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第87話 帝都の敵を殲滅

ジンファミリーは異界の魔物を殲滅して、新たな冒険の旅に出た。


馴染みの無いシルコレア帝国の皇帝夫人と王子を助けた縁で、城に招かれ偶然オレリアと皇帝が知り合いだった事がわかった。


皇帝から指名依頼を受けたジンファミリーは先ず敵の帝都に潜む裏ギルドの魔法師総勢200人程を次々【イレージング】と【マッピング】を併用して消していった。


ジンは消すなら一気に消した方が良いと考え、その日の内に100人のつもりでいたが、200人全員を一気に消し去った。


残るは闇ギルド所属の殺し屋と剣士達だ。


〈タブレット〉の【GOD】に『暗殺者』と更に絞り込んで皇帝側の政敵、エリオット侯爵の雇って居る無差別の殺し屋を一気に150人を消し去った。


残るは殺し専門だが【殺人スキル】がない冒険者崩れの剣士が総勢150人程だ。


ジンはさらに<タブレット>の【GOD】に『特殊スキル、ランクが高いもの』と絞り込んでenterをポチって、あぶりだした。


「ジン、わざわざ私たちが相手のところに押しかけなくても宿屋で全部片付けられるじゃない!」とイリーナが呆れながら言う。


「俺たちが皇帝の依頼で動いているのを知られないためなんだ!あまり他国の冒険者が帝国の権力側と結びついて云々されると国同士のトラブルにまで発展するかも知れんでしょ?」


結局剣士も100人程消し去って、残りは皇帝の騎士団達で余裕で対処するレベルの剣士達しかいなくなった。


「パパ、一度に100人も消したら町中が大騒ぎだよ?」とヒューイが言ってくる。


「いや、そもそも彼らは全て裏ギルドのお尋ね者ばかりだからから彼らは一般市民が飲むような酒場はあまり使わない、勿論何人かは一般の人の目の前で忽然と消えて大騒ぎになっても、所詮おおっぴらにできる連中ではないから丁度いいよ」


「ねぇ、ジン、それならパラメーラ迄行かないでこの宿の部屋からそのエリオットとかいう侯爵を【イレージング】と【マッピング】を併用して消したらわざわざ行かなくてもよくない?」とイリーナがお茶を飲みながら聞いてきた。


「そうなんですが、基本このシルコレア帝国を旅しながらの冒険でしたので

最北の街パラメーラを訪ねてもいいのかな?って思ってのですけど・・・」


取り敢えずイリーナ、ヒューイ等と食堂におりていき全員で朝食をとった。


この国の特産の野菜を豊富に使ったサラダが女性陣には大人気でジン一人肉を別注文してファングボアのバター炒めを追加していた。


食事をしながら、小声で皆にこの帝都に潜んでいるおよそ500名弱のエリオット侯爵の雇っている裏ギルドたちの主力を全て消し去り、残りは50人程の剣技もさほどでもない者達ばかりだと伝えた。


ただすれ違いざま50人を殺すこともできないのでどうするか、皆でジンの部屋に集まり、コーヒーとケーキを食べながら50人の誘き出しの作戦を練った。


ドールに皇帝夫人に変装してもらい、街中をジンが騎士団、アリシア、ヒューイが夫人の護衛侍女役で街を歩くことにした。


オレリアが事前に皇帝と奥さんに動きを伝え、その時すでに半分の兵士、魔法師を消し去ったことも伝えると、皇帝が驚いて「オレリア、昨日の今日で既に帝都の裏ギルドをそれほどまでに討伐したのか?」


「はい、ジンは【イレージング】という消滅魔法と【マッピング】を多用して危険な魔法師と、スキルや剣技が高い敵を先ず昨夜のうちに消し去り、残った冒険者崩れをおびき出す為に奥様に変装して街を歩きまわり、襲ってくる輩をおびき出すので、ここ数日奥様には市中見回りは控えて頂きたくお願いします」


「わかったわ!オレリアさん宜しく頼みますね!」


お城から戻って来たオレリアはイリーナに報告して、その報告を待って、ドールが皇后に化けて、ジンとアリシア、ヒューイがついて宿を裏から出た。


彼らの出た後に、表の出口からイリーナ、イザベラ、イリア、オレリア、フェリシアがショッピングをする女性グループのふりをしてジン達の後方50メートル程離れてついて行った。


「お母様、うまく釣れるかしら?」とイザベラ。

「分からないわね、仲間の闇ギルドの連中が一夜にして千人以上消えてしまっているから警戒しているでしょうしね!」


「でも、闇ギルドの連中は2、3人のグループとして連携はとるけど何百人の動きを連携はしないそうですよ。ほぼバラバラで活動しているようです」とオレリアが話した。


「その辺りで、うまくいくといいけどね!」とイリーナ。


「あっ、お母様、動きが有りそうよ。ほら、3人のグループと5人のグループが遠巻きにジン達の動きを伺いながら手に剣を構えているわ」


「イザベラ、ジン達はとっくに気づいているわ大丈夫よ」とイリーナ。


ジン達は先ず3人の剣を携えた連中が殺気を持ってついて来ているので、ジンが【イレージング】で3人を消し去った。


周りにいた市民が目の前の人が消えたので、キョロキョロしていたがしたいも何もないので、素通りして行った。


後ろにいた5人は消えた3人が仲間だということさえ分からず、ひたすらドールが変身している皇帝夫人に殺意を向けて尾行している。


ジン達は市場の群衆に紛れてわざと人混みの中に溶け込むように移動していくが5人の闇ギルドの男達はチャンスとばかり、距離を詰めていく。


人混みに紛れて後ろから短剣で刺し殺そうとしているのだろうか?


ジンが又も【イレージング】で5人を消し去った!

ジンとドール達は方向を宿に向けて他の敵対する人間を【サーチ】しながら宿に戻って裏口より人に気づかれないようにドールは変身を解いた。


後ろにいたイリーナ一行も宿に戻り、ジンの部屋に一同集まってコーヒーを飲みながらケーキタイムを楽しむのだった。


「ジン、これでは40人以上の人間を消していくのは大変よ」とイリーナが発言し、この部屋から<タブレット>のモニター画面に残りの残党を表示させて一気に処理してしまうことにした。


<タブレット>のモニター画面にはバラバラに散らばっている侯爵の配下の闇ギルドの連中が表示されて、ジンは纏めて【イレージング】と呟き全員を全て一瞬にして消し去った。


その日の午後、皇帝に城に伺う旨を伝え、一昨日から今日の午前中までの作業を説明して、明日より馬車で移動しながらエリオット侯爵の本拠地パラメーラに向かうことを伝えた。


皇帝夫妻は2、3日で帝都にいた500人近くの侯爵の配下の人間を全て始末したジン達に驚きながらも感謝して、パラメーラでの結果を期待して待っていると伝え、ジン達を宮城の門まで出てで見送ってくれた。


帝都スカイヨークから侯爵の自領地のパラメーラまでは、馬車で1泊2日の旅だ。

途中ユースダレーという街で一泊するのだが、皇帝が手配してくれた宿があるので先ずはのんびりそこに向かってフジの手綱をドールがローラと交代しながら街道を進んで行く。


馬車の中でジンはエリオット侯爵の動きを確認する為に『地獄耳の拡声器』を耳にあてがい、聞いていた。


未だ帝都の500人弱の配下が殲滅された事は伝わっていない。


ユースダレーに向かって馬車を走らせていると、道に大きな木が倒れて馬車の行く手を塞いでいた。

勿論ジン達一行はそれが帝都の近くを根城にしている野盗の仕業である事は知っており、野盗が潜んでいるのも【サーチ】で確認していた。


大きな木で塞いでいる手前5メートルほどで馬車を止めると、周りから矢が馬車をめがけて降ってくるがイザベラが【シールド】しているのでなんら問題はなかった。


野盗の中に一人、魔法師がいるのだろう。  【ファイアボム】がシールドにあたって霧散した。


「あらあら、随分しょぼい【ファイアボム】を放って来たわね」とイリーナが言い、野盗の中にいる魔法師に向かって【ファイアボム】を放って魔法師を含め3人の野盗を消し炭にした。


「アリシア、とヒューイだけでいいよね、俺たちは馬車の中からけんぶつしているから」とジンがのんびり告げた。


アリシアがそしてヒューイがあっという間に野盗達を切り倒し、ジンが全て消し去り、邪魔な横たわっている大木をドールがどけて、馬車は再び走り出した。


ユースダレー迄あと数キロという所で、グリーンウルフの群れ35匹が襲って来た。


オレリアとフェリシアが【エアカッター】で3匹、4匹と倒して、ドールがレーザービームで5匹ほど倒し、イザベラ、イリアが【エアカッター】で10引きほど倒して、残りはアリシアが剣で全て首を切り落として回収した。


ユースダレーの街にはいり、冒険者ギルドに行って、グリーンウルフのせいさんをしてから、皇帝が手配してくれた宿に入った。


この街で一番の高級な宿のようで各部屋に珍しくお風呂がついている。


ジンとイリーナが久しぶりに一緒にお風呂に入りながら愛を確かめ合って合体!


皆もお風呂に入って、さっぱり着替えて夕食のために食堂に降りて来た。


食堂には冒険者達と商隊の人達でかなり混んでいるが冒険者は最高級の宿にいるだけあって、皆がAランクの冒険者だった。


ジン達はレンブラント王国では超有名人だったが、ここシルコレア帝国では流石に顔は売れてない。


のんびり皆んなで食事を楽しんで2階に上がってお茶タイムを過ごしていよいよ明日は、エリオット侯爵の本拠地パラメーラに向かって行くことになった。


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