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リアルゲーム  作者: ありんこ
五章:レベリング
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七十一話:今月の試験

二月も今日で終わり、明日からまた新しい月が始まる。

毎月最後の日には、必ずあれが行われる。

そう、変動試験だ。




「みんなわかってたと思うけど、今月の試験はCランク迷宮5階層までの試験だよ〜。

場所以外はほぼほぼ前のやつと同じだから、説明はナシ!

ちなみに集合は5時。それまでに迷宮前に来といてね〜」


いつも通りの軽い説明だ。そして、今回の試験は多分前のよりも簡単になるはずだ。

なぜか。 単純にCランク迷宮は難しい。魔物ももちろん強いが、何より罠が多い。

そしてこの罠は一定周期で変わる(この前はそれでHPが3割なくなった)。

あとはただ単純に迷宮内が広過ぎるというのもある。


攻略するには、300Lvで取得可能な『罠感知』、それと、500Lvで取得可能な『階層地図』ーー今いる階層の行った部分のみ表示されるーーの二つは必須だ。

そして同じく500Lvで取得可能な『カウンター』、これがあるとないとではかなりの差がつく。

6階層の敵は攻撃が強い。そして何よりも5、600程度のレベルでは意味をなさない防御力。

オーガという名のツノのはえた人型魔物だ。ちなみにC +ランク。


ちなみにこのカウンターというスキルは、オレが前々から良いと思っていたスキルだ。

なんかこういうのは嬉しくなる。なぜだろう。





4時58分。

全員が今か今かとスタートの合図を待ち構えている。

今回の制限時間は8時まで。

9時から始まる魔物の強化タイムに重ならないように配慮してくれているのだろう。

あれは本当に地獄だった。

一回、レッドトロルの強化版に殺されかけた(アイテムのおかげで瀕死で耐えた)あと、

1週間ぐらいはぼーっとしていた気がする。

高野達に励まされて、(なんやかんやあったけど黒歴史ぽいので割愛する)やっとまた戻ってこれたけど、

あれはかなりやばかった気がする。学校側の配慮に感謝。


とか思ってる間にはじまっていた。

出遅れたのも数秒だし、ここから巻き返して行こう。

一話目です。

二話目は多分夕方か夜です。

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