プロローグ
龍
7(シ)+4(ヨン)→11(暗黒の母)
とある宇宙に一つの飛行物体が漂っている。その中は星一つ分の大陸が造られており……そこでは人種様々な人々が平和に暮らしていた。
「ねぇ〜!ママ!!次は彼処に乗りたい!!」
少女が親に何かを指差している。親がその方向を見て頷く。
「支配者の大三角か……!良いぞ!!行こう!!!!」
その建物は広大な砂漠にあり円盤の飛行物体達が忙しなく出入りしていた。
「……世界の鍵が眠る遺伝子博物館へようこそ」
そして場面は緑豊かな森へと変わる。映るのは白亜の博物館だ。そこでは社会見学に来ているであろう子供達が瞳を輝かせていた。
「小鬼、大鬼、蜥蜴人……。今ヤ動物園ニ当タリ前ノヨウニ存在スル彼等デスガ一昔前マデハ空想上ノ世界ノ住人トシテ扱ワレテイマシタ」
子供達に説明をするのは精巧に造られ過ぎた人型の動像だった。人型は巧みに手で立体映像を操作しながら説明をする。
「デスガソレハ過去ノ話」
そして3人の立体映像を写す。それを見た子供達は黄色い悲鳴をあげた。
「天翔ける科学団だっ!!」
1人の子供が叫んだ。その言葉を合図に周りの子供達は四角い物体を取り出す。備えられる一面の出っ張りを押すと立体映像が展開され映像を撮影し始める。そして荒野で聳える巨像に場面が変わる。近くに金鉱脈の鉱山があり其処から楽しげな唄声が岩を削る音に乗り聞こえてくる。
「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」
鶴嘴を両手に持ちそれを前に伸ばし腰を落として上下に激しくシェイクしながら右に左に体を揺らす。
「尻尾をふりふり こんこんこん♪」
元気よく回転して背中を向け、鶴嘴を股で挟んだ後に、腰に手をあて、しっぽを振りながら腰を振る。
「耳の先だけ くっろいぞ♪」
しゃがんで耳に手を当て上目使い。
「尻尾の先は しっろいぞ♪」
体を半身にして尻尾を手でもちあげ先を見せつけてくる。
「よっこらふぉっくす こんこんこん♪」
冒頭と同じ振りだ。
「もふもふふかふか こんこんこん♪」
背中を向けて尻尾と腰を振る。
「こーーーーん♪」
最後は全員でおもいっきり飛び跳ね、心底楽しそうに叫ぶようにして終了。 ちなみに幼女ではなく全員がむさくるしい男だ。そして最後は雪原に建つ大灯台。その最上階には広大な会議室がある。たった今からプレゼンテーションが始まるらしく進行役が映像を写しつつ始まりの声をあげる。
「長らくお待たせいたしました。只今から天翔ける科学団の副代表リュション・ヴォレ・ルージュ氏が論文を発表致します。御清聴下さいませ」
そして白衣に身を包んだ若い男が壇上に現れる。
「……『ユグドラシル』は変革期へ突入します」
この言葉に反応し映像機から立体映像が現れた。
コンコンコンをコピペしました。
動きとしては
『鶴嘴を両手に持ち
それを前に伸ばし腰を落として
上下に激しくシェイクしながら右に左に体を揺らす』
↓
『元気よく回転して背中を向け、鶴嘴を股で挟んだ後に、腰に手をあて、しっぽを振りながら腰を振る』(しんのすけのように)
↓
『しゃがんで耳に手を当て上目使い』
↓
『体を半身にして尻尾を手でもちあげ先を見せつけてくる』
それをむさ苦しい男達がやります。