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第78話 未知のダンジョンの踏破

ジン達はフェリシアとオレリアの実戦訓練のために<タブレット>の力を借りてキースの未知のダンジョンの場所を確認して、5階層までやってきて休憩を取り次の6階層にに向かった。


6階層は密林のステージが現れた。

全員が【シールド】を施しているので暑さや湿度で悩まされることはない。


大きな幹にグレートポイズンスネークが緑色の舌を出して、でかい体を絡ませている。


ときどき口から緑色の液を吐き出し、それが当たった樹木の葉や木が一気に腐れて木々は折れている。


オレリアが【ウィンドカッター】でグレートポイズンスネークの首を攻撃して切り落とすと、切り口が二つに別れて新たな頭部が2個現れてしまった。


まるでヒュドラの再生のように切ったところが全て再生されて頭部が増えてくる魔物のようだ。


「オレリア、今一度【ウィンドカッター】で2個の頭部を切り落としてくれ、ドールは同時に切り口を【ファイアボール】で焼いてもらえる?」とイザベラから指示が出る。


オレリアが言われた通り【ウィンドカッター】で2個の頭部を切り落とし、切り口をドールが焼いて再生を防ぐと、イザベラが胴体を【エアカッター】で4つ切りに切断した。


更に進むと、上空から硬い木のみを勢いよく投げつけてくるウォターモンキーの群れが20匹ほどがいる。


イリーナが『滅亡の弓』に魔力を通し矢を放った。

矢は10本に別れて正確にウォーターモンキーの頭を破壊してぼたぼたと、死体が上から落ちてくる。


更にイリアが『魔法のダガー』を1匹のウォーターモンキーに投擲するとダガーはイリアの指示を受けて残り10匹のウォーターモンキーの首を切り落として、イリアの手元に戻ってきた。


更に進むと、大きな蓮の葉のような上にスフィア・フロッグがケロゲロ鳴いて毒液を飛ばして威嚇している。


イザベラが【アイス二ードル】を放って串刺しにしてしとめた。


7階層にやってきた。


廃屋が3棟ほど建っているが殆ど2階も残っていない状態でかろうじて1棟だけ2階まで残っている。


手前の廃屋は、蔦がビッシリ覆い、形そのものがどんな建物なのかも見当がつかないほど蔦が覆っていた。


イザベラが【ファイアボム】を建物に向かって放つと大量のバンパイアバットが廃屋から飛び出してきた。


イリアとイリーナが自身に【シールド】を掛けながらイリアが『魔法のダガー』、イリアが『滅亡の弓』で悉く落としていくがラチがあかない。


イザベラが【ファイアスプラッシュ】を浴びせても未だ数百匹が廃屋の周りを飛び交っている。


ヒューイが『神龍剣』で30匹ほど落とし、ドールがレーザービームで40匹程を撃ち落とし、オレリアが【ファイアボム】でやっと、残りを撃ち落とした。


次の廃屋に入るとソルジャーアントが1万匹ほど湧いて出てくる。

ジンが結界で1万匹を全て絡め取って、まとめて【重力魔法グラビティ】で押し潰して一気に殺した。


中にゆっくりドールが入っていくと、ミイラが3体剣を持って襲ってくる。


すぐに、イザベラが『浄化の杖』で霧散させる。


更に悪霊が充満しているこの1階の廃屋を『浄化の杖』で全て浄化して霧散させ、2階に上がると、バンパイアキングが剣を構えていた。


ドールが『雷剣』で斬りかかるもスルリと躱され、逆に鋭い爪でドールの肩を抉ってきた。


初めてドールの合金が削られた。

もちろんすぐに元に修復されるが、ドールが本体を少しでも傷つけられたのは初めてだ。


ヒューイが『神龍剣』で一瞬にして裏を取り右袈裟懸けに切り落とすが、霞を切ったように、手応えなくバンパイアキングは目の前でヒューイに爪を立てるがヒューイが【ブリザード】でバンパイアキングを氷漬けにして、回し蹴りで襲ってきた爪の手を蹴飛ばして砕いた。


その隙をドールが『雷剣』でもって、上段からアイスづけのバンパイアキングを頭から砕いた。


「ドール、大丈夫?かなり強敵だったわね!」とヒューイ。


「ありがとうございます、再生の合金なので問題ありませんが初めてでした」と本体の体に傷をつけられたのはドールとしては初体験だった!


もう1棟の廃屋にはスケルトンが2体いるがイザベラとイリアが簡単に首を落として対処できた。


8階層に行くと、砂漠のステージになっていて皆が『空飛ぶ車』に乗り込み、砂の2メートルほど上を走行し、<タブレット>の【サーチモニター】を見ながら進んで行く。


しばらくすると<タブレット>から警戒音がなりモニターにサンドスコーピオンが一匹こちらを睨んでいる。


『魔導砲』で【アースニードル】を撃ち放つも、硬い外皮に針では通らない。

更に【アースアロー】で頭と胴体に放って討ち取った。


未だ<タブレット>の警戒音が鳴り続けている。


サーチされたのはサンドワーム二匹だ。

上位種なのかかなり大きく全長が10メートル弱もある。


『魔道砲』で【サンドカッター】を6発放ち、切断を試みる。

砂がカッターの威力を半減して傷は付けたが切断までには至らない。


ジンはドールにレーザー砲を撃つように指示して『魔道砲』からレーザー砲を放った。


二匹ともぐしゃぐしゃに内臓を撒き散らして死んだ。


やっと9階層の火山ステージにたどり着いた。   すぐそばにキマイラ二匹がいる。


イザベラ【エアカッター】を放つも二匹とも跳ね返してきた。


ドールとヒューイがそれぞれ剣で首を落としに行く。


かなりの硬さの首だがドールの『雷剣』とヒューイの『神龍剣』」は豆腐を切る感じで簡単に獅子の首を切り落とした。


更に奥には赤龍が火炎咆哮を吐いてくる。


イリーナが赤龍の足を【アイスロック】で固定するも、周りの高音が容易にアイスを溶かして、赤龍が簡単にアイスロックを破壊して解いてしまう。


ジンが【呪縛の縄】で前足、後ろ足を呪縛して動かなくなったところを、イリアの【ロックアロー】が赤龍の首と胴に2発突き抜けて殺した。


遂にラスボスの部屋のようだ。

厚い扉を開けると、不死鳥のフェニックスが物凄い高音で部屋にいる。


全員が【シールド】で囲っていなければ一瞬で灰にって骨も残らないで死んでしまっただろう。


ジンは此処で久しぶりに【イレージング】を使った。


フェニックスは次第に消えながら尚も炎を滾らせて襲ってくるが最後は消えてなくなった。


部屋の温度も通常の35度に戻るがそれでも人間には暑い!


宝箱があり、罠もないので開けると『防御の服』と出ていて、『全ての物理的攻撃、魔法攻撃を防ぐ服』とあり、今回出番のなかった剣士のアリシアに着て貰うことにして、10階層から転移盤に乗って、出口にでた。


キースに皆んなで戻って、素材置き場に全ての魔物を納品して、納品書の上がりを食堂で待つことにした。


アリシアが「今日は私、全く何もせず最後の貴重な防御服だけ頂いて心苦しいですわ!」と言っていたが、「今日の目的はフェリシアとオレリアの魔法訓練の成果を見定めるのが目的だったからそれで良いのだよ」とジンに慰められた。


キャシーが「未知のダンジョンは結構難易度が高かったのですね!名前を”岩盤のダンジョン”と名付けるそうです。清算金はダンジョンコアと地図、それと討伐した魔物と未知のダンジョン発見の功績も入れて、白金55枚、金貨68枚、銀貨95枚、銅貨77枚になります」と皆の冒険者カードをくれて、ジンのカードに入金した。


今日はフェリシアの里帰りも兼ねて、ハリス侯爵邸に皆が泊まることにして、ハリス侯爵の所に『空飛ぶ車』でゆっくり移動していた。


その頃王都からかなり離れたベルヘアの貴族派筆頭公爵アーネスト以下リーマン伯爵や数人の貴族たちが集まり王都の地下に広がる”異界の魔物の檻”について話し合いをしていた。


「リーマン、お主の所には確か魔法師で『ディスペル』が得意な魔法師がいたよな?」


「はい、ルブロンという魔法師ですが『解除』魔法しか使えない奴ですが・・・」とリーマン伯爵がアーネスト公爵に答えていた。


そんな内緒の会議がベルヘアで開催されていることをジンファミリーは知らずフェリシアの父上の屋敷で美味しい夕食をご両親を交えて楽しんでいる最中だった。



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