3-41 学校は癒されます②
~~~ 学校の教室:授業開始前 ~~~~~~~~~~~~~~~
マスミン「思ったんだけど、発電所を止めれば
地震は起こらないじゃないの?」
ミュー 「すぐ止めたみたいだよ。
発光炉がちょっとでも動けば、
地震のスイッチが入るんじゃない!
で、その発光炉を止めたのが、ルジャンってこと。
自分の命を犠牲にしたって。」
マスミン「どいうこと!
発電所を止めるのに何で命が必要なのよ。
停止に生にえが必要なのかな。
なんちゃら文明とかである、儀式的なもの?」
ミュー 「発光炉を稼働させたら
正常に動作できなかったらしく
大量の放射能が放出し出したんだって。
100年間止まらないって。
分からないけど、
出歩けない状況だったんじゃないかな。」
マスミン「そっか、止めに行くには、
放射能を沢山浴びることになるから、
死んでしまうってことね。
それをルジャンが決行したと。
凄いわドラマみたいじゃない。
ミューミューのメンバーもそうだけど
いるんだねそういう人。」
ミュー 「そうなの。
私は本当に死ぬ訳ではないから
つい死んでもいいって思ってしまうんだけど
他の人達は違うから。
尊敬するわ。」
マスミン「向こうの世界でミューミューが死んだら、
こっちのミューミューも死んだりして?
もしくは、戻って来れなくなって
寝たっきりになるとかない?」
ミュー 「えー、怖いこと言わないでよ。
そいう発想はなかった。」\(>_<)/
マスミン「ごめん、ごめん。
死んでほしくないから適当なこと言ったけど。
向こうで死んだらどうなるんだろうね?」
ミュー 「どうなるんだろう。」
・・・
ミュー 「放射能だけど。
わざわざ、人が近づかなくても
遠隔操作で止められるんじゃないの?」
マスミン「おそらく、それが出来なかったから
人が止めに行ったんじゃない?」
ミュー 「かも。」
ミュー 「1つ相談があった。」
ミュー 「調査団を送り込んだのが、
フィジ国の副大統領だったの。」
マスミン「うそぉ!?」("o_o)
ミュー 「そうなの。」
ミュー 「建国祭テロで関わりのあったコアメーカー
と解毒剤を購入した薬品会社も
副大統領とつながっているとサララが
言ってた。」
マスミン「それってフィジ国の副大統領が
全ての黒幕ってことじゃん。」
ミュー 「私も聞いてビックリ。
こっちの方がドラマを見てるようだよ。」
マスミン「証拠はあるの?」
ミュー 「それが調査団との通信を記録した
録音データがあるだけ。
建国祭はサララの妄想だけど、
私も副大統領が首謀者だと思う。」
マスミン「録音だけだと偽造したとか言われて終わるかもね。」
ミュー 「アストロ国のメディアを使うとか」
マスミン「アストロ国だって扱えないよ。
外交問題になるし、下手すると戦争になる。」
ミュー 「そうだよね。」(.. )
ミュー 「捕まえて裁きを受けさせたい。
あんな悪い事してのうのうと暮らしてる
のが許せない!」(--#)
マスミン「あら。珍しく感情的だね。」
ミュー 「だって、建国際で100万もの被害者を出して、
巨大地震で全世界の人を巻き込む気なんだよ。
このまま大統領なんかにさせたくないわ。」
マスミン「同感する。」
ミュー 「どうしたらいいと思う?」
マスミン「副大統領って、人気ある?」
ミュー 「結構、国民に愛されてる。
ニュースでも高評価で報道されているから
支持率高いと思うよ。
逆に大統領はニュースで叩かれてる。
選挙が近いし、次は大統領交代って噂されてる。」
マスミン「だと難いわ。」
ミュー 「なんで?人気に関係あるの?」
マスミン「その感じだと副大統領がメディアを
ぎゅうじってる可能性がある。
テレビ局に証拠を持ってても報道されないだろうね。
軍に持って行っても隠ぺいされそう。
下手に扱うと陰謀論で逆に捕まるかも。」
ミュー 「そうかぁ。
相手は副大統領だもんね。
この証拠だけでは弱いのか。」
マスミン「官邸に乗り込んでミューミューが
副大統領をコテンパンにするしかないよ。」
ミュー 「全世界の人に、副大統領の極悪ぶりを
知らしたいな。くやしい。」(>_< )
マスミン「できるなら生きたまま自分のしたことを
後悔させたいよね。」
ミュー 「でしょ。」
マスミン「フィジ国の大統領に今回の事件を
報告するというはどう。
選挙も近いことだし、
大統領なら副大統領を裁いてくれそう!」
ミュー 「それだ!流石、マスミン。
大統領と副大統領は確か派閥が違ってて
敵対してた。
今回の事件もフィジ国のエネルギー問題で
国民の人気取りのために
やったんじゃないかって、私は思ってる。
なるほど、大統領に情報提供か。
良い案だね。」
マスミン「選挙近いから、きっと食いついてくるよ。」
たけし 「選挙って。
生徒会の選挙に立候補すんの?
お前、来年も3年生か。超笑える。」
マスミン「また女子の会話を盗み聞き?
キモイって言ってるでしょ。もう。」(#--)
たけし 「だから何度も言わせるな。
ブスの声がでけえから聞きたくなくても
耳に入って来るって。」
マスミン「だれがブスじゃー。」
たけし 「自覚ないの?すげーな、お前!」
2人とも立ち上がり、互い向き合う。
マスミン「友達居なくて寂しいなら素直に言えばいいじゃない。
舎弟してくださいって。
全力で拒否るけど。」
たけし 「その発想面白れー。
さすが頭のネジが全部取れている奴は
想像力が奇抜だ。」
マスミン「大体、なんで後ろにいるのよ。
地球の裏側まで離れてくれない!」
たけし 「俺の席はここじゃー。
お前が太平洋のど真ん中に移動しろよ。」
先生 「はーい。」
♪パチ、パチ。
先生は、教室全体に聞こえるよう手を叩いく。
先生 「いつも面白いね君たち。
先生も2人の漫才を聴いてたいんだが
授業しないとクビになるんでね。
申し訳ないが続きは放課後にしてくれませんか?」
いつものごとく、マスミンとたけしは
無言で席に着く。
クラスメイトの笑い声が教室中から沸き出る。
ミューミューも一緒になってクスクス笑う。
そして、何て平和なのだろうと実感するのであった。
伊福部(たけしくん、先生に突っ込み!
ほら今だよ。今!)
教室の角で寝た振りをする伊福部であった。




