表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/101

第60話 潜水艇の発見 

ジン達はセモアで未だ知られていなかったダンジョンを発見してそこの5階層で得た『シールドの指輪』をアリシアの右指に嵌めてあげた事がきっかけでなぜかアリシア以下、イリーナ親娘、イリア叔母さんとも婚約する羽目になってしまったジン。


イリーナの饒舌に対抗できず、皆を好きなだけに嫌と言えず婚約することになった。


午後は同じセモアの街東3キロ辺りの古代人の遺跡に【サーチ】をかける。


ジンの強力な【サーチ】は隠蔽を施されていても発見できる。

草むらの一角に隠蔽されていた扉を発見して地下に潜っていく。


ドールが【ライティング】で足元と周りを照らしながらアリシア、ヒューイ、イザベラ、イリア、イリーナ、ジンとダンジョンと同じ陣容で降りていく。


ドールとジンが【サーチ】をかけて進む。

階段を降り切ると、廊下になっていて3メートルほど進むと左右に扉があり部屋になっていた。

一番手前の部屋をドールが開ける。


古代人の作った人工のロボットのような物が上半身だけ作り込んだ状態で壊れて床に転がっていた。


一瞬でジンが解析して、殆どガラクタ状態で金属だけであるので【次元ストレージ】に収容する。


その隣のへやを開けると、古代語で書かれている資料が多数書棚に有り、これも回収した。

特に隠し扉や隠し戸棚などはない。


少し進むと「ドール、何かこちらに向かってくるぞ、気をつけろ」


それはすぐに姿を表した。

人工のゴーレムで、再生スキルがあり、剣技が800と高い。

再生以外のスキルは特に持っていない。


アリシアが『魔剣ジンの剣』で簡単に金属を切り首を落とすがすぐ再生してしまう。


「アリシア、魔石を破壊して、位置は心臓と同じところだ」


アリシアはつかさず突きを入れて魔石を破壊して倒し回収した。


彼が守っていた部屋には古代人の成人のミイラが3体いたので丁寧に白い布で包んで回収し、棚にある『アーティファクト』3点を回収した。


更に進むと大きな扉が突き当たりに有り、それを開けると目の前には巨大な潜水艦のような人工物の船が水路に浮いていた。


ジンが【サーチ】するとこの水路はセモアの海まで繋がっていて、この船は水中を潜る船だった。


【鑑定】すると、アダマンタイト鋼とチタン合金製の潜水艇で深さ1000メートルまで潜水可能で魔石を動力源にして進む潜水艦だった。


本当は資料を見つけてよく読んでから運転するのだが、せっかく目の前にあるので、ジンはみんなを促して潜水艇に乗り込み、『魔石製造機』を取り出して魔石8クラスを3箇所の魔石を設置する場所に設置した。


「ジン、そこに魔石でいいの?」とイリーナが心配そうに聞いた。


「うん、魔石設置てほら書いてあるでしょ?」


「私に古代語は読めないわ!」


ジンも、あっそうかと思いながら一人笑ってしまった。


運転も何となくわかり、水路をゆっくり進んでいく。


しばらくすると目の前が明るくなり、セモアの港が見える海に出た。


一見波に削られた岩の洞穴のように見え、周りには明らかに【隠蔽】の魔法が施されている。


「少し潜って見ます」とジンが言って、レバーを動かし潜水を開始した。


運転席からは270度程視界が見えるように工夫されていた。


10メートル程潜った。  海の魚がたくさんいて綺麗だ。  女性陣も感激している。


更に深く潜行してみる、500メートルほど潜ると景色は代わり暗い海の中だ。問題なく動くので浮上して、先程の岩場に行き、皆を下ろして潜水艦を【次元ストレージ】に回収した。


一般人には【隠蔽】されているため、岩場の海岸にしか見えず水路はわからない。


入ってくるときも入り口の扉を閉めて隠蔽してあるので、わからない。


古代人の遺体は入り口から少し離れた土地に丁寧に埋葬してあげて、ジン達は家に戻った。


家に戻り、順番にシャワーを浴びてリビングで紅茶とケーキタイムになった。


何だか女性陣は婚約したというのが良いのか、皆溌剌としている。


ジンだけが重い気持ちを持ちつつみんなのケーキを冷蔵庫から出してきた。


お茶休憩は女性陣達に任せて、ジンは地下の研究室に入り、【亜空間魔法】で大きな部屋を訓練場に作り出して、そこに先程の潜水艇をだした。


まず魔物を倒す武器として思いのままの魔法を発動できる『魔導砲』を【複製】魔法で作り出して潜水艇の前方に取り付け視界を邪魔しないように注意して取り付けた。


また魔法だけではなくレーザービームの発射口を取り付け、室内にジンの【次元ストレージ】に同期する【次元ストレージ】の入れ物を作った。


シールドや結界は【魔導砲】を放つ事で作り出せ、身を守られるので問題ない。


後は水に浮かべた時に、自動でタラップが降りてきて、みんなを潜水艇に乗せる仕組みを考える。


ジンが転移で乗せるのも芸がないので、潜水艇が海に浮かんだ時には船底が検知して、タラップが自動で降りてくるようにした。


これでどこに行っても、海のステージが現れた時には潜水艇を浮かべるか海中を潜るかして活動できるようになった。


あと、部屋で見つけた『アーティファクト』を一つ一つ【鑑定】してみる。


一つはキューブのような形で鑑定すると『万能製造キューブ』で家から、武具から魔法道具から生き物以外の全てのものを一瞬で作り出す製造機と出た。偉いチートなものだ。


もう一つは『魔法無効化リング』・『敵対する相手の魔法・スキルを全て無効化できる指輪』と【鑑定】で出。これはヒューイにあげるつもりだ。


そしてもう一つは『未来の石』と書かれた一握りの綺麗な丸い水晶の石だ。


【鑑定】すると『この水晶を握って見たいものを念じるとそのものの未来が頭に写り込んでくる。ただし変数が多いため、その未来は変えうることもできる可能性はある』何だかやばいものだなぁとジンは感じながら【次元ストレージ】に再び入れた。


潜水艇に一応武器を装着させたので、室内のトイレとお風呂を【モデリング】を駆使して改造し、座席を10席だけ残し、後ろには二段ベットで10人が寝れる様に改造を施した。


これで潜水しながら数日間は潜水艇の中でも生活できる様になった。


ジンは皆がお茶を飲んでいる間に商業ギルドに【転移】して、古代人の遺跡がある土地の登記が誰か調べてもらうと、幸いなことにこの土地は商業ギルドが売りに出している土地だった。


古代人のお墓の部分も含めて100坪程買うつもりで金額を聞くと担当者からやすくするので1000坪を銀貨10枚で購入を持ちかけられ、あまりにも安いので、1000坪買って、手続きをして再びジンの家に【転移】した。


女性陣達は未だお茶を飲みながらジンとの結婚の話で花が咲いていた。


「全く呑気な連中だ!」とジンはブツブツ言いながらも1000坪の土地に立てる建物の設計図に取り掛かった。


上物は大して大きくなくても良いと感じ、地下にあれだけ部屋があり出来上がっているので、上は二階建ての皆が寝泊まりできてゆっくりできるのであればと作り込んだ。


結局1階は地下に繋がる階段を設け、キッチンのカウンターの内側に見えない感じで隠し扉の様にして、冷蔵庫、【次元ストレージ】、電子レンジトイレ、風呂、地熱発電システムなど二日前に作成した家と同様の家を考えた。


先日はジン自身の【万能創造魔法】と【モデリング】で結構大変だったが今回は『アーティファクト』の『万能創造キューブ』が有るのでそれを利用してみる。


図面を目の前に、中に入れるもの、など細かいところまで考えて購入した土地の目の前に【転移】して『万能創造キューブ』を押した。


一気に2階建ての家が目の前に建ち、地下の入り口と図面の位置をキューブ自体が考えてくれて向きを調整して、建っている。


中に入ると、電気製品から【次元ストレージ】からLED電気、水道、お風呂まで完璧に出来上がった状態で建っている。


<タブレット>【GOD】に『現在地の近くでスライムがいる場所は?』と打ち込みポチると『20メートル周辺に15匹程度おり、更に40メートル先に20匹ほどいる』と出たので、20匹ほど【眷属】して庭にできた処理場のプールに入れてあげる。


何だか衛星が飛んでいるわけでもないのにGPS機能が働いているのだろう。


さすが神様がくれた<タブレット>だ。


今まで【GOD】を押して”わかりません”と回答されたことは一度もない。


風呂などの細かい部分も確認して、古代人の墓の部分はモニュメントの様にして花を植えて綺麗にした。


地下の水路は海の入り口は隠蔽されているがすぐ内側にシールドを施し中間地点でもシールドを掛けて、潜水艇の出口のすぐ先もシールドで閉ざした。


ジンは再び家に【転移】して『美食の皿』で青椒肉絲チンジャオロース7人前と餃子7人前をだす。

幸い『美食の皿』は2人前ずつ出るので実際は8人前だがヒューイがいるのでちょうど良い量になる。


醤油とお酢を用意して、後は野菜サラダにドレッシングを掛けて皆のご飯を持って女性陣を呼んだ!


ジンが土地を買って、家を建てたのなど知らないで午後からずっと女子会をやっていたのだろうか?全くもう・・・。


女性陣はよく食べる、ジンが出したものを何でも美味しい美味しいと言いながら感動して食べてくれるのは良いのだが、今度はドールに覚えてもらって少し休みたいと思うジンだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ