『急転直下!三角関係即興劇!?』
ルイ:「ふふ……じゃあ、三人で続けようか。即興で、“三角関係朗読劇”ってのはどう?」
レイ:「……えぇ!? 即興って、いやさすがに無理が……」
ひよこまる:「やるぅ~♪ そういうの、大好きっ♡」
\いけいけwww/
\これもう朗読劇じゃなくて即興ラジオドラマw/
\三角関係きたあああ/
\#台本息してない/
\レイの胃が心配/
ルイ:「設定は……そうだな。『執事×お嬢様×元婚約者』。レイが執事、ひよこまるはわがままお嬢様、僕は海外から帰ってきた“元婚約者”。」
ひよこまる:「わがまま役!? やるやるぅ~♡ レイくん、さっきの浮気、許してあげないんだからね!」
レイ:「……俺の台本、どこ行ったんですか……」
『第三幕――執事は誰のもの? 三つ巴の夜会』
ひよこまる(お嬢様):「ねぇレイくん。わたし、さっきからずっと怒ってるの。気づいてた?」
レイ(執事):「……はっ、失礼いたしました。お嬢様のことばかり考えておりましたが、至らぬ点がございましたか……?」
ひよこまる:「うふふっ、じゃあ……この膝の上、今すぐ来て?」
\膝の上!?/
\即膝!?ww/
\キャラ崩壊しつつあるのに尊いw/
\レイ、逃げろwwwww/
ルイ(元婚約者):「おっと。僕の前でそんなこと言っていいのかい? ……レイ。君は一体、誰の執事なんだい?」
レイ:「ちょっ……!」
\キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!/
\ルイの声色変わった……えっろ……/
\耳がまた溶けた/
\尊い争いすぎて胸がしんどい/
\完全に乙女ゲームのルート分岐w/
ルイはそのまま、低音をさらに深く落とし、画面に向かって微笑んだ。
ルイ:「君は、誰のために紅茶を淹れる? 誰の声に応え、誰の名を一番に呼ぶんだ?」
ひよこまる:「ちょ、ちょっと待ってルイくん!? それはズルいでしょ!?」
レイ:「ちょっと待って、二人とも落ち着いて!? 俺はただの、執事だからっ!」
ひよこまる(※ガチトーン):「“ただの執事”じゃ、ないでしょ……。レイくんは、私だけの……!」
\あああああああああ/
\今のトーン、演技じゃなかったよね!?ww/
\ひよこまるガチすぎるwww/
\感情が混ざってきてる……リアル!?/
\コウ逃げてえええええwwww/
レイ(=コウ)は冷や汗を垂らしながら、必死にキャラを保とうとする。
(やべぇ……このテンション……絶対ひより感情入りすぎてる……!)
一方、ルイはニヤリと笑って、追い討ちをかける。
ルイ:「ねぇレイ、覚えてる? 君が僕の部屋で初めて紅茶を淹れてくれた夜のこと」
レイ:「待って!? その設定どこから出てきたの!? ねぇ!?!?」
ひよこまる:「えっ!? レイくんが……そんなこと……? うそっ、わたし聞いてないっ!」
レイ:「だから即興で“記憶捏造”するのやめろォォォ!!」
\笑い死ぬwwwwww/
\記憶捏造劇場wwwwwwww/
\真面目にやってたのどこまで!?w/
\これガチで神回……いや、黒歴史?ww/
スタジオの裏側では、神代カオルが頭を抱えながら叫んでいた。
「なにこのカオス!? 誰が主役で、誰が悪役で、誰がガチなの!?」
スタッフ:「トレンド、爆伸び中です! “ひよこまる覚醒”タグが急上昇してます!」
神代:「覚醒しなくていいのよ! まだデビュー1週間なのよ!? 台本どこいったのよ!?」
だがその混乱の最中――
《同時視聴者数:15000人 突破》
画面のコメント欄は、喜びと混乱と若干の心配でいっぱいだった。
\神代マネ生きて/
\今のLinkLive、どの事務所より熱い/
\これが“事故”でなく“伝説”になる瞬間/
\イケボとカオスと愛の嵐/
そして――クライマックスへ。
ひよこまる(お嬢様):「レイくん、選んで。私か、ルイくんか。どっちの執事になるの?」
レイ:「えっ、えぇえええええええええ!?!?」
\フラグ立った!/
\分岐エンドきた!www/
\この選択、間違えるとリアルで刺されそうwww/
視聴者が固唾をのんで見守る中――
レイ:「……えーと、その……」
「タイムオーバー! 一旦ここでCM入りまーす☆」(※裏でひよこまる、強制切り替え)
\ぶった切りwww/
\なんでCM!?www/
\タイミングよwww/
\まさに神編集www/
カオスとコントの即興劇は、まだまだ終わらない。




