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リアルゲーム  作者: ありんこ
三章:迷宮学校
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四十五話:探索しよう!

宙くんは振り回されすぎたせいで口調が多少変になってます。

苦労するよね……(泣)


さて、告げ口を終えたわけだが、はっきり言ってやることがない。

今からダンジョン探索にでも行くか。

いや、なんか今日はゆっくりしたい気分だ。

まあ、ここに何があるのかを知っておくのも良いだろう。

と、言うわけで、店巡りをしようと思いたった。

そして今、さっき行ったDランクダンジョンにいる。

なんでこうなった……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ことの起こりはオレが服でも揃えるかと思って洋服店に入ったことだ。

店の扉をあけて中に入り、まずはぐるっと店内を見て回っていると、

更衣室の前に見覚えのある顔を見つけた。

今思えばその場所をすぐに立ち去るべきだったのかもしれない。

その男、眼鏡をつけた知的そうに見える高野康弘は、いきなり振り返り、

オレを手招きした。

何かと思って近づいたのが運の尽きだ。

お前も道連れだなどと意味のわからない言葉を呟きながら

その場で待たされること数十秒、更衣室のカーテンが開き、中から

双子だと言っていた高野結衣が現れた。

どう? と聞かれて素直に良いと思うよと答えたら、康弘から

怨念のこもった視線を向けられ、その後一時間ほどかけて

その目の意味を理解させられた。

女子の買い物は長い……。

ちなみに、一時間で終わることができたのは、オレと康弘が協力して

ダンジョン探索に意識を向けさせたからだ。

今は実戦経験のない2人に多少レクチャーをする形で1階層を攻略している。

2人はどちらもレアな加護と高い戦闘センス、それに固有スキルも持っていて、

すでにオレより強いんじゃないかと思う。

まあオレも言うほど実戦経験があるわけではないしな。

それはそれとして悔しさはあるので、すぐに抜き返してやろうと思う。

良いライバルになれそうだ。


「宙、階段あったけど」


「もう6時ごろだし、今日はここで終わりにするぞ」


そうそう、2人とは名前で呼び合うことにした。

どっちも高野で分かりづらいし。

もしかしたら、初めて同級生を名前で読んだかもしれない。

綾? ……ちょっと記憶にないかなー。


「どうした?」


「いや、ちょっと考え事。

よーし、じゃあ帰るか!」


「また3人で来ようぜ」


「楽しかったしね!」


こう言うやりとりがすごく新鮮で、オレはこの学校で頑張っていこうと思えた。

余談だが、ホテルの温泉はとても気持ちよかった。

これもSクラスでありたい気持ちの一つである。


これで3章は終わりです。

4章は、バトルと学校が半々ぐらいになります。

戦闘描写は苦手ですが、これからも頑張っていきますので、

これからもよろしくお願いします!

ちなみに、明日の更新は10時(夜)頃の予定です。

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