表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

DETOX

●前作を踏襲しつつも、ロック色が更に戻ってきた印象が。


【収録曲】


1.NASTY

2.Dystopia

3.Tropical Therapy

4.Delusion:All

5.Party's Over

6.Puppets Can't Control You

7.Tiny Pieces

8.This Can't Be Us

9.+Matter

10.C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO

11.The Pilot </3


 ここ最近のONE OK ROCKはポップな面を強調させている……そんなイメージがあったのですが、約2年半振りのアルバムとなる本作は、以前のような激しめの曲が結構目立つように思えました。『Delusion:All』は前奏の時点で分かりやすくひずんだギターサウンドを強調させていますし、『C.U.R.I.O.S.I.T.Y.』は攻撃的なミクスチャーナンバー。『The Pilot </3』は明確な「ロックバラード」といった感じでしょうか。


 とはいえ、作風が完全に戻ったわけではなく、海外進出してからの彼ららしい要素も充分に感じ取れます。歌詞がほぼ英語なのはもちろんのこと、『NASTY』は激しさを見せつつもリズムは打ち込みですし、『+Matter』は軽快な雰囲気に仕上がっています。なので、今作を全体的に見ると、バリエーションの広かった前作『Luxury Disease』を踏襲しつつ、それをロック寄りにした……と捉えることもできます。


 個人的には、近年の彼らのアルバムの中で一番の出来になっていると思いますが、やはり「まだまだこんなものじゃない」といった印象もあります。まあ、紆余(うよ)(きょく)(せつ)ありながらも様々な音楽性を身に付けたと思いますし、そろそろそういう点を活かしたインパクトの強い作品を聴きたいところなのですが。


評価:★★★★

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ