3-22 最後にわたしが美味しいところいただきます
~~~ マリンビル:4階開発エリア ~~~~~
ミューミューは最後の残党を追う。
ネロ >>30m先に爆弾が設置されてます。
タグを感知して起爆するタイプです。
ミューミューは立ち止まる。
ミュー>>爆発を止められる?
ネロ >>センサーおよび起爆待機を解除しました。
武装1は、ある隔壁の前で立ち往生している。
技術者がここに居てくれれば、
簡単に開けるとこが出来たのかも知れない
と頭を過る。
手持ちの手榴弾を確認する。
武装1(残り2つ)
確認するまでもない。
ここまで来るのに手榴弾を使って2つの隔壁を
破壊して来たのだから。
手榴弾を1つ手に取り、接着テープを剥がす。
そして、その手榴弾を隔壁に貼り付ける。
スイッチを入れ、開けたままにしてある
そばの部屋へと飛び込み
両手で頭を守るようにして伏せる。
♪ドーーン
武装1は、部屋を飛び出し、隔壁前へと戻る。
人ひとり、ギリギリ通り抜けられる穴があいた。
♪ジューーーーー
通り抜ける際に、引っかかりそうな部分を
レーザーモードに切り替えた銃でハリを解かず。
♪ピッピッ
タグに生命体感知アラームがなる。
武装1は振り向く。
武装1(あの小娘、生きてたのか。
爆発は聞こえたぞ。
そうか同朋を見捨てて爆破から
逃れたという訳か。
くっそ。作戦失敗だったか。
見張りはどうした?捕まったというのか。
セットした爆弾は?
何者なんだ。あの小娘。)
最後に残してあった銃型の携帯ミサイルを
腰から取り外す。
うんも言わせず。少女をロックオンし発射する。
♪プシューーー
武装1(ロックオンされたらもう逃れることは
不可能。
逃げても、そのミサイルはどこまでも
追いかけ行く。
さぁ、早く逃げた方がいいぞ。)
少女と目が合っている。
ミサイルが自分に向かって来てるのが見えてる
はずだ。
だが、少女は逃げるどころか不気味な笑みを
浮かべて向かってくる。
武装1(死ぬ気か。気でも狂ったか。)
ミサイルが発射されて1秒も経たない間に
武装1は驚愕する。
ミサイルの噴射が止まったのだ。
推進力が下がり落ちて行く。
そして、少女の手前で床に着地し、
爆発することなく
床を滑って少女の足元を通り過ぎて行った。
武装1(なぜだ?
あのミサイルは最低でも1分は
飛行できるはず。
しかも床に接触して爆発もしない。
どういうことだ!) (o_o")
少女との距離は50m。
その少女が走って向かって来た。
武装1は、煙幕を噴出させ。
隔壁を通り抜ける。
最初の十字路を左に曲がり、手前の研究室へ入る。
扉を閉めると、振り向き、残りの手榴弾を手に取る。
ドアが開ききったら起爆スイッチがONするよう
ドアに手榴弾を設置する。
武装1(これなら確実に殺せる。)
侵入した部屋は、入口を抜けると廊下があり、
その先が研究室となっている。
+ーーーー+ーーー+ |
| 研 | | 通|
| 究 +/--+ 路|
| 室 / / |
+----+---+ |
| |
武装1は、爆風に備え研究室の扉を固く固定する。
さらに棚をずらし、2重3重の対策をする。
ミュー>>すごい煙。あの人メチャクチャだわ。
止めさせないと。
遠くに行ってしまったのかしら?
ネロ >>次の十字路を左に曲がった研究室に
入りました。
ミュー>>そう。
ミューミューはネロのナビに従い、
視界の悪い煙の中を躊躇なく進む。
空調システムは効いている。
だが、煙幕を出し続ける武器を
置き去りにしたので、視界が良くならない。
♪プルル、プルル。
モニエ >>こちらシルキー5。
シルキー1応答願います。
ミュー >>こちらシルキー1。どうぞ。
モニエ >>応援の軍と合流しました。
武装集団の身柄は引き渡してあります。
ミュー >>了解。
モニエ >>隊長の方へ参ります。
ミュー >>こっちは大丈夫。
ルソンが1人確保してます。
迎えに行ってあげて。
その後は軍と協力して地雷の除去等の
後片付けをお願い。
場所を通知したから。
モニエ >>了解しました。
♪プルル、プルル。
スコビィ>>こちらシルキー2。
シルキー1応答願います。
ミュー >>こちらシルキー1。ごめん連絡しなくて。
スコビィ>>問題ありません。
通信を遮断してたため、
今つながったところです。
ミューミューはタグを見て状況を把握する。
ミュー >>OK。状況は分かりました。
もう少ししたらこっちも終わるから、
詳細はあとで聞かせて。
とにかくライトの治療を優先してください。
病院に着いたらライトが逃げないよう
手錠を掛けておいて。
スコビィ>>了解しました。
ミューミューは、隊員達と会話をしながら
武装1が隠れている研究室の入り口まで来た。
ミュー>>出てきそうもないわね。
まだ中にいるのかしら。
ネロ >>はい、おります。
ミュー>>じゃあ、犯人さんに挨拶しにいきましょう。
ミューミューはドアを開ける。
♪ドーーーン
武装1は、爆発に備え身を隠していた。
障害物も置いて、頑丈にした研究室の扉だが、
爆発によって扉ごと吹っ飛ぶ。
部屋の中は煙で充満して、視界が悪い。
武装1(直撃だ。さすがに可哀そうなことをしたな。)
室内の空調が働き、煙が瞬く間に消える。
部屋の中がクリアになって、
武装1は自分の目を疑った。
ミュー「初めまして。いや。
2度目ましてになるのかしら。」
2m先に少女が立っている。
武装1(あの爆風をどうやって耐えた。
開いたら起爆する仕組みだ。
逃げ隠れすることなど不可能。
なぜ目の前に立っている?)
右手で銃を構えてる。
武装1「1歩でも前に出たら撃つぞ。
これは脅しではない。」(--#)
ミュー「そんなことしても無駄だよ。
もう少ししたら応援が来るわ。
もう逃げられませんよ。
おとなしく捕まった方がいいと思うけど。」( ^^)
武装1「今の爆発、どうやって防いだ。」(-_-;)
ミュー「企業秘密。」( ^_^)
武装1「さっきの煙幕もだ。
神経ガスを含ませてあった。
立っていられないはずだ。
ここまで息を止めて来たというのか。」
ミュー「そうだったの気がつかなかったけど。」
ミューミューは一歩踏み出す。
武装1は、引き金を引いた。
♪パンパン
ミューミューはレーザ弾を手のひらで受け止める。
ミュー「だから無駄だって。」( ^_^)
武装1は、ミューミューに取り押さえられ、
うつ伏せで床に押し倒される。
膝で武装1の背中を押さえ、身動きが取れない
状態で、銃を奪って放り投げ、素早く両手両足
手錠を掛ける。
見た目は細身な少女。
腕をかるくひねれば折れそうな感じだ。
なのに、渾身の力を入れても歯が立たない。
意味がわからない。
ミュー「さあ、おとなしくしててね。」
武装1「拷問しても無駄だ。オレは訓練さてれる。
死んでも何も話さん。」
ミュー「訓練されてるの?
それは良かった。安心した。」
ミューミューは、ジャケットの内ポケットから
記憶をスキャンする機器を取り出す。
ミュー「じゃあ、おとなしくしてて。
集中できないから。」
武装1「違法だぞ。」
ミュー「あなたがそれ言う?」
武装1「わかった何でも話す。」
ミュー「信用できないわ。」
ミューミューが会話しながら準備していると、
ふと焦げ臭いことに気づく。
ミュー>>なんの臭い?
ネロ >>金属類が溶けた臭いです。
臭いの発生元である鍵付きのキャビネットを
ネロは示した。
ミューミューは、鍵を使わず無理矢理破壊して
扉をこじ開ける。
すると、何かが溶けている。
溶けてる原因は液体にあるようだ。
近くにあったタオルでふき取る。
すると今度はタオルが煙を出して解けだす。
ミューミューはそれを気にも留めず、
手にしたものに興味を示す。
ミュー>>何これ。タグかしら?
ネロ >>はい、タグです。
ミュー>>この男の仕業なの?
ネロ >>状況からするとそうなります。
ミュー>>なんでこんな事してるんだろう。
ネロ >>タグを特定できないようにするため、
ではないでしょうか?
粉々に粉砕したのであれば、
破片から特定できますから。
ミュー>>なるほど。
どんなタグだか分かる?
ネロ >>この状態では、解析できません。
幸い一部残っているのようなので
軍に持ち込めば特定でると思われます。
ミュー「もしかして、このタグを消滅させるのが
あなた達の目的だったんじゃない?」(--#)
武装1「...」(.. )
ミュー「図星なの?」
ミュー>>この研究室は、だれが使ってるか分かる?
ネロ >>ステファンです。
ミュー>>来たー。ヤバイ、震える。
事件と繋がったじゃん。
ルソン>>こちらシルキー4。
シルキー1、応答願います。
ミュー>>こちらシルキー1。どうぞう。
ルソン>>モエニと合流しました。
そちらへ向かいます。
ミュー>>最後の1人を無傷で確保しました。
現在位置は通知してあります。
途中、神経ガスがバラまかれてます。
おそらく空調が効いて問題と思いますが、
チェックしから来てください。
私は、ここで待機してます。
ルソン>>了解。
ここまでかぁ。
ミューミューは記憶スキャンを取り止め片付ける。




