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20. 体育祭⑥

200話目。長くなりました。




 しばらくして、お互い落ち着いて、さっちゃんはようやく解放してくれた。私の方は大分前から涙も止まって、普通の精神状態に戻って、さっちゃんに自分がしがみついてる状況には非常に驚いたんだけれども……なんか私から離れる気にはなれなかったんだよね。雰囲気的にってことで、そこに大きな意味はないんだけどさっ!



 立ちっぱなしも疲れたので、中庭に移動して、そこにあるベンチに座った。それから、さっちゃんは私のことを避けてた理由を教えてくれた。私はあの時、錯乱して叫んだ私の平凡さ加減に嫌気がさして愛想を尽かされたのだと思ってたけど、どうやらそれは全然違ったらしい。



「奈美の叫び声を聞いて、我に返って、奈美の怯えた顔見て……ショックだったんだ。やっぱ、奈美でも俺のこと怖いんだなって……拒否られたんだと思った」



 首をうな垂れてしょんぼりしながら言うさっちゃんは、《魔王》も顔負けの子犬っぷりだ。いや、さっちゃんはどっちかというと猫か?ってか、こんな顔してるさっちゃんに……実は常に怖いと思ってたよ、何て冗談でも言えない!!墓場まで持っていくだけじゃ十分じゃないな。何度転生したとしても、この事実は私の胸の中にだけしまっておこう。


 固く決心した後、さっちゃんの話を聞いて改めて遠足のことを思い出してみる。うろ覚えだけど、確かにあの時のさっちゃんは何かに失望したような顔をしてた。それを、てっきり詰まんないやつだって思われたんだと考えてたんだけど、私に拒否られて傷ついてた顔だったのか。……言われてみればそう見えなくもないのか?

 てか、さっちゃんが拒否られたと思うほどって、私どんな喚き方したんだ……。まぁ、頭フラフラで、正気じゃなかったと言っても過言じゃないような状態だったしな。それに、さっちゃんの話からして、私がとっさに”やばい”と思った感覚は間違ってなかったらしい。



「やっぱりあの時、完全にブチ切れてた……?」

「……まぁな」



 大きなため息つきで答えてくれたさっちゃんは、なんだか脱力してる感じだった。私がさっちゃんらしくないなんて思うんだから、本人はそれこそ自分らしくなかった自覚があるんだろう。それを後悔してるのかもしれない。

 アサシンモードON状態は見たことあるけど、こんな風に狼狽しちゃうほど我れを失っちゃうなんて、すごく意外だ。沸点低いし喧嘩っ早いけど、前世歴があれなだけにそういうキレ方はしないと思ってた。前世での命のやり取りの経験に比べれば、現世での学生間の出来事なんて、どこまで行っても子供レベルでしかないはずだ。


「何があったの?鈴木君たち相手に遅れをとった、なんてことあるわけないだろうし……」

「……」


 問いかけると、さっちゃんは少しだけ顔を上げた。それからしばらく黙った後、また大きなため息をついて話し始める。


「俺が駆けつけた時、あいつ、奈美の顔にナイフ突きつけてたんだ。それ見て、頭に血が上って……」

「つまり、ナイフがやばかったってこと?」

「……」

「さっちゃん?」


 お、また止まった。今までに見たことないくらい堅い顔してるんだけど、緊張してる?って、こっち見た。な、なんかすごい真剣な顔だな……。




「俺の母親、俺が子供の頃に目の前で刺し殺されたんだ」




 ………………………………………え?




「俺の親父は治安部局のトップで、」




 ちょ、ちょっと待って……なんか、途轍もなく重い話が始まったと思ったら、またなんかすごい単語が聞こえてきたんですけど?

 えっとー……治安部局って、前の世界で言うところの警視庁みたいなところですよね?そこのトップって……警視総監レベル!?え!?さっちゃん、裏社会じゃなく、表社会のトップの息子だったの!!?それもある意味ぴったりでびっくり……。って、びっくりするのそこじゃないわ。

 つか、普通にお金持ちじゃん……。この学園には裏口入学か。あんなにサボりまくっても、無茶苦茶な格好してても、他校生徒喧嘩しまくっても退学させられなかったのはそのせいだったのか!だいたい、他の生徒病院送りにしといて謹慎で済むのもおかしくない?って思ってたところだったんだけど……。なんかいろいろ納得。わぁ……、注意したくても遠巻きにするしかなかった先生たちの気持ちが痛いほどわかってきた……。





 って、だから、そこじゃないんだってばーーーーー!!!





「親父に恨みを持った裏組織の奴らが報復に俺を狙って来たんだ。それをかばって、母親は死んだ」




 え、えぇっと……さっちゃんの顔からして冗談、なわけないですよね……。で、でもちょっと待ってね!次々に驚きの情報が出てきてて大混乱も大混乱だけど、さっちゃんのお母さん死んでたの知らなかったし、てか、お、お母さん、目の前で刺し殺されたとか……どどどどどんな反応すればいいのかぜんっぜんわかんないから!!!



「そのときに俺、昔のこと思い出したんだ」

「え?」


 大混乱の私を余所に、さっちゃんは話を続けた。多分、さっちゃんはこの話をしたら私がこんな風になるのを見越してたんだと思う。だから、私の言葉を待たずにどんどん話を続けてくれるんだ。

 そんなさっちゃんは、昔の記憶を思い出すように斜め上を見上げながら、ふと、笑みを浮かべる。



「人が簡単に死ぬものだって思い出した」



 これって、登山の時に言ってたのと同じセリフだ。あの時、崖から落ちて死んだと思ってた私を見つけて、そんなことを呟いてた。あの時は突然哲学モードに突入しちゃって、意味不明だなーって思ってた。けど……。


「苦労して《冥王》倒して平和になったと思ってたのに、結局こんなもんかって、馬鹿らしくなったんだ」

「さっちゃん……」


 吐き捨てるように笑う。諦めきったような、全部どうでもいいと思ってるのが伝わってくる。今世はつまらないって言ってた。張り合いないって。前世で当たり前だった命のやりとりみたいなスリリングなことがなくて退屈だって、そう意味で言ってるんだと思ってた。



 全然違うじゃんか。



 お母さん死んじゃったとか、その時に過去のこと思い出しちゃったとか。なにそれ。小さい子供だったってだけで、その目の前でってだけで、十分重すぎるのに、前世の記憶思い出して、《暗殺者》って立場で人一倍死の近くにいて、たくさんの人殺したの思い出して、だけど、今度は自分の大切な人殺されちゃって……。すごく悲しいのに、泣きたくても、思いっきり泣けないじゃん。こんな世の中なんかって、思うの当たり前じゃんか。

 ……てか、なんで?



 なんで、私、今の今までそのこと知らなかったんだ?



 散々さっちゃんに助けてもらって、そのくせ散々さっちゃんのこと怖いって避けようとして……。現世も案外楽しいと思うけどな、なんて、思ったことあったよ、私。最低じゃん。



「そんな顔するなって」



 笑いながら、さっちゃんが頭に優しく手を置く。その顔は、さっきみたいな哀愁漂うものとはちょっと違ってた。ちゃんと笑って、こっちを見てる。

 


「今まではそんな風に思ってたんだ。けど、たぶん違ったんだよ」

「え?」

「遠足の時、頭に血が上った瞬間に、わかったんだ。母親が殺されて、前世の記憶思い出して、自暴自棄になってた。全部に飽きたふりして、無気力なふりして、かっこつけて、大事なことから目をそらしてただけだったんだよ」



「俺は……母親を守れなかったのが悔しかったんだ」



 泣きそうな顔で、さっちゃんは笑った。私は、何も言えなかった。思わず声が漏れそうなほど喉が締め付けれられて、何も言えなかった。



「俺をかばって、母親は刺されたんだ。けどさ、俺は《創造主》に転生させてもらって、特別な力を持ってたんだ。子供でも、その辺のチンピラなんかに負けるはずなかったんだよ。だから、あの人が俺をかばう必要なんかなかったんだ。けど、俺は、あの時、全然、動けなくて……」



 最後の方は途切れ途切れで、それ以上言葉は続かなかった。下をうつむいて、歯をくいしばる。私は、そんなさっちゃんを見てることしかできなかった。私が掛けてあげられる言葉なんて、1つもなかった。

 すごく長い沈黙が続いた。多分、これまでさっちゃんと2人でいた中で、一番長い沈黙だったと思う。その沈黙を破ったのはさっちゃんだった。こっちを見たさっちゃんの顔からは、さっきみたいな切羽詰まった様子は完全に消えていた。


 

「だから奈美がナイフ突きつけられたところ見たくらいで、あんなブチ切れたんだよな」



 なんかちょっと恥ずかしそうだったけど、だいぶいつもの調子に近い顔で笑ってそう言った。何も言ってあげられなかったことに申し訳なく思いながら、それすらもおこがましいかなとも思いながら、さっちゃんの様子にホッとする。

 ホッとするのも、すごく勝手な話なんだけどね。ともかく、何も言えない私にできることは、多分、いつもと同じように接することだと思う。

 どんだけ普通にできるかはわかんないけどね。お母さんのことも知っちゃったし、治安部局のトップの御曹司なんて、ぶっ飛んだステータスまで明らかになっちゃったし。

 まあ、多分いつもの私がさっきのさっちゃんの発言に対して1つ言っておくことがあるとするなら、……ナイフ突き立てられてる場面に対して”くらい”っていう表現は正しくない、ってとこくらいかな。


 ん、色々知っちゃったけど、思考は中々普通な感じに働いてるかな?これなら結構普通に接せられるかも?

 なんて思ってたら、またさっちゃんの手が頭に伸びてきた。んでもって、微笑みかけられる。




「奈美のことは、ちゃんと守れてよかった」




 ……せっかく、いつも通りにいけるかもって思ってたところだったのに。そんな顔でそんなこと言われたら、こっちが泣きそうになっちゃうじゃんかっ。

 うわー、ダメ。さっき泣いちゃったのもあって涙腺緩んでるから、やばいよ、これ。喋ったら一気に崩壊だよ。おかげで何も喋れないよ。どうするよー。



「って、ちゃんとじゃないか」

「え?」

「散々怖がらせたし、拒否られたって勝手にすねて、勝手に突き放して、奈美のこと1人にした」


 あれ?なんかすごい落ち込んじゃった?おかげで出そうになってた涙は引っ込んだ。よかったよかった。これ以上湿気た雰囲気はさっちゃんだって望んでないだろうしね。

 てか、1人にしたって、もしかして、さっちゃんは私がはぶられてるの知ってるのかな?


「《女騎士》とか《勇者》とか、主に《聖女》から奈美が大変だっていうのは聞いてたんだけど、拒否られた俺が助けても、とか思ってたんだ。……大変なときにそばに居てやれなくて、ごめん」


 あ、なるほど真白たちから聞いてたのか。それにしても、《女騎士》はわかるけど《勇者》までわざわざさっちゃんに連絡してくれてたのか……。ちょっと嬉しくなっちゃったじゃないか。

 や、てか、謝られたけど、全然さっちゃんが謝ることじゃないって!!


「さっちゃん悪くないし。それに、最後の激ヤバなところで助けてくれたんだし。謝ることなんて何もないじゃん。というか、こっちこそごめんね」

「何が?」

「その、さっちゃんに対して日頃の態度が横着すぎたなと思って……」


 あ、また顔が歪んだ。今日何回目かの謝罪だけど、全然受け入れてもらえないなー。遠足のこととかはお互い勘違いがあったから噛み合わなかったのは仕方なかったのかもだけど、今度の謝罪は何が間違ってたんだ?



「それって、さっきの話聞いたから?」



 あ、そっか。早速同情されてるかと思って、すごく嬉しくなさそうな顔してるのか。あの話聞いて、同情するなっていう方が難しいとは思うんだけどね……。まあ、どっちにしてもさっちゃんに謝りたいなって思ってたのは、遠足の後から思ってたことだから、そういう顔するのはお門違いですよー。


「遠足以来さっちゃんがいなくなって、今までどんだけさっちゃんに甘えてたか思い知ったんだよね。もちろん、さっきの話のことが全然ないって言ったら嘘になっちゃうけどさ……」

「奈美……」

「なのに、ちゃんとお礼とかできてなかったと思って」

「礼なら言ってくれてたし、クリスマスにもバレンタインにももらってたけど」

「あんなのじゃ全然足りなかったかなぁって」


 この場合、お礼というか、どちらかというと普段のさっちゃんへの態度の方が反省点ありすぎなんだけどさ。それを今更変えたらさっちゃんは嬉しがらないんだろうし。私が偽善者ぶって真白を守ってるって思ってた時のさっちゃんの態度を考えたら、それくらい簡単に想像できますからね。さっきも早速嫌そうな顔してたし。

 態度は変えないようにするけど、心持ちは、ね。特に心の中でさっちゃんの文句言うのは控えます。……いや、言いたい時はいうけどさ。不意打ちで家の前に来て母親に存在認知させたりするのに文句言う権利は、今でも普通にあるよね?




「……じゃあ、お礼の代わりに俺のお願い聞いてくれる?」




「え?」

「ダメ?」


 あの時のことは未だに文句言いたいんだけどなー、とか思ってたら、首をかしげながらそんなことを尋ねてくる。その顔にはいつもの胡散臭い笑顔が張り付いていた。あ、胡散臭いとかいうのもひどいか。けどなぁ……、《暗殺者》としてやらかしまくった過去を知っちゃってるから、これが胡散臭く見えちゃうのは仕方ないことなんだよね。

 そして、これからお礼をしっかりしていくと宣言したばかりだけど、この笑顔のさっちゃん相手に「なんでもどうぞ」、何て言う気には更々なれない。


「えっとー……できる範囲でなら」

「ははは。そういうの言っちゃうとこが、奈美だよな」


 いくらお礼でも、自分の能力の範疇を超えるもの求められても応えてあげられないしね。器が小さくてすみませんねぇ。

 ……なんて、謝ってみたけど、さっちゃんはものすごく嬉しそうに笑ってた。人の辛い過去を知ったところで、平々凡々な私がしてあげられることが急激に増えるわけじゃないから、そう言ったんだけど。お気に召したようなら何よりだ。


「心配しなくても、俺がお願いしたいことって、すげぇ簡単なことだから大丈夫だって」

「だといいけど」


 うん?なんかさっちゃんの笑顔がすごく楽しそうに見えるんだけど……。な、何お願いされるかすごく怖くなってきた……。ま、まさかとは思うけど、あんなことやことんなことを頼んでこない、よね……?

 



「俺のこと、名前で呼んで」




 ……こ、この人…………、なんて可愛いお願いするんだろう。なんか色々想像してたこっちが恥ずかしくなるくらい可愛いお願いじゃん。きゃー、もう、なんか色々邪なこと想像してた私、消えてください。



「全然余裕だろ?」



 満面の胡散臭い笑顔を浮かべるさっちゃん。すっごく楽しそうだ。

 や、てか、文法間違ってますよ。”全然”の後は否定形しかもって来ちゃいけないんだぞ。



「まさか、名前忘れたとか言わないよな?」


 いやいや、さすがにそこまでひどくないから、そんな怖い顔でこっち見ないでよー。……邪なことお願いしてくるって疑っちゃった時点で十分ひどいのかもしれないけどさ。と、ともかく名前はちゃんと覚えてますよ!


「ちゃんと覚えてるけどさ……もう”さっちゃん”で慣れすぎちゃって……」


 さっきはなんて可愛いお願いなんだ、とか思っちゃったけど、改めて考えてみたら、これはこれで結構ハードル高いことに気がついた。だって、今まで散々”さっちゃん”って呼んできたんだよ?百戦錬磨スケベナンパ師の呼び名に相応しいと思ったのは、確か去年の花火大会の時だったかな?それからほぼ1年経とうとしてるところを、今更、ねぇ?



「だからこそだって。今直しとかないと一生直んないだろ?」



 おっしゃることは至極ごもっとも。いつやるの?今でしょ!っ的なやつですよね。これももう古いですけどね。

 いや、現実から目をそらしてる場合じゃないぞ、私。すっっっっっっっっっっごい期待した目で、さっちゃんがこっちを見てるから。

 やばい、ちょっと逃げ出したくなってきた。いやいや、でも、さすがにここは逃げちゃいかんでしょ!今まで横柄な態度でごめんねって、これからはいっぱいお礼するね、とかしおらしく言っといて、お礼の代わりのお願いを「それ無理」とかするの、言い逃げ詐欺でしょ。私は詐欺師にはなりたくない。

 や、でも、名前呼びって……結構ハードル高いどころか、すごい恥ずかしいよね?しかも、出会った時からならいざ知らず、ある程度他の呼び方で慣れちゃってたのにわざわざ呼び方変えるとか……な、なんか恋人になった時みたいじゃん。

 アーーー!そんなこと考えたらなんか余計に恥ずかしくなってきちゃったじゃんかーーーー!!!誰!?名前で呼んでなんて可愛いお願いだなって数分前まで思ってた人、誰!!?


「奈美ー?百面相してるけど、大丈夫か?」

「あ、うん……。こ、心の準備中だから、ちょっと待って……」


 あーーーーーもーーーーーー。ここは腹を括るしかない。女は度胸だぞ、平野奈美。名前呼びの羞恥心ぐらいなんだ!漏らした女としてこそこそ噂される時の恥ずかしさに比べれば、なんともないじゃないか!

 うん、よし、今の効いたな。うしゃあああああああぁぁぁぁ、いくぜ!!!!!



「は……」

「……」

「はっ……!」






「はっちゃん!!!」






「……」






 誓って言う、わざとではない。



 


 さっちゃんからものすごく残念そうなものを見る目で見つめられながら、波乱の春は過ぎ去っていく。




<9章 終>




これにて9章、学園生活3年目春が終わりです。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも楽しんでいけたら幸いです。

途中長く更新を止めていて、この章が終わるのに時間がかかってしまいました。

微妙な雰囲気のまま止めちゃっててすみませんでした。

10章の更新ですが、まだ目処が立っていません。

見通しが立ったら活動報告でおしらせします。

完結を目標にはしているので、ぼちぼち付き合っていただけたら幸いです。

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