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第93話 寂寥のダンジョン

ベルセタの街で食事中に8人の冒険者のゴロツキに絡まれて全員の手足を片側消したジン達を恨んでその街の兵士に嘘を吹聴し、50人の兵士がジンを逮捕しにきたが、逆に冒険者4人の首を消しとばし、50人の兵士の剣を消すと兵士達は恐れのあまり逃げ帰ってしまった。


翌日冒険者ギルドに行くと、たまたまアリシアの知人がギルドマスターをしており、彼女アルメイダのおかげで誤解が解けて、ゴロツキの残りの冒険者4人は労働奴隷として捕まった。


アルメイダの勧めでこの地のダンジョン、”寂寥のダンジョン”を潜ることになったジン達ファミリーは1階層に降りて行くところだ。


1階層は周りに蛍光苔がびっしり生えていてライティングも必要がない程の明るさだ。


先頭にドール、次にアリシア、イザベラ、ヒューイが続き、オレリア、フェリシアがその後に続き、イリア、イリーナ、ジンがしんがりを受け持つ。


ゴブリンが5匹、棍棒を持って襲って来るが、ドールが『雷剣』で簡単に2匹の首を切り落とし、アリシアが3匹のゴブリンを討ち取って、耳だけ削いで回収した。


さらに行くとホーンラビットが8匹、かなりすばしっこいがドールが【身体強化】で8匹を刈り取り、回収する。


2階層に行くと、ファングウルフの群れ35頭が襲って来るが、ドール、アリシアが剣で刈り取り、イザベラが【エアカッター】で討ち取った。


3階層にはオークが12匹いる。

なかには盾と剣を持った数匹がドールに斬りかかって来るが、ドールが『雷剣』で剣に雷を落として感電死させ、残りのオークをアリシアが首を切り落とし、イザベラが【ファイアボム】を顔にぶつけて破壊して刈り取った!


4階層は平原のステージで、ファングボア3匹とさらに奥にはトロールが1体いた。

ファングボア3匹を今度はヒューイがあっという間に『神龍剣』で首を切り落とし、トロールはイリアが【アーススピア】で胸を貫通させて討ち取った。


5階層はボス部屋で扉を開け中に入ると、扉は閉まり、ボスを刈り取るまで開かない。

中にはスケルトンキングが盾と剣を持ってカタカタと音を立てて迫って来る。

イザベラが【浄化の杖】で浄化するも、盾がスケルトンキングの大きさに急に大きくなって、それを防いだ。


どうやら『マジックアイテム』の盾で、サイズが自由に変わる盾のようだ。


ドールが『雷剣』で盾に雷を落とし破壊しようとしたが、盾はビクともしない。


ジンが『剛力』を取り出して、上段から一気に打ち下ろすと、盾で防ぐも、その盾ごと受けるスケルトンキングを粉々にしてはいにしてしまった。


「ジン、駄目じゃないよ!せっかくの『マジックアイテム』の盾を粉々にして・・・」とイリーナが文句言う。


「だって、あれをそのままにしては打ち取るには苦労するよ」と言い訳をするジン。


念のためにイザベラが【浄化の杖】で全て浄化して消し去った。

側の宝箱には罠が仕掛けられていて、開けると天井が落ちて来る仕組みだ!


ジンが【ディスペル】で解除してからドールが開けると、中には『転移盤』が入っていた。


この転移盤は一度行ったところ以外はいけないが人数が50人まで乗れてサイズフリーと出ていた。【次元ストレージ】に入れて回収した。


6階層に行くとそこは海が広がっていて、砂浜に立つとかなりの魔力を感じた。


ジン達は『潜水艇』を浮かべて乗り込み20メートルほど進んでから、潜行し始めた。

30メートル先にケートスが1匹いる。

『潜水艇』の『魔道砲』からレーザー砲を放ち、頭を破壊して回収する。


更に20メートル先に巨大なバハムートがいた。

禍々しい魔力を放っていたのはどうやらこの魔物のようだ。


『魔導砲』から『レールガン』を選択して念のため1発目をこめかみに狙いを定め、もう1発を胴体に狙いを定めて撃ち放った。


巨大なバハムートを極超音速弾丸の『レールガン』を受けて、頭に穴が空き、胴体の部分も大きな穴を開けられて、海の藻屑となってしまった。


陸地について『潜水艇』を【次元ストレージ】に入れ回収した。


7階層は鬱蒼とした森林のステージで、奥から凄い鳴き声が聞こえて来る。

どうやらサウンドラーがいるようだ。


進んで行くと2匹のつがいのサウンドラーが他の魔物を食べていた。

イリーナが【エアカッター】を放って1匹を葬るが、もう1匹がものすごい勢いで向かってきた。


オレリアが【エアカッター】を放つも首を振ってそれを避け、オレリアを噛み砕こうとするところをヒューイが『神龍剣』で一瞬にして首を切り落とした。


周りには食べ残されたオーガの死体とオーガが2体剣を構えている。

ドールが難なく『雷剣』で2体を葬って回収した。


8階層にやってきたがそこには廃屋が1棟有るだけの周りは岩だらけの場所だ。


廃屋の中から魔力を感じた一行はゆっくりと廃屋に近づいて行った。

廃屋の魔物もジン達の気配に感づいて、「グモモー」と叫んで出てきた。

5メートルを超えるミノタウロスの変異上位種の様だ!


イレーナが【鑑定】と剣技Lv9、魔法耐性Lv8、ランクS相当と出て、なかなか手強そうだ。


ドールが『雷剣』で【縮地】で一気に間合いを詰めて斬りかかるが、相手も大きい割には素早くドールの剣を躱して袈裟切りに攻めてくる。


ドールはバックステップでその袈裟斬りをを躱して、横に剣を薙いだ。


その横に薙いだ『雷剣』を下からカチ上げて弾く、ミノタウロス。


ドールが顔にレーザービームを放つが、首を傾げてそれを防ぎつつ左手でドールの腹に拳骨を打ち込んできた。


ドールが体制を崩しながらもそれを躱すが、その崩れた体制を見て、すぐさまニノタウロスが剣を上段から斬りかかる。


ドールが【シールド】をしていなければ二つに切り刻まれてしまう程の斬撃だ。

幸い【シールド】がその斬撃を防いでくれた。


ここで「ドール、私とバトンタッチして!」とヒューイが相手になった。


ミノタウロスは相手がヒューイに変わったので、すぐさまヒューイに斬りかかるが軽く躱されて、横腹を深く切られて血が吹き出す。


ミノタウロスは怒りに任せて上段からヒューイの剣もろとも打ち砕こうとするが逆にヒューイの『神龍剣』がその剣を真二つに切り落として、その刹那、ヒューイの切り返しの攻撃がミノタウロスの首を切り落とした。


鮮やかな切り口で胴体がしばらく動いているほどだったがヒューイが血止めしてジンの【次元ストレージ】に回収した。


「なかなかの相手だったね」とジン。


「でも、パパの作ってくれた剣に敵う物はないわ」とヒューイ。


9階層は岩場のステージで人の頭大の岩がボンボン飛んで来る。

凄いスピードで当たれば即死は免れない勢いだ。


どこから飛んで来るのか見ると3匹の岩竜が3方向からジン達を狙って放っているようだ。


「ドールとアリシアが一番左の岩竜を、真ん中の岩竜をイザベラとオレリア、一番右の奴をフェリシアとイリアでお願いします」とジンが言う。


左の岩竜に二人は【縮地】で飛んで来る岩礫を避けて近づき、岩を放つ時に首を長くする瞬間を狙って二人の剣が同時に首を切り落としていた。


真ん中の岩竜にオレリアが【ファイアボム】をぶつけて岩礫を防ぎ、その隙にイザベラが首のすぐ近くまで迫って、次に首を出した瞬間を狙いすまして【エアカッター】を放って首を切り落とした。


残る一番右の岩竜にフェリシアが【ファイアアロー】を放ち首を引っ込めた隙にイリアが首のすぐ近くまで【身体強化】で近づいて、フェリシアめがけて岩竜が岩礫を放つ瞬間にイリアが【ロックスピア】を頭と首に2投放って仕留めた。


ジンが3頭の岩竜を【次元ストレージ】に入れて、10階層に向かった。


10階層がラスボスの部屋だ。

大きな鉄の扉が開き、全員が中に入ると自動的にドアが閉まった。

目の前には40メートル近くの黒龍が火炎咆哮を吐いている。


イリーナが巨体を一瞬で【アイスブリザード】を放って氷漬けにするが、巨体の黒龍がその氷を打ち砕き数千度の火炎をイリーナに放った。


イリーナは直ぐに【ブリザード】を放ち相殺して難を逃れるが、黒龍は強力な力で尻尾を振りまいてジン達を消す飛ばしにかかった!


ジン以外は全員が【シールド】で防ぎ、ジンだけは『煌剣』でその強力な尻尾を一刀両断で切り落とし、ジャンプして首を一瞬で切り落としてしまった。


凄い音と主にズドンと首が落ちた。吹き出す血を切り口を焼き、血止めをして【次元ストレージ】に回収した。


宝箱を見ると『想いの水晶』と書かれた水晶の玉が入っていた。


ジンが【鑑定】すると『知りたい想い、人物、物、魔物の今を水晶玉が映し出す』と出て、例えば敵の動きの今が分かるのでとても今後重宝するアイテムだ。


ジンが【次元ストレージ】に入れ、ダンジョンコアを抱えて、皆で転移盤に乗って1階層の出口に出た。


馬車に乗り込んで西門までフジが馬車をひいて行く。


15分程して街に戻ってきて、ジン達は冒険者ギルの素材置き場に討伐した大量の魔物を置いて、食堂で軽食の野菜サンドと果実ジュースを飲みながら、納品書のできるのを待っていた。


結構時間が掛かって40分程して係が持ってきたので、ジンが受付嬢に納品書とカードにダンジョン地図とダンジョンコアを出した。


受付が「ジン様、”寂寥のダンジョン”を踏破されたのですね?すごーいですわ、ギルマスを呼ぶのでそのままお待ちください」と言って、2階に駆け上がって行った。


数分して、アルメイダが降りてきて「さすがジンファミリーですね!”寂寥のダンジョン”踏破おめでとうございます。ダンジョンコアもさすがに大きく驚いております」と言って清算金白金55枚、金貨86枚、銀貨90枚、銅貨97枚をカードに入れて全員のカードを返却してくれた。


「アリシアさん、今後の予定はどうするの?」とアルメイダが聞いてきた。


アリシアがちらっとジンの方を見て、ジンが「今度はグラバド王国の西の街に向かおうと思ってます」と言った。


「それでしたら西の一番端の街カルバラの街に行くといいですよ、あそこにも未だ未踏破のダンジョン”カルバラダンジョン”がありますし、街も賑やかでいい街です」


「そうですか、色々お世話になりありがとうございました」とジンとアリシアが礼を述べてギルドを出た。



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