五十九話:再挑戦
長い(かも)とか言っといてすみません、、、。
夕方。
「どのランクにいける?」
先輩から、そんなメッセージが送られてきた。
迷宮のランクのことだろう。
「Cランクの魔物は倒せるようになりました」
とりあえず、今の実力を伝えておく。
先輩もいるし、Cランクの迷宮が適切だろうが、そこは先輩が決めた方がいいだろう。
「じゃあ、明日からの3連休はCランク迷宮に行こう。いつなら空いている?」
「予定はありません」
「迷宮には籠れるか?」
「大丈夫です」
「じゃあ準備をしておけ。テントと食料があれば大丈夫だ。危険はない」
迷宮内で一晩を明かす事は、上位の冒険者にとってさほど珍しい事ではない。
特にBランク迷宮を超えると、必ず1、2回は迷宮内で睡眠を取るほどの広さになってくる。
だから授業でも簡単な方法は教わったし、来月には実践もあるらしい。
が、その場合は必ずどれかアイテムを使用しろと先生は言っていた。
確かーーAランクアイテム、「隠密のトーテム」
もしくは、同じくAランクの「魔除けの腕輪」
前者は自分が見つかりにくくなり、後者は魔物が自然とそこに寄り付かなくなるらしい。
片方だけでもA +ランク、両方使えばSランクまでの魔物を避けれるとのことだ。
それ以上になるとSSランクのアイテムを使うそうだが、まあそれは関係ないだろう。
ともかく、先輩はアイテムは要らないと言った。
先輩が持ってくるのかもしれないが、言い回し的にアイテム自体が必要ないように聞こえた。
少し、いやかなり不安だが、先輩のいうことだし信じてみるべきだろう。
思っていたより早いリベンジとなった。
不安はあるが、楽しみだ。
いいかげん田中を越したいし、何よりも高野たちとまた迷宮に行きたいしな。
実力をつけねば。
あとはーーSクラスホテルの温泉気持ち良いし……




