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第89話 アグレバル皇帝の指名依頼達成

エリオット侯爵をこの世から消し去り、侯爵領地を真面目な息子が後々成人して治世することで侯爵夫人とも話し合い、宿に戻ったジン達ファミリーは残りの1泊をキャンセルしてパラメーラの冒険者ギルドに行って、面白そうなクエストが有るか掲示板を見た。


ここは管轄するダンジョンも無く、クエストも討伐系はあまり無いので西方の街エゲルの街に向かった。


ジンはいつもの通り馬車の中で<タブレット>を開き【GOD】に『エゲルの街』と書き込んでenterキーをポチった。


『エゲルは帝国の最北西の街で人口はおよそ5万人の中都市でドルデ・エゲル辺境伯が治める街』と出た。


更にジンは『エゲルにダンジョンは有るの?』と打ち込むと『1箇所エゲルの北3キロに”北壁のダンジョン”が有ります』と表示された。


ドールが少しフジの足を急かせてエゲルに昼頃着かせて、宿に落ち着いた。


”エゲルの花”という宿にダブル一部屋、ツイン三部屋取り、部屋割りはジンとイリアが同室、イザベラとイリーナ、アリシアとオレリア、フェリシアとヒューイでドールとローラは裏の厩舎でフジをつないで馬車の中で過ごす。


宿を出て、昼ごはんを食べに近くの定食屋に入り、女性陣は北の海で取れる魚のムニエルと野菜サラダにスープ、ジンとヒューイがファングボアの生姜焼きにコンソメスープとご飯を頼んだ。


なかなかこじんまりした食堂だが落ち着いた雰囲気で味も美味しかった。


宿に戻り、いつものようにジン達の部屋で紅茶とケーキを食べながら明日早朝に”北壁のダンジョン”に潜る予定をみんなに伝えた。


それぞれ夕食まで自由行動で、イリアを除いた女性陣はエゲルの街を散策するというのでドールが一緒に行くことになった。


ジンとイリアは当然のようにシャワーを浴びて合体を繰り返していた。


ジンはやはり、イリーナやイリアのように年上だと身を委ねられて安心なのだろう、イリアに甘え彼女の体を貪るように求める。


イリアも優しくジンを迎えともに激しく燃えて果てる。


一方イリーナ達は静かな街を賑々しく洋服を中心にアイショッピングを楽しんで宿に戻ってきた。


夕食はマナバイソンとガーリックパンにテールスープに野菜サラダでパンが食べ放題でとても美味しい。


夕食後再びジンの部屋でコーヒーにケーキを食べて皆はイリアにジンを任せて、それぞれの部屋に戻って行った。


ジンとイリアは再びベッドに入り愛を確かめ合うように互いの体を求め合い、イリアは歓喜に酔いしれてジンを迎え入れていた。


「イリア、最近感じやすくなってない?」


「なぁに?恥ずかしい事言わないで、でもジンに開発されたのかしら?すごく自分でも感じるのよ」


そう言ってジンを激しく求めてくる。


ジンもイリアの豊かな胸に顔を埋めて二人は明け方近くまで愛し合った。


朝早くイリアを起こさないようにジンは朝練のため裏庭に出てヒューイとアリシアといつもの朝練をしてシャワーを浴びに部屋に戻った。


イリアが待ち構えていて抱きついてきて合体、シャワーを浴びて二人で朝食を食べに階下に降りた。


「イリア、今日はいつもより若く見えるわね」とイリーナに意地悪な嫌味を言われて赤くなっていた。


朝食を食べて宿を清算して、冒険者ギルドに向かった。


受付嬢にギルドカードを9人分だして”北壁のダンジョン”を潜る旨伝えて馬車に乗り北西3キロのダンジョン入り口に向かった。


入り口には兵士が二人いて彼らに冒険者カードを見せて中に入った。


先頭はドール、アリシア、オレリア、ヒューイ、フェリシア、イザベラ、イリア、イリーナ、ジンの陣容でむかった。


一階はライティングで照らさなくても明るいほど蛍光苔が岩肌にびっしり生えておりゴブリンが20匹、ホーンラビットが10匹ほどいる。


ドールとアリシアがゴブリンを、オレリアとヒューイがホーンラビットをそれぞれ対応して簡単に倒した。


2階層には膝まで草が生えている草原にファングボア3匹、マナバイソン4匹が草を食べていた。


ファングボアがジン達に気づき、草むらを疾走してくる。

ドールとアリシアが『雷剣』と『魔剣ジンの剣』で二人で3匹を瞬殺した。


マナバイソンはイザベラとオレリアがともに【エアカッター】を放って首を切り落としてジンが【次元ストレージ】に回収した。


3階層は砂漠ステージでジンが【次元ストレージ】から『空飛ぶ車』をだして乗り込み、2メートル程砂面の上を飛び、<タブレット>のモニター画面を見ながら飛んで行くと、サンドワーム1匹が確認できる。


イリアが【サンドスピア】を2発放ち、頭と胴体に突き刺さった。


更に進むとサンドスコーピオンが1匹いる。 『空飛ぶ車』からレーザービームを放って、頭部と尾の毒針のある部分を破壊して回収する。


4階層は山岳ステージで吹雪がすごく、山の積雪が50センチほど有る。


『空飛ぶ車』で空中を浮きながら山の頂上に向かって上昇して行った。


山の中腹あたりにアウルベア2匹がいた。

大きな嘴で威嚇しながら鋭い爪で『空飛ぶ車』を落とそうと手を振り下ろしてくる。


すぐに車からレーザービームを放ち、あっという間に2匹を撃ち落とした。


更に進むと青龍がブリザード咆哮を放ってくる。

ジンは『空飛ぶ車』の『魔導砲』からバレット弾を放ち青龍の顳顬を打ち抜き回転しながら脳髄を破壊して倒した。


5階層はボス部屋でオークキングが巨大なメイスを持って盾を構えて立ちはだかった。


ヒューイが『神龍剣』を抜いて、上段から素早く打ち下ろすと盾でその斬撃を防ぐも、剣が盾を綺麗に切り頭から真二つに分かれて二分されて死んだ。


側には宝箱が有り、『ミスリル鉱の塊』が入っていた。ドワーフのデロスの親父さんにあげるつもりで【次元ストレージ】に入れた。


6階層は森林ステージでサウンドラーが2匹、低周波音の叫び声を何度も鳴いて威嚇してきていた。


ドールとイザベラが『雷剣』と【エアカッター】で2匹をなんとか打ち倒した。


7階層は海のステージで『潜水艇』を【次元ストレージ】から取り出して浮かべ、全員が乗り込んで潜水し始め深度10メートルほど潜行して進んでいると【サーチモニター】にケートスが1匹クラーケンが2匹いる。


『魔導砲』でスチール製の網を放ちケートスおよびクラーケン2匹を同時に捕縛して高電流を流して殺し、回収した。


8階層は再び雪深い山のステージで、そこにスノーゴーレムが2体いる。


ジンが【鑑定】すると魔石を破壊しない限り何度も再生を繰り返す不死のゴーレムと出ている。


ヒューイとドールがそれぞれ魔石の位置に掌底破を放ち一発で再生を防いで魔石を破壊して討ち取った。


9階層は火山ステージで赤龍が火炎咆哮を履いて威嚇していた。


ヒューイが【縮地】で間合いを詰めて『神龍剣』で赤龍の首めがけて袈裟斬りで打ち下ろすと首を綺麗に切断して討ち取った。


10階層はラスボスの部屋にヒュドラがいる。


アリシアが首を順番に切り、切り口をオレリアが【ファイアボム】をあてて再生を防ぎ順番に切り落として、すべて9本の首を切り落として回収した。


罠が無いことを確認して、宝箱を開けると『遠距離通話器』が一対が入っており【次元ストレージ】に回収した。


ダンジョンコアを持って【転移盤】に乗って1階層の出口に出て、馬車に乗り込んでギルドに戻って来た。


素材置き場に討伐した魔物を出して、食堂で昼食を食べながら、納品書を待っていた。


出来上がった納品書と地図にダンジョンコアを渡し精算を待つと、2階からギルドマスターが降りてきて挨拶してコアを抱えながらニコニコして部屋に戻って行った。


精算金額は白金57枚、金貨75枚、銀貨88枚、銅貨63枚になった。


ジンファミリーは帝都に戻り、アグレバル皇帝に報告しにスカイヨークに戻るのだった。


エゲルからユースダレーまで行って、ユースダレーで再び同じ高級宿に泊まり、スカイヨークに戻ってきたジンファミリー一行は直ぐに皇帝に会うべく、お城へと向かった。


門の兵士は既に顔なじみで、と言ってもそれ程合っているわけでは無いがジンの奥様達が皆絶世の美人ばかりで、直ぐに覚えてもらえてとても得するのだが、ジンにとっては絡まれる機会が多くなり、どちらかというとデメリットの方が多いとジン自身は感じている。


皇帝夫妻が客間に入って来て「ジン殿、思ったよりずいぶん早く解決したのだな!してエリオット侯爵は如何いたした?」と聞いて来た。


「彼と話会いさえも出来ず、彼の軍隊1200人が泊まっている宿に押し寄せてくる前に、彼の館近くで侯爵と1200名の騎士達を400人ほど残して全て消しました。彼の奥様、騎士団長、侍従長と翌日話し合ったところ、奥様は侯爵の行状を全く知らなかったそうです。今後は皇帝に忠誠を誓い、息子が成人するまで良い治世をすると約束してもらいました」


「兵士は400人程に減ってしまいましたが、徐々に募集して1000人程にしたいと騎士団長が言ってました。近々彼が護衛で、侯爵の奥さんと息子さんが皇帝に挨拶にくるそうです」


「帝都内の侯爵配下の裏ギルドの連中は全て消し去ったので何の憂いもないので安心して下さい」


「何から何まで本当にありがとう、感謝する。ついては約束の白金95枚と”皇帝のダガー”を受け取ってくれ。このダガーを見せればどこもフリーパスで宿もタダで泊まれるぞ!」


短剣の柄のところに『アグレバル皇帝から友へ』と書かれた短剣を賜った。


ジン達は夕食を皇帝一家と楽しくご馳走になり、その日は宮殿に泊まり、翌日皇帝一家に見送られてスカイヨークを後にした。


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