんだから。」


サララ「ここを塞いだってことはさぁ。

    私達を殺そうとしてるんだよね。」

ミュー「絶対、そうでしょ!

    瓦礫が崩れたのも制御室の仕業かもね。」


サララ「だとしたらさ、また訳のわからない物使って

    私達を殺しに来るんじゃない?」

ミュー「それない!BEが爆発したと同時に

    私達、死んだことにしといたから。」


サララは、タグを使ってアリーシャの情報を見る


サララ「ほんとうだ。私、死んでる。いつのまに。」

ミュー「そ!もう私達は、別人よ。

    あの人達、今頃喜んでるでしょ。」


サララ「ロボットにお願いして、1人分の穴を

    開けてもらおう。」

ミュー「バレないかしら。」


サララ「大丈夫でしょ。1階の穴を塞いでるロボットが

    まだ作業中のようだから、

    一瞬だけ開けてもらっても気づかれないよ。」

ミュー「確かに、それしかここから抜け出す

    方法はなさそうね。お願いしていい?」

サララ「もう既に開始してます。」(`3`)


仕事が激忙しく、なかなか執筆ができません。

土日も仕事でやっと時間が空いて書き上げました。

本小説のストックはありません。

スタートとゴールだけを決め、来週はどのようなストーリーするか、考えながら毎週書き上げています。

なので作者自身もストーリがどのような展開になるか分かってません。

どんな結末を迎えるのか一緒に楽しみましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ