目次 次へ PR 1/37 プロローグ なぜ? どうして? そんな言葉が頭を過ぎる。 いつも、いつも。 繰り返される問い。 なぜ、あなたは死んでしまったのだろう。 なぜ、未来を見ようとしなかったのだろう。 あなたが大切だったのに。 あなたのことをこんなに思っているのに。 そんな人間がいることを。 どうして、あなたは忘れてしまったのだろう。 どうして、気づかなかったのだろう。 例え、離れ離れでも。 あなたが生きている。 それだけで、よかったのに……。 そう思う人間が、ここにいるのに。