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3-32 第3発光炉再稼働

~~~ 第3発光炉:監視塔 ~~~~~~~~~

テレス「ハニー!

    久々の再会だね。会えて嬉しいよ。」ヽ(〃^O^〃)ノ


サララ「キモい。」( --)

テレス「またぁ~。素直じゃないな。」(^0^ )


サララは、何かを内ポケットから取り出す。


テレス「はい? どういうこと?」(^_^;)


テレスの腕に手錠が掛けられた。


サララ「建国祭のテロ容疑者として逮捕します。」 ( --)

テレス「ちょっと待った!

    こういうプレイが趣味だったの?」(^0^ )


サララ「あんたに聞きたいことが、山ほどあるんですけど。」(#--)

テレス「浮気はしてないぞ。」

サララ「ふざけないで。」


テレス「分かった分かった。何でも話す。

    その前に、急いでこいつら(調査団)が

    やろうとしてる事を止めさせないと。

    このままだと大変なことになる。」

サララ「何に!」(#--)


テレス「怒らないでよ。」(^_^;)

サララ「怒ってない。」(#--)


テレス「調査団の目的は、ここの発光炉を再稼働させて

    本国へ光力を供給すること。

    それを今直ぐ中止させる必要がある。

    この辺りは20km下に活断層があって、

    そこを活発化させると。」

サララ「町が破壊されるほどの超巨大地震が起こるのね。」


テレス「流石オレの嫁だ。話が早い。」

サララ「・・・」( --)


テレス「ここに団長がいないとなると、

    おそらく3番館で作業しているはずだ。」


サララ「ここが震源地なのね?」

テレス「いや、ここを起点に起こる。

    大地震は100年以内には、必ず発生する。

    前に説明したよね。

    それが、ここの稼働によって早まるということだ。

    地下1000mの破棄場に燃料を捨てやがった。

    もしかしたら取り返しがつかないかもしれない。」


サララ「分かったわ。

    団長は、国際法を無視した上、私たちを攻撃した。

    捕まえるには十分な理由があります。」


サララ「ラグラン、プラス、ルジャン。

    残党を捕まえに3番炉へ向かいます。

    ウィリーとファルカは、ここの見張りをお願い。」

全隊員「了解」


テレス「オレも行くよ。手錠を外してくれ!」

サララ「だめ!逃げ切る気ね。」


サララ「ファルカ!この人をお願い。

    特に逃げられないよう注意して。」

ファルカ「了解」


ファルカは、テレスの足にも手錠を掛ける。


~~~ 第3発光炉:3番核融合炉 ~~~~~~~~~~

調査団の残党は、3番核融合炉の入口にバリケードを設置し、

中に入れないよう塞いでいた。


そこへ、ラグランが操縦するウイングが正面に姿を表す。

バリケードまでの距離、およそ50m。


ラグラン「武装を捨てて投降しろ。」


ウイングの拡声器を使って話し掛ける。

残党は残り4人。

バリケードには団長と2人の戦闘員が見える。

あと1人は中で作業しているのだろう。


団長  「待て!話し合おうではないか、

     こちらは抵抗する気はない。

     おそらく我々の活動を誤解している。」

ラグラン「話し合いに応じます。

     両手を頭の上に乗せて出て来て下さい。」


バリケード右から、ルジャンが操縦するウイングが突進してきた。

ウイングの左足には、サララがフックに手を掛け、

生身の身体で立ち乗りしている。


♪ピシュー


バリケードから小型ミサイルが発射され、ルジャンへと向かう。

向かってくるミサイルを確認し、ウイングの両肩に

1つづつ設置してあるミサイルの左側が発射される。


♪バーン


団長は、今の爆発がミサイル同士の衝突によるものであると

目視している。

だが、ルジャンのミサイルは数コンマ遅れて発射された。

爆発は、ルジャン側のかなり近いところで起こっている。

損害を与えた可能性は非常に高い。

確認しようにも、爆発による煙で状況がわからない。


団長は目を凝らした時、煙の中からウイングが飛び出して来た。

ルジャンのウイングである。

どこにも破損は見当たらない。

致命傷を追わせることに失敗した。

団長は、一瞬がっかりしそうになったが、

少女の姿が見えないことに気が付く。


団長(あの少女は倒れたのか?

   であれば、今の攻撃は大きい。

   素手で銃の弾を受け止める化け物だ。

   あの少女が戦線から離脱したのはラッキーだ。)


その喜びも長くは続かなかった。

向かってくるウイングの左足後ろから少女だ現れたのだ。

少女は爆風の直撃から身を守るためウイングの後ろに

移動していただけのことである。


団長は核融合炉の内部へと逃げる。


♪バリバリバリ


取り残された戦闘員2名の発砲をきっかけに、

ルジャンのウイングとで銃撃戦が開始される。

戦闘員の攻撃は、ウイングのボディに当たるも

威力が弱く傷さえつけることができない。

対して、ウイングの攻撃も派手に撃ちまくるが、

威嚇射撃であるため戦闘員には当たることはなかった。


ラグランとプラスが乗るウイングも正面から正々堂々

バリケード目指して突進して来た。


ルジャンのウイングは、バリケードへ当たる直前で停止する。

サララは、突進した慣性を利用して、単独でバリケードを

飛び越え、戦闘員1人の目の前へ着地する。


♪ビーン


戦闘員は、サララの額に照準を合わせ引き金を引いたが、

放たれたレーザ弾はサララに当たることなく、

上空の彼方へと飛んで行った。

そう、引き金よりも先に、サララのハイキックが

戦闘員の頭部を直撃し、倒れたのである。


戦闘員「止まれ。止まらないと撃つぞ。」


サララとの距離はおよそ3m。

残る戦闘員が警告する。

少女の側で倒れている仲間に目が行くと、

仰向け状態でピクリとも動かない。


本来ならば警告などせず、発砲するところなのだが、

十代の少女を目の前にして、引き金を引くのに

ちゅうちょしたのだ。


少女は何の恐怖心を持たず、にこやかだ。


サララ「銃を捨てなさい。」


サララは、1歩、踏み出す。


♪ビーン


戦闘員は、ついに発砲してしまった。

だが次の瞬間、驚愕する。

少女は、手のひらで弾を受け止めたのだ。


戦闘員「化け物!」


♪ビーン、ビーン、ビーン


続けて3発撃ち込むが、手のひらで受け止められてしまった。

戦闘員は銃を投げ捨て、ナイフに持ち帰る。


♪ガシャーン


戦闘員が立っているところのバリケードに穴があき、

その部分が勢いよく戦闘員を襲う。

戦闘員は、押されるようにして飛ばされ、壁に激突して倒れる。


ラグランのウイングがバリケードをパンチして

あけた穴であった。


ラグラン「隊長ご無事ですか?」

ルジャン「隊長お怪我は。聞くだけ無駄ですね。」

サララ 「ありがとう助かりました。」


ラグランはウイングから降りて、バリケードの上ら話しかける。

ルジャンもまた、ウイングから降りて、銃を構えて

サララに合流する。


壁に激突した戦闘員が立ち上がる。

手に手榴弾を持っている。


♪ギーー、バタン。


その戦闘員は中へと入って行った。


サララ 「3名が中に居ます。慎重に行きましょう。」

ラグラン「了解」

ルジャン「了解」


サララ>>プラス!ここに戦闘員の1人倒れてます。

    あとをお願い。

プラス>>了解。


♪ギーー。


サララは、3番機の中へと入る鉄製の扉をゆっくりと開ける。


♪ピ、ピ、ピ、ピ、ピ


ポポ >>放射線量が大きいです。

    建屋内での滞在は30分が限度です。


サララ>>中の3人は大丈夫なの?

ポポ >>不明です。

    放射線の影響により、アクセスできないため

    確認がとれません。


サララは隙間から中を覗く。

作業員と戦闘員の2人がうつ伏せで倒れているのが見える。

団長は1人で何かをしている。


サララ「中は放射線量が多く。20分しか滞在できません。

    2人が倒れてます。生死は不明。

    私は団長を捕まえます

    ラグランとルジャンは、1名づつの救助をお願い。」

ラグラン「了解」

ルジャン「了解」


サララ「では行きます。」


サララは、指で、3,2,1、GOと無言の合図をする。

突入。

3人は、姿勢を低くして中へと入る。


団長「止まれ。それ以上近づくと。ここを破壊する。」

団長はロケットランチャーを持っていた。

中心に狙いを定めて発射させようとしている。


建物の内部は、直径20mの鉄板に柵が設置されており、

中心に行けないようになっている。

その鉄板の真下に炉心があるのだ。


団長 「ここの稼働は開始された。オレたちの勝ちだ!」


団長はロケットランチャーの飛び先を、制御機器へと向け直す。


団長 「そして、もう誰も止めることはできない。」

サララ「止めなさい。」


♪プシューーー。ドーン


団長は、ロケットランチャーを発射し、制御機器を破壊した。


♪ゴゴゴゴ。


地震だ。揺れが大きい。


♪ピ、ピ、ピ、ピ、ピ


ポポ >>警告!放射線量が増大しました。

    危険です。3分以内に脱出してください。


サララ「全員退避!」


ラグランとルジャンは、それぞれ戦闘員と作業者を引きずってる。


♪ドーン


サララ「キャ」


中央の鉄板の一部が吹き飛んだ。


♪ピ、ピ、ピ、ピ、ピ


ポポ >>警告!放射線量が更に増大しました。

    危険です。1分以内に脱出してください。


サララ「走って!」


サララが、メンバーの2人を見ると、

吹き飛んだ鉄板の一部が、プラスとルジャンに当たっていた。

出口まで2mのところだ。

サララは走って駆け寄る。


ラグランは、立ち上がった。


サララ 「急いで!」

ラグラン「はい。」


ラグランは、戦闘員を引きづって外にでる。

ルジャンが、一向に起き上がらない。


サララは、鉄板を投げ飛ばす。

ルジャンと作業員の2人が倒れている。


サララ「ルジャン!」


声を掛けるが反応がない。

見ると、ルジャンの周囲に大量の血がある。

その血は、作業員のものではない。

ルジャンの脇腹から出ているものだった。


ルジャン「隊長!大丈夫だ。」 (..)


か細い声で返答してくれた。

とりあえず、生きているのが確認できて安堵する。


サララは、ルジャンと作業員の2人を抱え、建物から出る。


♪ドーン


建屋の内部で何か爆発したようだ。


ポポ >>危険です。3番機核融合炉が爆発します。

    監視塔へ急いで避難してください。


サララ>>プラス!急いで監視塔へ非難して。

プラス>>了解。


サララはルジャンのウイングを遠隔操作し、

ウイングにルジャンと作業員を抱えさせ、

サララはウイングの足に捕まって、監視塔へと戻った。


サララを含む全員が、監視塔に到着し、

ウイングのまま中へと入る。

無事帰還することが出来た。


♪ドーン


3番核融合炉から爆発音が聞こえる。


♪ウーン、ウーン、ウーン


建屋の中も外も、施設全体で、緊急サイレンが鳴る。

監視塔の全シャッターが閉まり、外の様子が見えなくなる。


モニタで状況を確認すると。

3番核融合炉の天井が破壊し、大量の光が太い柱となって

天へと伸びている光景が映し出された。


~~~ 第3発光炉:監視塔 ~~~~~~~~

サララ 「急いでルジャンの手当を。」

ルジャン「隊長、オレなら元気だ。」

サララ 「しゃべらないで、じっとして。」


ファルカが救急道具を持って掛け付ける。


テレス「最悪の自体になったな。

    オレらはもうこの建物から出ることができなくなった。」

サララ「何で!」


テレス「3番館の被害がデカい。外に出たら1分で死ぬ線量だ。」


テレス「いっしょにここで暮らしますか?」(^_^ )

サララ「こんな時にバカなこと言わないで。

    時間が経てば弱まるんじゃないの?」(#--)

テレス「ああ、弱まるとも。100年待てばね。」


現在、この監視塔に居るのは、サララと隊員の5名、

テレス、調査団20名の計27名。


ルジャンは目を覆いたいくらいに見るからにひどい状態だ。


サララ>>ルジャンの具合はどう?

ポポ >>危険な状態です。あと2時間以内に手術のできる

    施設に運ばなければ死に至ります。

サララ>>嘘。そんなに悪いの?

ポポ >>センターへ連れていければ助かる見込みは30%。


サララ(2時間って。

    今、出て行かないと間に合わないじゃん。){{(o_o")}}


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