3-25 学校って平和だなぁ【2021年12月13日】
~~~ 教室 ~~~~~~~~~~~
♪キーンコーンカーンコーン
4時限目の授業が終わり、購買へパンを買いに行く者、
お弁当を友達と食べようと席を移動する者、
大きな声でおしゃべりしながら廊下へ出て行く者で、
静まり返っていた教室が一気に騒がしくなる。
ミュー (あれ!どこ、ここ?
早く救助しないと。) (;‥)
ミューミューは賑やかな雑音で居眠りから目を覚ます。
どうやら授業中に、寝てしまっていたようだ。
マスミン「おはよ。」(^^ )
ミュー 「なんだ起こしてくれればいいのに。」
マスミン「寝顔が可愛かったから、つい見いちゃってた。」
ミュー 「恥ずいよ。不細工顔で笑ってたんでしょ。」(">_<)
マスミン「大丈夫、今日は可愛かった。」(^_^ )
ミュー 「居眠りしたの初めてでしょ。もー。」
2人は話ながら席をくっ付けて、お昼の準備を始める。
ミュー 「もしかして、サラダだけ?」
マスミン「そう、サラダだけ」
ミュー 「それだけでもつの?午後体育あるし。」
マスミン「もつもつ、体育サボるし。」
ミュー 「ダイエットなら、食べておもいっきり運動した方が
効果的だと思うんだけどな。」
マスミン「私、運動するの嫌いだから。食事制限の方が頑張れる。」
ミュー 「何度も言うけど、十分スタイルいいよ。
痩せる必要ないと思うけど。」
マスミン「今の体型を維持するためにやってるの。」
ミュー 「ファーー。」
ミューミューは、目に涙が溜まるほどの大きなあくびをした。
マスミン「寝足りない?」
ミュー 「夢の世界で、死んだかも知れないって話したの
今朝のことだよね。」
マスミン「そうだよ。
今夜、頑張って行ってもらわないと困ります。」
ミュー 「そのことなんだけど。」
マスミン「まさか授業中に向こうの世界に
行ってたなんて言わないでしょうね?」
ミューミューは無言でうなずく。
マスミン「えー、生きてたってこと?嘘!
凄く嬉しい。うれし過ぎる。」
ミュー 「そうなの。」
マスミン「そりゃそうよ。私の生きがいなんだから。
それで事件はどうなったの?聞かせて。」
ミュー 「いろいろな事がありすぎてどこから話せばいいか。」
マスミン「これ聞くのが楽しみで学校来てるんだから。」
ミュー 「今朝と同じ会話いしてるよ。」
マスミン「いいじゃない。で?で?」
ミュー 「えーっと。」
マスミン「テレス、捕まった?」
ミュー 「まだかな。テレスさんとはまだ会えてない。」
マスミン「やっぱ犯人だった?」\(>_<)/
ミュー 「それが、分からなくなっちゃて。」
マスミン「今、続きを聞けるなんて。
やばっ。テンション上がるわ。」(^-^ )
ミュー 「マスミンが、科学者を使ってテロを起こしたって
言ってたでしょ。」
マスミン「うんうん。」
ミュー 「あれ、当たってたかも。」
マスミン「真犯人が別に居たのね。
来たー、面白くなって来た。」\(>_<)/
ミュー 「まだ確定ではないけど。フィジ国のPCM社、
タグの心臓部を作っている会社があって。
そこが黒幕じゃないかって思ってる。」
2人は食事をしながら、ミューミューが先ほど体験した
夢の出来事を話し始める。
マスミン「私、わかちゃった。
発電所から電気、かすめ取ろうとしてるな、その調査団」
ミュー 「発光炉ね。電気じゃなくて光子だから。」
マスミン「そんな事どうでもいいよ。
要するにそいつら泥棒するんだって言いたい。」
ミュー 「それは私も一瞬考えたけど、
もう廃炉になってて使えないんだよ。
それに他国から盗むことになるんだよ、
ばれたら戦争になるんじゃない、きっと。
そんな危険を犯してまでするかなぁ。」
マスミン「戦争なんてならないよ。
だって、問題になったら調査団が
勝手にやったことにするでしょ。」
ミュー 「そっか。
実はその調査団は悪い人達で、
お金もうけのためにアストロ国のエネルギーを
盗みにとろうとしている。
なるほどね。」
マスミン「間違いないって。OTM社から逃亡した2人だって、
発電所に向かってるんでしょ。」
ミュー 「多分ね。マスミン、すごい。」
マスミン「となると、向かっているサララのチーム、やばいね。」
ミュー 「うん。20名ほどの団体だって。」
マスミン「もっと居るよ。」
ミュー 「うっそー。」( >_<)
マスミン「他国へ本気で奪いに行く気なら、もっと集めるじゃない?
しかも凄い武器いっぱい持って。」
ミュー 「どうしよう。
戦闘になったらサララだけだと危険かも。」
マスミン「ミューミューが捕まえたのと同じような人達が
ごろごろ居るよ思うよ。
でもサララ一人でも余裕じゃないの?」
ミュー 「どうだろう。
相手がわからないから何ともいえないよ。
見通しの良い広野だったら逃げ隠れできないし。
心配になってきた。」
マスミン「でも先に救助しなきゃ、でしょ。」
ミュー 「そうなの。どうしたらいいと思う?
っていうか私の方が、やばいんだけど。」( ..)
マスミン「応援を沢山呼んで、バトンタッチすれば!」
ミュー 「それが、死と隣り合わせな現場なので、
軍でさえ近づけない状況なの。
だから、私にしか出来ない作業なんだ。」
マスミン「かっこいい。かっこよすぎる。これは惚れるわ。」*^-^*
ミュー 「言っておきますけど私は何も役に立たないから。
全部ネロの指示通りに動くだけ。
すごいのはネロの方なんですけど。」(;‥)
マスミン「そんなことないって。
ミューミュー自信が助けたい一心でそこへ飛び込むんでしょ。
自分は死んでもいいって。
ネロは最善のサポートをしてくれるだけ。
すごいのはミューミューだよ。」
ミュー 「そう言ってもらえると、役に立ってるような気がしてきた。」
マスミン「そうだよ。もっと自信もちなよ。
ミューミューが活躍してるとこ見たいな。」
ミュー 「ドラマとかと違って、実際は楽しいものじゃないよ。」
マスミン「そうなのかもね。話し聞くぐらいがちょうどいいのかも。」
ミュー 「メンバーも心配。もしものことがあったらどうしよう。」
マスミン「そういう仕事なんでしょ。
始める前から最悪なこと考えてどうするの?」
ミュー 「メンバーにも言われた。」
マスミン「部下に元気づけられてんじゃん。
ミューミューが鼓舞させないと。」(^^ )
ミュー 「分かってるんだけど。どうしても考えちゃう。」
マスミン「ミューミューは優しいね。
怪我人も隊員も、みんな助かるといいね。」
ミュー 「頑張る。」
マスミン「じゃあ、寝ていいよ。
午後は、私が全部ノート取っておくから。」
ミュー 「もう眠くないよ。
こんな話してたら逆に目がさえて来たよ。」
マスミン「ショック。明日までおわずけなの?」
ミュー 「さっき行ったばかりだから、
今夜、行くかわからなし。」
タケシ 「ミューミューさん、海外行くの?
どこ?どこ?モロジブ?」
マスミン「キモイから女子の会話に入らないでくれる?
っていうか話しかけないでって言ってるでしょ!
もう。」(--#)
タケシ 「何が女子だ。おまえババアだろう。」
マスミン「あー、それセクハラだ!」
タケシ 「頭悪ぅー。お前、セクハラって意味、知ってんのか?」
マスミン「いいからあっち行って。
っていうか、学校辞めてくんない?
みんな幸せになれるんですけど。」
タケシ 「みんなってだれだよ。お前だけだろうが。」
マスミン「みんなはみんなよ。
少なくとも半径100キロ圏内の人は安心できるね。」
タケシ 「へぇ、おれってそんなに有名人だったんだ。
知らんかった。参議院に立候補しようかな。」
マスミン「いいんじゃない。初の票数ゼロ。見てみたいわ。
あんた日本どころか世界で有名人になるかもね。」
タケシ 「お前に認めてもらえるとは驚きだぜ。
確かに、俺は世界のタケシになるのは既定路線だ。
格下のお前が、俺様と会話できるのは今だけだからな。」
マスミン「世界のタケシだって、超ーうけるんですけど。」
気が付くと、2人の会話はクラス全員に注目されていた。
午後の授業開始に備えて、全員、既に着席済みだ。
そして、クラス全員が恒例の名物を見学していたのである。
マスミン「はーい、見世物じゃないよ。」
クラスメイトにクスクス笑われている。
ミューミューは顔が真っ赤になり、
だれとも目を合わせず黒板を凝視する。
マスミンは苦笑いで机を元の位置へ戻し、
席に着くと何事もなかったかのように次の授業の教科書を眺める。
タケシはというと、うつ伏せで寝た振りをして
顔を隠したのであった。
伊福部(タケシくん、芸人として失格だよ。
折角マスミンがいいパス出してるんだから、
ちゃんと落とさないと。)
教室の片隅で、昼休み中、昼食も取らずに机で
うつ伏せで寝た振りをしながら
何気にミューミューとマスミンが会話を盗み聞き
している伊福部の姿があった。
先生が教室へ入ってくる。
クラスメイトは自然と教壇へと視線を移動する。
マスミンがミューミューへ顔を寄せて小声で話しかける。
マスミン「寝ていいよ」(*^_^*)
ミュー 「無理!」(>。<)




