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第74話 新たな生活の始まり

ささやかに家族だけの結婚式パーティーをと考えていたジン達は書類を出したセモアの冒険者ギルドから話が伝わり、レンブラント王国の王様ご一家、ハリス侯爵一家やギルドのギルマス、フェイト達まで家に来て、賑やかなパーティーになり、侯爵の娘さんのフェリシアまでもジンの奥さんになると言い出し、結局結婚することになってしまった。


翌日来訪していたオレリアの家族、フェリシアの家族達を送って、やっと家族だけのひとときになり、朝食後のお茶を皆で飲んでいた。


このところ来客が多くドールも大変だったので、この家の家事を任せるドールの助手と、家の警備専門のゴーレムを作ろうかと考えているジン。


ジンはキースから戻ったら研究棟の方でゴーレム3体を作って一体を家事専門、一体は家の警備、一体は研究棟の警備にする予定で考えた。


昼ごはんを済ませ、『空飛ぶ車』でキースの侯爵邸に一瞬で着いた。


侯爵は王都からまだ戻っていなかったが、執事長が万事対応して、フェリシアの荷物をジンの【次元ストレージ】に入れた。


”魔女の道楽”の裏に車を駐車させて、イリーナ達が魔道具の補充品もドロシーに渡した。


ジンはデロスの親父さんの所に立ち寄り、ミスリル製の剣とヒヒイロカネ製の剣を1本ずつ渡した。


「ジン、この前もらったばかりなのに今度はヒヒイロカネ製の国宝級の剣だぞ!こんなにもらえねえよ」


「いいから、いいから、『煌剣』に比べたら安いもんだよ」と、意に介さず置いて”魔女の道楽”に行った。


「ジン君おめでとうね!」とドロシーが祝福してくれる。


「おめでたいのかどうか、妖怪たちに囲まれた感じですよ(笑)」とジンが答えた。


『空飛ぶ車』に乗って再びセモアの自宅に【転移】し、夕食まで女性陣はリビングで女子会だ。


ジンは『研究棟』に行き、まず【次元ストレージ】の中に入っている古代人が作ったミスリル製のゴーレムを取り出し、『魔石製造器』で最高ランクの10の魔石3個を創り出し、まずは『研究棟』の警備用にと魔石を挿入して周りを強固な【プロテクション】をかけて、レーザービームを左手薬指から発射できるようにし、右手は剣に変化するように【モデリング】で作り直した。


魔石にジンの念を埋め込み、この『研究棟』の警備を任せた。


次にもう1体残っていた【次元ストレージ】の中のミスリルとアダマンタイトの合金製のゴーレムにも魔石10をジンの思念を埋め込んで【プロテクション】をかけて設置した。


指からはレーザービーム、右手は剣に変化できる作りにして家を守れるように、目は暗視カメラ付きで後でも映像を確認できるようにした。


両ゴーレムには【エンチャント】で『剣聖』のスキルを付与して、Sクラスの敵が来ても、対応できるようにした。


あとはドールと同じように剣技と家事をこなせる女性のドール2号を作る。


『万物創造キューブ』を使い、ドールと同様のゴーレムを作り、髪の毛の色をドールとは区別して赤毛にした。


剣は後でジンが作り与えるとして、取り敢えず、『研究棟』を警備するゴーレムを残して家に戻った。


戻って、[君の名前はローラだよ、これから家族に紹介するからね。ドールがお姉さんでよく仕事を教わりなさい]


[わかりました、早く仕事を覚えます]


ジンが『研究棟』から2体のゴーレムを連れて来たが、未だ女子会は続いていた。


「ちょっと、みんなにお知らせ!新たに家事を主にやってもらうドールの助手のローラです」


「初めまして奥様方、今後ドール姉さんと一緒に家事一般をこなしますローラですよろしくお願いします」


「それとここの警備を担当する警備担当のダンだよ」


「ダンですよろしくお願いします」


「あと『研究室』の警備をしているジェスというゴーレムを作っているから」とジンが皆に伝えた。


「ドール、ローラに教えながらコーヒーをみんなに入れてくれる」


「はい、かしこまりました」


人数が増えてジュリアンが1ヶ月いるので全部で9人分のコーヒーを入れてミルク砂糖を用意した。


「イリーナ、オレリアに魔法の基礎はオレが放てるところまでは教えているけど、更に応用が出来るように中級以上まで教えてあげてくれる?」


「フェリシアは後で鑑定をさせて、回復魔法はこの世界で一番というのはわかるけどそのほかのスキルとか魔法属性があるのか調べたいから」


ジンは【鑑定】をしなくても、ほぼ相手のスキルや魔力を察知できるのだが、やはりゆっくり【鑑定】するのとでは正確性が違う。


特にファリシアに関しては察知した能力と彼女がいう能力に差があるのが気になっていた。


「ジュリアンはここにいる1週間でもう少し速度をあげるようにヒューイに鍛えてもらって」


ジンが今後の大まかな方針を女性陣に伝えるとイリーナから、今日からフェリシアがジンと夜を共に過ごして朝、朝食を取るまで、次がイザベラ、オレリア、アリシア、イリア、私と大変だけど若いから頑張ってね!7日目はヒューイちゃんよ」


「そういうことで女子会は決定しました」とおどけてイザベラが言った。


「オレから提案なんですが、3魔女は血も繋がり連携が取れているのでクエストやダンジョン討伐はこれに私とヒューイが加わり、ドールも参加する。あとアリシア、オレリア、フェリシアとオレとヒューイとドールでクエストとダンジョン踏破とチームを2チームに分けてパーティー名は同じで行こうと思いますがどうでしょうか?」


「できたら全員が参加して、ジンファミリーが瞬時に自分の役割を見つけて対応出来るようにした方がよくない?」


「パーティー名も”ジンと家族達”に変更してもらい、常にジン、ヒューイちゃん、ドール、アリシア、フェリシア、オレリア、イザベラ、イリアと私9名はいつ何時ナンドキも一緒の行動を取ることの方がいいわ」とイリーナ。


「ただそのためには、オレリア、フェリシアを鍛えるのは私が受け持つわ」というのでイリーナの意見で全員でクエスト、ダンジョン踏破を行うことに決めた。


夕食の時間になり、ドールとローラが動いて、『魔法の鍋』を使ってマナバイソンのしゃぶしゃぶにすることになった。


パーティーの時にもらった野菜が【次元ストレージ】に未だかなり残っていたのでそれを出して、しゃぶしゃぶのタレは、ゴマ味噌ダレとポン酢のタレを各自にだして、ウドンとパンを食べれるようにした。


アリシアがジュリアンに、フェリシアとオレリアにジンが食べ方を教えながら皆でしゃぶしゃぶをすくいながらポン酢につけて食べる。


エルフのアリシア、ジュリアンは肉2に対し野菜8の割合で食べ、ヒューイは肉8に対し野菜2の割合だ。


ジンは肉6割、野菜4割で時々うどんも食べている。


かなりあった肉も野菜もだいぶ少なくなり皆のお腹も満たされたようなのでよかった。


夕食を終え、コーヒーを飲みながら談笑して、明日からは通常通り朝食を終えたら魔法組と剣術組に分かれて地下の訓練場で訓練を開始することで決まり、ジンとフェリシアが先にお風呂に入って、ジンの部屋に行った。


後の奥様達は皆それぞれ順番にお風呂に入って寝るようだ。


フェリシアはドキドキして緊張している。

ジンを護衛依頼の時から見ていて、その人外の才能を目の前に一目惚れして以来ずっと待っていた瞬間だ。


ジンはフェリシアが緊張しているのがわかり、二人で横になりながら何気ない会話をしてフェリシアをリラックスさせようとしていた。


「フェリシア、いつ頃自分に回復魔法が使えると感じたの?」


「三歳ぐらいの時転んで自分で傷口をさすったら傷が見る間に治ったのがきっかけよ!」


「ずいぶん早くから自分の才能に気が付いていたんだね」


「でも、私はイザベラのようにいくつもの魔法は扱えないの、魔力はそこそこあるけど何故か聖魔法しかできないわ!」


「あした、俺がゆっくり見てあげるよ、もし可能なら【エンチャント】で一番フェリシアに必要な魔法を付与してもいいからね」


「お願いね、後一つか二つ基本的な魔法でいいの、初級でいいから出来るようになりたいわ」


「大丈夫、きっとなれるよ!」と言いながらジンはフェリシアにキスをした。


フェリシアは目をつぶってジンのキスに返して抱きついた。


ゆっくり彼女の胸を弄り、フェリシアがビクッと体を硬直させるが「大丈夫だよ、優しくするから」と言いながら彼女に覆い被さり合体!


最初は体を硬直させていたフェリシアだが次第に快感に突き動かされジンを逃さないと強く抱きしめてはさない。


初めて女性の喜びを知ったフェリシアは突き抜けるような快感に何か魔法的な物をジンから授けられたような感覚がした。


フェリシアは何度も果てて気がつけばジンがいない。


心臓が止まるかと思うほど不安になったが、ジンの部屋だけに設置されているシャワールームから水音がするので急いで入るとジンがシャワーを浴びていた。


フェリシアはいきなり後ろからジンを抱きしめて、「私、いないので心配しちゃったわ、捨てられたのかと思うぐらいに・・・」


「こんなに可愛い奥さんを捨てるわけないだろ!」と言ってフェリシアを抱きしめシャワールームの中で再び合体。


フェリシアはまたも意識を失い、ジンによってベッドまで連れて行かれ、ジンが彼女の体を貪るようにして彼も果てた。


明け方近くまで二人の愛の格闘は続き、やっとフェリシアが寝息を立てて寝てしまった。


ジンもほんの少し仮眠して朝練のために地下の訓練場に行き、ヒューイとアリシアそれとジュリアン4人で素振りをして部屋に戻った。


きょうから、ジンの家族8人の本当の生活が始まるのだ。



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