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第92話 ベルセタの街

グラバド王国の王都の冒険者ギルドが管轄された2箇所のダンジョンを踏破したジンファミリーは王都から東に50キロ程離れた第二の都市ベルセタに向かって馬車を走らせていた。


途中オーク20匹、オーガ2匹に出合うが問題無く討伐して回収。


夕方にベルセタに到着して、宿を抑えた。


シャワーを浴びて着替えたら夕食の時間になり、いつものケーキタイムは無しだ!


イリーナと食堂に降りて行くと、既に皆が揃って待っていた。


夕定食を頼み、食べ始めると冒険者の一団がドヤドヤと入ってきて、近くのテーブルに座った。


ジン達の人数と同じ位の8人のグループで余り柄が良くない!

案の定一人が近ずいて来て、「女が大分余っているようだから俺らの所に来て一緒に酒でも飲もうや!」と誘いに来た。



「悪いけど私達家族なでお断りするわ」とイリーナが言うが、「別に家族でもいいじゃねえか、女ばかりじゃ詰まらんだろう?」


「おっさん!女ばかりじゃ無いぜ、ここに俺がいるからな」


「あれ?坊主が一人居るのか?大人の会話に入って邪魔は良くないな!」


「その坊主に手足が消されたく無かったら席に戻って大人しくしてろ」とジンが言った。


「坊主、オジサン達は冒険者で強いからあまり生意気な事を言わない方がいいぞ!」


「へぇー、私達より強いとはとてもじゃ無いけどそうは見えないわ」とヒューイ。


「オッサン、食事の邪魔だから席に戻らないなら、本当に手足を消すよ!」


「坊や、やれるもんならやってみな!」


【イレージング】と呟くジン。


目の前の男の片足と片腕が根元から消え、悲鳴を上げてのたうち回っている。


仲間の男達が慌てて飛んできて「貴様たち何をした」


「余り五月蝿いから、席に戻らないなら手足を消すぞと言ったら消して見ろと言うので、消しただけだぞ!」とジン。


「貴様ぁ、ぶっ殺してやる」と二人の男が剣を抜いて来たので、ジンが手足を再び消して、他の男達に「宿の食堂では迷惑がかかるから外に出ろ」と言ってジンが残りの5人を連れて外に出て、「早く来なよ、俺はまだ食事中何だからな!」


一斉に剣を抜いて来るが、剣ごと腕は消え、叫び声しか聞こえず、ジンが戻ってきた。


未だのたうち回っている3人を五月蝿いので【ハイヒール】を掛けて元に戻してやり、「外にいる仲間も助けたいなら俺たちに頭下げて謝りな」と言った。


男達は治してもらい、慌てて頭を下げて仲間の5人の所にジンと一緒に行き全員にジンが【ハイヒール】を掛けて元に戻してあげた。


「俺と戦いたいなら先ずはSランクになってからにしろ」と言ってSSSのプラチナカードを見せて食堂に戻って来た。


「お疲れ様」とイリーナが声を掛けてくれた。


ジンは食事を未だ食べ終わって無いので食事をまた食べ始め、皆が待ってくれていた。


宿の主人に騒がした件を詫びて部屋に戻ってケーキタイムだ。


ジンは夕食をしっかり食べれなかった分サバランを2個も食べやっと機嫌を戻していた。


ヒューイが「治さず全員消てしまえば良いのに」と過激な発言をしていた。


その時は治してあげた不良冒険者8人がまさかジン達を兵隊達にある事無い事嘘を話して、身柄を拘束させようと企てていようとは考えもしなかった。


ケーキタイムを終えてイリーナとシャワーを浴びてベッドにタイプし、愛し合っている時に、ジンは何やら『敵意と殺気』を感じ、イリーナに言って着替えて様子を伺うと、宿に50人程の兵士が迫って来ていた。


直ぐ全員に連絡して、起こし、【転移】で馬車に移動し、ジンとヒューイが【隠蔽】を掛けて見てみると、例の絡んできた冒険者達が兵士を先導してニヤニヤしながら「この部屋の奴らです、気をつけて下さいね、殺す事などなんとも思わない連中ですから」などと言ってドアを開けようとしていた。


ジンとヒューイは呆れて宿の外で兵隊達が出て来るのを待っていると8人の冒険者と50人の兵士が宿から出て来た。


8人の冒険者が慌てて「あいつです、あいつが人殺しの坊主です」と言って兵隊の陰に逃げた。


兵隊が一斉に剣を抜くが抜いた剣が全て消えてしまった。


「兵隊さん、僕らは食事していた時に絡まれて彼らを懲らしめただけで何も悪い事してないぞ」


「嘘だ!騙されないで下さい、兵隊さん達」


「俺が助けてやったのが間違いだった様だな!」と言って4人の首を消して殺した。


「残った4人と宿の主人に聞けば判るから聴いてくれ」と言うが、兵士達は首がいきなり無くなった冒険者を見て、それどころではなく全員が逃げ出してしまった。


残った4人の冒険者を【ダークジェイル】に捕縛して、朝食を食べる時宿のご主人に昨日の絡まれてその後夜の出来事を話し、もし兵隊達から話しを聞かれたら申し訳無いがありのまま伝えて欲しいと話して、朝食を食べて、冒険者ギルドに行った。


受け付けでギルドマスターを呼んで貰い、降りてきた女性のギルドマスターがアリシアを見て掛け寄って来た!


「アリシアさん、お元気でしたか?ご結婚したと伺って?ご主人?」


「ジンと申します、アリシアの夫です」


アリシアが昨日からの話しをして、4人の冒険者をギルドマスターのアルメイダにわたした。


4人はまさか仲間の女性に隣の国のギルドマスターや王女が居るとは知らず、今頃になって震えている。


結局アルメイダが4人の冒険者カードを摂取して、兵士宿舎に同行してくれる事になった。


彼ら4人を【呪縛の縄】で締め上げ、兵舎に着くとジンとヒューイの姿を見た兵隊達は青くなって震えていたが、騎乗団の男性にアルメイダが説明するとやっと誤解が溶け4人の元冒険者を労働奴隷にする為連れて行った。


ジンは騎乗団の代表にお礼を言って、冒険者ギルドに戻って来た。


アルメイダがジンファミリーをギルドの応接室に呼んでアリシアやオレリア王女、イリーナ達と今迄のジンとの馴れ初めや冒険者の旅の話で盛り上がって、一緒にお昼をご馳走なる。


近くの高級なレストランに連れて行かれ、マナバイソンのステーキにガーリックパンと野菜スープをたらふくご馳走になった。


「アルメイダ、ここのギルドが管理しているダンジョンは有るの?」とアリシアが聞いた。


「1箇所有るわ!でも未だ誰一人として4階層迄で5階層のボス部屋に入って戻った冒険者はいないのよ」とアルメイダ。


「それじゃ、私達が明日朝から踏破して来るわよ」とアリシア。


「それじゃ明日は期待して待っているわ」とレストランの出口でジン達は昼食の御礼を言って別れた。


ジン達はまだ早いので、皆で市場にき、明日のダンジョンで昼になった時の食材を買うために見て回った。


オークの照り焼きバーガーと野菜サンド、果実ジュースなど簡単に直ぐ食べれる物を中心に買い込み【次元ストレージ】に入れ宿に戻った。


宿でジンはイリアとシャワーを浴びて皆が来るまでアメリカンコーヒーとケーキを用意してイザベラ達を迎えた。


明日は少し早目に朝食を食べて、ここのギルドが管理しているダンジョンに潜る。


皆も早目に寝る予定でケーキタイムも早々に切り上げ、イリアと愛し合って熟女の身体を充分に堪能してシャワーを再び浴び夕食を食べに降りて行った。


昨夜の騒ぎを周りの冒険者達も知っているので、何事も無く食事を終え、それぞれが部屋に戻った。


「ジン、私貴方の子供が欲しいわ!」


「えぇ?イリアで来たの?」


「違うわよ、まだだけど避妊してる訳では無いから出来たら産むのを許して?」


「勿論だよ!イリアと俺の子なら美男か美女に間違いないな」


「良かった!子供は要らないと言われるかと思ったわ」


その後イリアは激しくジンを求めて来て、今日にでも作るつもりの様だった!イリアもダンジョンに潜る為か、早目に寝入ってしまった。


ジンは仮眠して、朝方『剛力』を持って宿の裏庭に出た。間もなくアリシアとヒューイが来て3人で朝練をし、いつもの様にシャワーを浴びて食堂で朝食を食べてからギルドに向かう。


受付けに"寂寥のダンジョン"に潜る旨伝え、カードを渡す。


受付嬢から履歴を打ち込んでもらって、カードを受け取り、馬車に乗り込んで西門を出て北方に約7キロ程進むと、屋台や店が5、6軒見えて来て兵士が2人立っていた。


カードを見せて、いよいよ"寂寥のダンジョン"の1階層へと降りて行った。


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