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リアルゲーム  作者: ありんこ
六章:クランバトル
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96/100

八十三話:始動(3)

ーーCランク迷宮、10階層。

あれから数十分で、オレたちは目標地点の手前まで来ていた。


「いよいよボスだが……準備はいいか?」


オレの問いかけに、2人とも頷いて返事を返す。

ここ、Cランク迷宮10階層中ボスーーCランク迷宮は15〜20階層のところが多く、ここは15階層ーーは、

クラウンバットというバット系の上位魔物だ。迷宮の中ボスには上位種の魔物が多い。

さて、クラウンバットの戦い方だが、小さいサイズを生かして飛び回りながら、魔法を使って一方的に攻撃してくるというものだが、物理のみならともかく、魔法系がいれば全く怖くない相手だ。

とはいえレベルは1000を超えているので、甘く見てはいけない。警戒を強めながら、ボス部屋の扉を開ける。


「キィィイィイイ!!」


甲高い声を上げながら、クラウンバットは先制に黒い槍を放ってくる。戦いの始まりだ。

ーー月光、瞬身、転身(速度50000→魔法攻撃45000)!

頭の中でそう呟いて、新しく入手したスキル、光弾をばら撒く。

ちなみに、光弾のスキルはこんな感じ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキル:光弾


効果:魔物に特攻性のある光の弾を放つ。一発MP50


レベルによる変化

Lv.1:弾速+200 魔物特攻ダメージ1.3倍、防御貫通

Lv.2:攻撃力+200 魔物特攻ダメージ1.5倍、防御貫通

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


割と優秀なスキルだ。素早い相手の時でも、10〜20発ほどばら撒いておけばだいたい当たる上に防御貫通効果まである。本職冒険者でも、魔法系ならばC以上はだいたい取得しているそうだ。物理系でも高ランクになれば手札の一つとして取得している優秀なスキル。それが1000レベルに達すれば取れるのだから、これはレベル上げしかないだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天宮 宙 15歳

レベル:1021

HP:98300/ 102100

MP:8710/10210


基礎攻撃力:1532(1021)

基礎防御力:1532(1021)

基礎魔法力:1532(1021)

基礎速度力:66365(51050)

基礎精神力:1532(1021)


ジョブ:剣士Lv.6

加護:月の加護

取得スキル:月光・神速Lv.1 武器魔法Lv.9 基礎ステータス上昇Lv.8

      黒霧Lv.7 魔物語通話Lv.4 瞬身Lv.7 直感Lv.9 転身Lv.9

      罠感知Lv.5 階層地図Lv.ー カウンターLv.7

特殊スキル:異種間共闘Lv.1 念話Lv.4

固有スキル:反射

称号:親睦の証 キング殺し/B 


スキルポイント:33

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


とまあ、それは置いといて、さっき放った光弾の二発がクラウンバットに直撃し、

動きが鈍ったところにすかさず結衣が追撃の風魔法を放ち、クラウンバットのHPを大きく削り取る。

ここはオレの役目か。(解除、速度30000→攻撃27000)

そのまま武器魔法を発動し、クラウンバットを強化した攻撃力で切り刻む。

残りHPが1割を切った辺りで、半ば瞬間移動気味の素早さで連続の攻撃から抜けられる。

が、そこに追撃の一閃を放ち、それで勝負はついた。

魔法系という事は、魔法攻撃、魔法防御は強くても物理防御が弱いことが多い。近接に持ち込めば楽勝だった。

そんな感想を言い合いつつ、中ボス撃破で現れた魔法陣に乗って迷宮外に出る。

まだ名前は決まらないが、クランができるのが楽しみだーー


久しぶりに間に合った気がします。これ言ってるの悲しい。

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